軽量コットおすすめ6選｜2kg以下や簡単組み立ても【ヘリノックスなど】

「地面の凹凸が気になって眠れない」「冬キャンプの地面が冷たすぎて寒さで起きてしまう」など、キャンプでの睡眠に満足していない方は少なくありません。そんなとき、コットがあればキャンプでも快適な睡眠が得られます。

コットとは、キャンプなどのアウトドアで使用する簡易ベッドの総称です。地面との間に空間を作れるので、石による凹凸や地面の冷たさも気になりません。しかし、いざ購入するとなると通常コットと軽量コットのどちらがいいか悩みますよね。実は、軽量コットは収納面でも優れているので、1台持っておくと便利です。

そこで今回は、軽量～超軽量なコットの人気おすすめ商品を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。2kg以下でコンパクトに収納できるモデルや、寝心地のいい幅広モデルも紹介します。

有名メーカーから販売されている一般的なコットは、4kg～6kgのものが多いです。厚めの生地とはっちりした足のコットだと、どうしても総重量は重くなります。しかし、近年は軽量なコットが次々と発売されていて、キャンパーの間でも話題です。

軽量なコットの基準は2kg～3kg程度ですが、軽量コットの需要が多いのでコットの軽量化が進んでいます。超軽量なものだと2kg以下のコットもあり、収納性にも優れているので登山やツーリングキャンプにもおすすめです。ちなみに、主要メーカーからは1kg以下タイプの販売はありません。

軽量コットは、ローコット・ハイコット・2wayコットの3種類に分けられます。

【コットの種類】

• ローコット：地面高が20cm前後のタイプ
• ハイコット：地面高が40cm前後のタイプ
• 2wayコット：ロースタイルとハイスタイルを切り替えられるタイプ

コットの足の長さも総重量に影響するため、ほとんどの軽量コットはローコットです。ハイコットに軽量なものは少ないですが、2wayコットでは軽量モデルも販売されています。ハイコットの購入を考えている方は、便利な2wayコットをチェックしてみてください。

軽量コットを選ぶときは、収納性もチェックしましょう。軽量コットは、コンパクトに収納できるものが多く販売されています。ファミリーやグループなどの大人数キャンプで人数分のコットを用意するのであれば、車載スペースの確保も必要です。

また、できるだけ荷物を少なくしたい登山やツーリングなどのソロキャンプでは、バックパックに収まるかも大切なポイントになります。総重量だけでなく収納サイズも確認して、設営しやすく持ち運びやすいものを選びましょう。

キャンプでの快適な睡眠を目的とするコットなので、選ぶときは寝心地のよさにもこだわってみてください。生地の張りが強いコットほど、寝心地がいいとされています。購入するときは、実店舗で生地の張りを確認できると安心です。

また、寝返りできる幅広タイプのコットなら、さらに安眠できます。寝返りできる横幅の目安は、65cm以上です。よく寝返りをする自覚がある方や眠りが深い方には、幅広タイプのコットが向いています。

ヘリノックスは、韓国の『DAC社』が2009年に立ち上げたアウトドア・ファーニチャーの世界的ブランドです。ヘリノックスの『コットワンコンバーチブル』は、進化系軽量コットとも呼ばれる2wayコットです。

超軽量アルミポールを採用しているため、総重量は約2kgにおさめられています。また、テコの原理を応用した独自のセッティング方法で、力の弱い方でも簡単に設営可能できる点も魅力です。専用の『コットレッグ』を使用すればハイコットにできるので、シーンに合わせて使い分けられます。

アメリカ生まれのサーマレストは、「アウトドアで最高の眠りを提供する」をコンセプトに掲げるアウトドア用睡眠グッズメーカーです。多くの登山家に親しまれているサーマレストの軽量コット『ラグジュアリーライト ウルトラライトコット』は、183cmと196cmのサイズ展開をしています。

サーマレスト独自の技術で、地面の凹凸だけでなくクロスバーなどの睡眠の妨げになるものは徹底的に体に触れないように設計しているのが特徴です。総重量も1.4～1.6kgと超軽量なので、登山やツーリングなどのソロキャンプ用として高い人気があります。

ロゴスは1985年に日本で生まれたアウトドアブランドで、メイプルリーフのロゴが目印です。「海辺5メートルから標高800メートルまで」のものづくりをコンセプトに、日本品質のキャンプギアを手頃な価格帯で販売しています。

ロゴスの軽量コットは、リーズナブルな『アッセムコンパクトコット』がコスパの高さで人気です。ハイプライスが当たり前の軽量コットの中では手が届きやすい価格なので、予算を抑えたい方にも向いています。押すだけでフレームをロック＆解除できるシンプルな構造で、総重量はわずか2kgです。

コットはマットやシュラフなど季節によって組み合わせるのがベターです。夏のシーズンはコットだけでも寝られますが、寝心地をアップしたいならマットを敷くのがおすすめです。マットはクッション性を高め、保温性も上がります。

また、コットは地面からの冷気を防ぎますが、冬はマットを敷くとさらに冷気をシャットアウトしてくれます。コットにウレタンマットやシュラフなど気温やその日の環境によってうまく組み合わせると、快適な寝心地が得られます。

この記事では、軽量コットの選び方と人気おすすめ商品を紹介しました。軽量コットがあれば、大自然に囲まれたキャンプ中でも快適な睡眠を得られます。お気に入りの軽量コットを手に入れて、登山やツーリングキャンプをもっと楽しみましょう。