封筒型シュラフ（封筒型寝袋）おすすめ18選｜冬に使える最強シュラフも

寒さが厳しい冬にファミリーキャンプや車中泊をするなら、暖かく寝心地がいい封筒型寝袋（シュラフ）がおすすめです。封筒型寝袋はサイズ展開が広く、1人用を2つに連結してカップルで寝たり、ワイドサイズなら4人のファミリーキャンプで一緒に寝られるんです。ダウン素材タイプは保温性も抜群なので、冬でも快適に寝られますよ。

しかし、封筒型寝袋は取り扱うメーカーが多く、素材・保温性・寝心地・機能性なども異なり、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。また、寒さの厳しい季節なら、快適使用温度も把握しておかなければ、ぐっすり寝られません。

そこで今回は封筒型寝袋おすすめ人気商品を紹介します。また快適使用温度や、冬にも最強な商品・封筒型シュラフのメリット・使い方・連結・分離タイプ・モンベル・ナンガ・コールマンなどの人気メーカーも解説するので、最後までご覧ください。

\この記事を見る前に/

本当に「封筒型寝袋」で大丈夫ですか？

”納得感”を持って寝袋を選んでほしいからこそ

「”なんとなく”封筒型寝袋がよさそう」

と思っている方は

寝袋の選び方を”どこよりも”詳しく解説している

以下の記事を先に見るのをおすすめします

封筒型シュラフとは、まさに封筒のような長方形のシュラフのことを指します。封筒型シュラフは布団と同じような形状なので、体に密着しすぎず寝心地がいいのでキャンプ初心者の方にもおすすめです。また商品によっては寝返りが打てるものもあります。

封筒型シュラフは複数のシュラフを連結して、大きな寝床を作ることも可能です。そのため、ファミリーキャンプでもよく選ばれています。

封筒型シュラフのメリットは動きやすいことです。マミー型のように体に密着していると、シュラフ内ではほとんど動けません。しかし、封筒型なら余裕があるので比較的自由に動けます。

そのため気密性が低く、夏のキャンプでも使いやすいこともメリットです。夏はテント内が高温になるので、気密性の高いシュラフでは寝心地が悪く、なかなか眠れない可能性があります。

また、封筒型シュラフはマミー型シュラフに比べて価格がリーズナブルで、キャンプ初心者の人でも購入しやすいです。封筒型シュラフは同じモデルであれば連結できるものが多く、お子様と一緒に寝られることも魅力です。

広々と使える封筒型のシュラフは、密着度が低いのが特徴です。そのため、5℃を下回ると寒さを感じやすく、特に足元や腰から下がなかなか温まらないといったデメリットがあります。

一晩中温かさを保ったまま寝るためには、カイロ・湯たんぽ・毛布などを用意したり、インナーシュラフと呼ばれる寝袋用の薄手のフリースを首や下半身に巻くのがおすすめです。

ダウンはガチョウやアヒルなど、水鳥の羽毛を使用した天然素材で、軽量かつ暖かいのが特徴です。ダウン素材のメリット・デメリットを紹介するので、チェックしておきましょう。

化学繊維は使い勝手がよく、比較的に安い価格で購入できるのが特徴です。化学繊維のメリット・デメリットを紹介するので、ダウンとどこが違うのか参考にしてください。

▼封筒型ダウンシュラフをもっと知りたい方はこちらの記事もチェック！

Amazonや楽天でシュラフを購入するときは、商品掲載ページに「使用温度目安」が表記されています。シュラフは使用する場所の最低気温から、−5℃を目安に快適温度を選ぶと安心して寝られます。

たとえばキャンプ場の最低気温が5℃なら、快適使用温度は0℃のタイプを選べばOKです。夏用・冬用・3シーズン対応の快適温度を紹介するので、季節に合ったものを選びましょう。画像は目安であり、地域や標高で温度は異なります。

封筒型寝袋はサイズが大きくかさばりやすいため、荷物の多いファミリーキャンプでは場所を取る場合があります。最適なのは、軽量でコンパクトに収納できるダウン素材で、圧縮すればかさばらずに持ち運びが可能です。

また、収納する際にズレて収納しにくいものもあるため、折りたたみやすさも重要になります。なかには半分に折りたたんだ中央部に、ズレ防止の留め具が採用されているタイプもあるので、固定すればズレずに巻けて簡単に収納できます。

シュラフのサイズが自分の体形に合っていないと、快適に眠れません。とくに身長が高い方はシュラフの長さを意識して選んでみてください。自分の身長より大き目のサイズを選ぶと、窮屈さが軽減されます。また冬のキャンプの場合は厚着をして寝る可能性もあるので、その分も考慮して選んでください。

「モンベル」のファミリーバッグシリーズは、化学繊維からダウン素材を採用したタイプまであり、季節に合った寝袋が選べるのが魅力です。化学繊維はホローファイバー（繊維内部が空洞）を使用しているため、速乾性があり雨や汗で濡れてもすぐに保温力が回復します。

また冬に最適なダウンは、たっぷりと素材が封入されているため、ロフト（かさ高）が高く保温性にも優れていて、キャンプや車中泊など幅広いシーンで活躍します。

「ナンガ」はアウトドア寝具の企画・製造・販売までこなす、羽毛商品に特化した日本のメーカーです。熟練された職人がノウハウを活かし、手作りでダウンの片寄りを防ぐための縦横ボックスキルトを施しています。

人気のラバイマ バッグシリーズは、保温性・耐久性・反発性が強く、かさの高い原毛スペイン産ダックダウンを採用しているため、ヘタリが少なく長く使っていてもロフトが保たれる構造になっていて、厳冬期にも使用可能です。永久保証が付いているので安心して使えます。

「コールマン」はリーズナブルな価格で購入でき、絵柄・素材・サイズなどの種類が多いため、選択肢が広いのが特徴です。シュラフどうしの連結や・上下を分離すれば1人用が2つになるタイプもあるので、シーンに合わせて使えます。

人気のアドベンチャークッションバッグは、ミニバンにピッタリなサイズ（横幅150cm）で、ファミリーでの車中泊にもおすすめです。また、洗剤を使って洗濯機で丸洗いできるため、汚れを気にせずガシガシ使えます。

ファミリーキャンプをするなら、家族4人で快適に寝られる「ファミリータイプの封筒型シュラフ」がおすすめです。封筒型シュラフは横幅が広く設計されており、寝返りが打ちやすく窮屈さを感じさせないため、家の布団のような感覚で朝までぐっすり眠れます。

また家族それぞれの寝袋を用意するとなると、出費が増えてしまうほか、設置・撤収するときも時間がかかってしまいます。しかし大型の封筒型寝袋が1つあれば、設置・撤収が楽で、価格も大幅に抑えられるのでおすすめです。

テント泊が人気を集めているなか、車中泊もブーム真っ只中（まっただなか）です。冬の車中泊は風は遮られるものの車内は外気温に近いので、しっかりとした寒さ対策をおこないましょう。

封筒型シュラフのなかには車中泊用に作られた、ミニバンの後部座席にぴったりの（横幅150cm）サイズの寝袋も多く販売されています。ロゴスの「ミニバンぴったり寝袋」なら、適正温度目安 -2℃まで対応しているので冬でも安心です。家族同士で温まりながら車中泊を楽しみましょう。

封筒型シュラフの使い道は寝具だけではなく、ファスナーを開けてスライダー（金具）を取れば、ブランケットとして使用可能です。冬キャンプは寒さとの戦いなので、テント外で過ごすときは羽織ったり、ひざ掛けとして使えば、冷えた身体を温めてくれくれます。

またテント内にいるときは、レジャーマットのように広げて敷くと、地面の凸凹が軽減されて過ごしやすいです。冬用の封筒型シュラフを選ぶときは、汎用性の高さもポイントになります。

\封筒型以外の寝袋が気になった方へ/

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幅広くゆったりと寝られるのが魅力の封筒型寝袋を冬に使用する場合、冬用の素材のものを選んだうえで、防寒対策をするのがおすすめです。たとえば、中の空間がゆったりしているため、毛布を入れれば暖かさもアップします。

ほかにも、インナーシュラフと呼ばれる寝袋用のフリースを、首・肩・腰などに巻くのがおすすめです。カイロや湯たんぽも重宝しますが、低温火傷しないために、タオルや靴下で包んで使えば対策になります。

シュラフの汚れが気になっている方はたくさんいます。そんな方のために、ここではシュラフのお手入れ方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。

1. 寝袋をぬるま湯（40℃以下）につけて洗剤を入れる
2. 足などで押し洗いをする
3. 何度がお湯をいれかえながらよくすすぐ
4. バスタオルに挟んで水分を吸い取る
5. 【ダウンの場合】乾燥機で乾燥させる・【化学繊維の場合】日陰に干して乾燥させる

封筒型寝袋はソロでも使用できますが、ファミリーキャンプで使うのがおすすめです。特に冬の寒い時期には、湯たんぽやカイロなどを併用すると保温性がアップしますよ。封筒型寝袋を手に入れてキャンプで快適な睡眠を取りましょう。