100均の鉄板が優秀すぎる！ソロキャンプにおすすめなミニ鉄板も紹介！

キャンプ飯の定番といえば網焼きですが、鉄板を取り入れると料理のレパートリーが広がります。100均のキャンプコーナーに売られているミニ鉄板は、ソロキャンプにちょうどいいサイズなので鉄板デビューにおすすめです。

しかし、鉄板はシーズニングなどのお手入れが欠かせないため、初心者には難しそうなイメージがありますよね。実は、シーズニングの方法は覚えてしまえばとても簡単です。また、使用後のお手入れもシンプルなので、扱いやすいミニ鉄板で試してみてください。

今回は、100均の鉄板の特徴や魅力を紹介します。また、セリア・ダイソー・キャンドゥのミニ鉄板比較やシーズニングの方法も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

アウトドア調理用として定番の鉄板ですが、100均で販売されている鉄板が人気です。ミニ鉄板は、ポケットストーブやウッドストーブなどの上に置いて使用できるので、ソロキャンプでも卓上で一人焼肉を楽しめます。また、ワンサイズ大きい鉄板ではステーキも調理可能です。

また、焼き網のあいているところに鉄板を乗せて厚めの肉やホルモンを焼くと、焦げつかずにおいしく焼き上げられます。いつものキャンプ飯に鉄板を加えるだけで料理のレパートリーが広がるので、手に取りやすい100均の鉄板をぜひ試してみてください。

100均のミニ鉄板は1人用にちょうどいい大きさなので、荷物を少なくしたいソロキャンプや登山にぴったりのアイテムです。約100～200gと軽量でかさばらないため、ポーチやバッグの隙間に差し込んで持ち運べます。

ダイソーで販売しているポケットストーブと組み合わせれば、ミニマムキャンプでも本格的な焼肉も可能です。ミニ鉄板は卓上での調理ができるので、自分の食べたいものを焼きながらゆっくりした時間を過ごせます。

ダイソーとキャンドゥで販売されているミニ鉄板は、エコー金属の同じ商品です。一方、セリアのミニ鉄板はセリアとエコー金属の共同開発商品のため、ダイソー＆キャンドゥのミニ鉄板とは仕様が異なります。

セリアのミニ鉄板はリフターが付いていない代わりに約1mm厚いのが特徴です。鉄板は厚いほどじっくり火が通るため、焼きムラができにくいメリットがあります。片側の端が斜めにカットされたデザインで、フチもややしっかりとしている印象です。

リフターが付属していないセリアの鉄板を使用する場合は、別途用意する必要があります。リフターの代用品には、ダイソーの『ミニスクレーパー』や『ミニ起こし返し』が最適です。ミニ起こし返しはもんじゃ焼きで使用する小さめのヘラで、調理道具のため衛生面でも安心できます。

ミニスクレーパーは工具用品売場、ミニ起こし返しは調理用品売場にあるので、ぜひチェックしてみてください。なお、セリアのミニ鉄板のリフター置きとなるスリットサイズは37×4mmなので、上記商品以外でもサイズが合うものであれば代用可能です。

ダイソーとキャンドゥでは、300円商品としてワンサイズ大きい本格的な『バーベキュー用鉄板』が登場しました。エコー金属製の鉄板で、大きめのステーキも焼けるサイズ感です。ミニ鉄板に比べるとしっかりとした厚みがあるので、じっくりムラなく食材に火を通せます。

シングルバーナーや焚き火台のほかに、焼き網に乗せて使用する方法もおすすめです。肉以外にも、野菜炒めや餃子などの鉄板料理を楽しんでください。

ミニ鉄板は、初めて使う前に必ずシーズニングをしてください。使いやすくなるだけでなく、金属臭も軽減されます。

1. 中性洗剤とスポンジで、ミニ鉄板の表面の錆止め剤をやさしく洗い落とします。
2. 洗い終わったらガスコンロの火にかけて、色が変わるまで弱火で加熱します。
3. 色が変わったらオリーブオイルを塗り込みます。裏面も忘れずに塗ってください。
4. ガスコンロの火にかけて、黒くなるまで熱したら冷まします。3回くり返します。
5. クズ野菜を焦げ目がつくまで炒めます。
6. 火からおろして、オリーブオイルを薄く塗れば完成です。

使用後もシーズニングを施すと、鉄板はさらに長持ちします。洗剤は使用しないで、お湯だけで汚れを洗い流すのがポイントです。

1. ミニ鉄板の汚れをお湯で浮かせたら、たわしでこすり取ります。
2. 汚れが取れたら水気を拭いて、ガスコンロの弱火にかけて加熱します。
3. しっかり水気が飛んで乾燥したら、実に鉄板の両面にオリーブオイルを塗ります。
4. 火からおろし、十分に冷ましたら新聞紙に巻いて保管しておきます。

ダイソーでは、100均とは思えないほど高性能で使い勝手のいいステーキプレートやスキレットなどのイモノシリーズが販売されています。300円商品のステーキプレートは、229×127mmと1人用にちょうどいいサイズです。深さが22mmあるので、ステーキソースもこぼれません。

また、ダイソーで500円商品として販売されているキャンピングトースターは、食パン2枚が同時に焼けるキャンプギアです。有名アウトドアメーカーの商品とほぼ同じような形状なので、安い予算で豊富なギアを揃えたい方に向いています。

この記事では、100均のミニ鉄板を紹介しました。いつものキャンプも、鉄板が加わるだけで料理のレパートリーが広がります。ミニ鉄板に興味のある方は、100均の鉄板を手に入れてさらに快適にキャンプ飯を楽しんでください。