夏用の涼しいテントおすすめ10選｜ファミリーキャンプに役立つ夏用テントも

夏場にキャンプに行くなら涼しいテントがおすすめです。せっかくキャンプに行ったのに暑くて寝つけないなんて経験したくないですよね。通気性がいい涼しいテントなら、夏の海や公園で快適に過ごすための暑さ対策としてもうってつけです。

また、涼しいテントといっても、さまざまな素材や機能の商品があります。人数や用途に合わせて選ぶのが重要です。しかし、メーカー・タイプ・サイズなど選択肢が多くて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、おすすめの涼しいテントを10点厳選して紹介します。また、涼しいテントの正しい選び方やコールマン・スノーピーク・モンベルなどの人気メーカーの特徴などについても解説。ぜひ本記事を参考にあなたにぴったりの涼しいテントを見つけてください。

テントインナーがメッシュになっていることで、夏場でも風を通しやすく虫の侵入を防ぐことができます。テントインナー全体がメッシュになった「フルメッシュ」タイプは、夏の暑い夜にテントをフルオープンにできます。

熱気で暑い夏のテント内も、インナーメッシュなら通気性がいいので熱がこもりません。空気の入れ替えも楽に行え、初心者の方も安心してキャンプを行うことができます。また、インナーメッシュテントは虫の侵入を防ぐため、子どもがいるファミリーキャンプにとても向いています。

テント前でバーベキューをする場合も、テント内に匂いがこもらず快適です。

ポリコットン素材は、ポリエステルと綿の混紡素材です。ポリコットン素材は火に強く、火の粉が舞っても穴が開きにくい特徴があります。また、遮光性が高く、耐水性がコットン生地に比べて高いです。

通気性もいいので、寝苦しい夏の夜でも快適に寝ることができるでしょう。また、ポリコットン素材のテントは、経年劣化の原因のウレタンコーティングがされていないので、お手入れすることで長く使えます。

しかし、保管の際に十分乾燥させないと、カビや悪臭が発生する可能性があります。使い終わったあとは必ず日陰で干して乾燥させ、直射日光の当たらない風通しのいい場所で保管しましょう。

コットンテントの耐水圧は、350mm程度を目安に選ぶのがおすすめです。コットン素材は水を吸収して膨張するため、一般的なポリエステルテントに比べて耐水圧が低い場合でも、十分に雨漏りを防げます。

さらに、コットンテントは丈夫で長く使えます。ただし、ポリエステルテントに比べて重いので、買う際にはしっかりと重さをチェックしましょう。湿気を吸うとさらに重くなるので、撤収の際に注意が必要です。

コットンテントというとティピー型を思い浮かべる人が多いと思いますが、その種類は豊富です。ベル型・ロッジ型・Aフレーム型などさまざまあるので、おしゃれなキャンプを楽しめます。

テントの中には、夏の暑い中でのキャンプでも涼しく楽しめるような工夫が施されたテントがあります。ここでは、ベンチレーション機能とUVカット機能を紹介します。

夏場のキャンプはテント内が高温多湿になりやすく、ベンチレーション機能がとても役立ちます。テント内の快適さを保つために、ベンチレーション（通気性）の有無をしっかり確認し、テントを選びましょう。

防犯上やプライバシーを考えると、暑くてもなかなか幕を全開にはできないもの。しかし、この機能があれば天井部にあるトップベンチレーションやサイドの通気口から、テント内の温まった空気を排出し、テント内の温度を下げることができます。

UVカット機能があるテントは、テント内の温度が上がりにくく快適に過ごすことができます。さらに、テント幕にUVカット加工が施されたテントであれば、日焼けを気にせずゆったりとくつろげます。

日差しの暑さを考えると、テント入口をなかなか開けられない方もいるでしょう。その場合は、テントとタープを組み合わせて使うことで日差しをカットすることができます。タープにUV加工が施されている場合は、より紫外線を気にせず楽しめるでしょう。

コスパにこだわる方は、コールマンの涼しいテントがおすすめです。コールマンは100年以上の歴史を持つアメリカの老舗アウトドアメーカー。ラインナップが豊富で、低価格にもかかわらず高品質の商品が多いのが特徴です。

家族で夏のキャンプを楽しみたい方は、コールマンの「タフスクリーン2ルームハウス」をおすすめします。コールマン独自技術のダークルームテクノロジーを搭載していて、太陽光を9割以上カットします。日光の透過を最低限に抑えられるため、夏でも快適にキャンプを楽しめます。

機能性と耐久性を重視するなら、スノーピークがおすすめです。スノーピークは、品質とデザインにこだわり抜いたアイテムを提供する日本のアウトドアメーカー。機能性が高く耐久性があるキャンプギアを多く製作しています。また、おしゃれなデザインも人気がある理由のひとつです。

夏のキャンプを楽しみたい方は、スノーピークの「メッシュシェルター」をおすすめします。メッシュシェルターは、その名のとおりメッシュパネルが多く開放的なシェルターテントです。通気性がよく、UV加工をしっかり施しているため夏のキャンプにうってつけといえます。

軽くて設営しやすい涼しいテントがほしい方は、モンベルをチョイスしましょう。モンベルは、1975年に大阪で設立された国内最大手のアウトドアメーカーです。登山向けの商品を主軸として、さまざまな高品質なアウトドアギアを提供しています。

「ムーンライト5」は、4面すべてにメッシュ窓があり非常に通気性がいいのが特徴。また、本体をフレームに吊り下げるだけで設営できるので、素早くテントを組み立てたい方にもおすすめです。

テント幕を外し、メッシュ素材のインナーテントのみを張ることで、通気性が高まり涼しく感じます。さらに、オープンタープの下にインナーテントを張ると、通気性がよくなりプライバシーも守れます。

テント内が蒸し暑くなると熱中症の危険性が高まるので、通気性は非常に重要です。さらに、オープンタープを張ることによって、上方からの日差しを防ぐことができ、日焼けの心配も減るでしょう。

少し寒いと感じたときは、インナーテントの上に他のテントを張ったり、テント幕を使いフルクローズにすることで簡単に解決します。タープとインナーテントを活用することで、さまざまな気温に対応できるでしょう。

夜寝るとき、ランタンでテント内の温度が上がったことはありませんか。その場合におすすめなのが、バッテリーランタンやLEDランタンです。燃料を使わないので、普通のランタンと比べ熱くなりにくく夏のキャンプに適しています。

また、蚊取り機能が付いたバッテリーランタンもあります。夏のキャンプの夜でも、暑さや虫を心配せずに快適に眠ることができます。明るさだけではなく、快適に過ごせる機能があるランタンを選びましょう。

通常の寝袋、暑い夏には適しません。しかし、この封筒型寝袋は夏の夜の悩みを解決できます。封筒型寝袋は、夏のように暑さを防ぎたい場合はジッパーをあけて敷布団や掛け布団にできます。

さらに、ジッパーを閉めるとすっぽりとくるまれるので、肌寒い場合にも使える万能な寝袋です。夏のキャンプでは、寝汗をかく場合が多いでしょう。そんな場合でも、丸洗いできる封筒型寝袋は手入れがしやすくおすすめです。

夏の暑い日には、サイトの周りに打ち水をすることで、暑さを和らげることができます。テントやタープに少し水をかけることで、テント内の温度の上昇を防げます。

夏は、バーベキューや焚き火でさらに温度が上がることがあり、その場合は打ち水がとても効果的です。暑いと感じる場合や、熱気を下げたいときには打ち水を行いましょう。

エアーベッドは、空気の量でクッションの硬さを調節できるとても便利な寝具です。空気により厚さができるので、地熱からの温度の伝わりを防ぎ、テント内でも心地よく眠れます。冬には、テント内の冷えから守ってくれる優れものです。

また、空気で膨らませるので、空気を抜くことでコンパクトに持ち運べます。小さくたたむと、収納の幅も取らずコンパクトです。快適な睡眠のために便利なエアーベッドをおすすめします。

暑い夏のキャンプで使用するテント選びには、テントの通気性や遮光性はもちろん、UVカット、ベンチレーション機能も欠かせないポイントです。ぜひこの記事を参考にして、快適な夏キャンプを楽しんでください。