プリムスのクッカーおすすめ5選｜各製品の比較からレシピまで

「キャンプの荷物は増やしたくないけど、キャンプご飯のメニューは増やしたい」どうにかならないかと思っていませんか。メニューを増やすためだけに、キャンプアイテムは増やしたくないですよね。そんな方におすすめなのがプリムスのクッカーです。

プリムスのクッカーは同社のバーナーと燃料がスタッキングできるのでコンパクト。素早くお湯が沸かせ、焦がさず調理できるので、ソロキャンパーや登山者の愛用品になっています。種類が多くベテランキャンパーからキャンプ初心者までシリーズでラインナップされています。

今回はプリムスのクッカーの選び方やおすすめ、また各シリーズを比較してご紹介します。プリムスのクッカーで炊飯する方法もあるので、使い勝手のいいクッカーをお探しの方はぜひ最後までご覧ください。

極力荷物は減らしたいソロキャンプでは「イージークックシリーズ」がおすすめです。同社のガスバーナーP-115とカートリッジIP-110をスタッキングできるので携帯性抜群、アルミ製で軽量、耐久性もあり過酷な環境での使用が可能です。

取っ手がついて持ちやすく目盛りは計量カップの役目も果たします。小型のミニキットシリーズは、大変コンパクトでソロ登山やキャンプに最適です。ただしフタがかっちり閉まりづらく注ぎ口がないので注ぐ際は気をつけましょう。

「ライテックトレックケトル＆パン」は1台二役のすぐれもの、本体のケトルは1,000mlのお鍋、フタは11cmのフライパンとして使えます。直径11cmのケトルには250サイズのガスカートリッジとコンパクトバーナーがきっちり納まります。

耐腐食加工、内側にはノンスティック加工が施してあり、耐久性が高く焦げ付きにくいのが魅力。底面に滑り止め付きで安定がよく炊飯も可能です。ケトルだけが必要な方はライテック・ケトル0.9も試してみてください。

耐久性の高いお鍋を長く使うと愛着がわきますよね。「ライテックポットシリーズ」はハードアノダイズド加工だから、摩耗・腐食強度が高く耐久性抜群なシリーズです。アルミ製のクッカーが2つ・湯切り穴付きのフタ1つ・ハンドル1つのセットなどがあります。

湯切り穴があり注ぎやすいので調理がスムーズ。焦げ付きにくく汚れが落ちやすいためメンテンスも楽です。底面に滑り止めがないので気をつけましょう。セット外のバーナーはスタッキングしきれないので要注意です。

茹でる・煮る以外にも、炒めたり焼いたりレパートリーを増やすなら「ライテックセラミックフライパン」は便利です。軽量アルミ製クッカーで、内側はセラミック加工が施されているため調理が楽です。ハンドルが折り畳めるので収納もコンパクトに。

ハードアノダイズド加工で耐久性が高く、焚き火・ガスバーナーを使用しても焦げ付きにくいのが魅力です。大きめでも熱伝導率がいいのでおいしく仕上がります。ただし広く浅いため、お湯を沸かすには不向きです。

プリムスのクッカーは同社のガスバーナーと相性がよく、スタッキングしてあればセットしてすぐにお湯が沸かせて便利です。直火に強く長時間の調理が可能なので、屋外で焚き火や炭火料理に使うのに最適です。

一般的なアルミ製調理器具はIHに対応しますが、プリムスのものはIHには対応していません。もしクッカーを自宅のIH機器で日常使いするのであれば、他メーカのIH対応のクッカーを探してみるといいでしょう。

キャンプや登山で料理をする際には人数に合わせたクッカーを用意しましょう。ソロであれば大きすぎると効率が悪く、反対に人数が多いのに小さなクッカーでは役不足です。

ソロにぴったりな「イージークックシリーズ」、1〜2人なら「ライテックトレックケトル＆パン」で2刀流使い、それ以上なら耐久性のある「ライテックポットシリーズ」を揃えておけば、快適に調理できるでしょう。いくつかのクッカーを組み合わせて使うのもおすすめです。

プリムスのクッカーは、バリエーション豊富です。以下の一覧表をチェックして自分のキャンプスタイルに合うクッカーを選んでみてください。

キャンプで食べる白米は格別においしいですよね。ここではプリムスのクッカーで炊飯する方法を紹介します。お米の分量は適宜調整して作ってみてください。

1. たっぷりの水でお米1合を研いだら、30～60分水に浸しておきます。
2. 水200～240mを目盛りで合わせる、もしくはアウトドアで使われる方法『米の表面から指の第一関節まで』を目安にします。
3. 米と水をクッカーに入れて蓋をします。
4. 強火～中火で3～5分加熱します。
5. 沸騰したら弱火にします。吹きこぼれない火加減をキープしてください。
6. 弱火にしてから5～10分ほど加熱して、蓋の隙間から出る湯気が少なくなったら火を止めます。ピシピシと聞こえる小さな音が合図になります。
7. 火を止めて10～20分蒸らして完成です。寒い季節はタオルで包んで保温してください。

少しの時間でお湯が沸かせ、焦げつかさずに調理ができるプリムスのクッカー。同社のガスバーナーがスタッキングできるので持ち運びも楽なすぐれたアイテムです。使い勝手がいいプリムスのクッカーでキャンプ料理を楽しみましょう。