【最強】フィッシングカヤックおすすめ10選｜魚群探知機も紹介【釣り】

カヤックを用いた釣りは、自然に囲まれた中で行える楽しいアクティビティです。釣りに使えるカヤックは、適した製品を吟味して取り入れるとより快適に釣りができるアイテムでもあります。

カヤックには数種類あり、種類ごとに適したフィールドやスタイルが異なるのがポイントです。自身が検討している用途に合った製品であれば、釣りを快適に楽しみやすくなります。また、フィッシングカヤックは構造に特徴があり、部品ごとの役割をチェックしておくと扱い方もわかりやすくなり、どんな機能が大事なのか意識しやすいです。

こちらの記事では、フィッシングカヤックの構造の特徴や上手な選び方だけでなく、合わせて使うと便利な魚群探知機・そのほかの必需品についても説明しているので、ぜひご覧になってみてください。

フィッシングカヤックにはロッドホルダーが搭載されていて、名前が示しているように釣り竿を入れておけます。設計にもよりますが、2本から4本ほど配置できるように穴が開いていて、釣りを途中で切り上げて移動する際に両手を開けられるため、パドルを扱いやすくなるのが利点です。

釣りで使用するロッドは大きく重量があるため、専用のホルダーが配備された設計であれば邪魔にならず、便利な環境で過ごせます。柄の部分をホルダーに入れる形で使うのもポイントで、使いたい時にすぐ取り出せるよう準備できるのがメリットです。

パドルホルダーがあればパドルを使わないときに手元に設置しておけます。側面についているため、体をカヤックから離さずに手を伸ばせば取り外せる距離にあるのもポイントで、移動したい時にスムーズに取り外して扱えます。

パドルの形に合った溝が配置されているのも特色で、しっかりと固定するためにカヤック専用のパドルを購入するのがおすすめです。カヤックによってパドルの取り付け方が異なるため、少ない力で固定できるホルダーになっているかチェックしましょう。

カヤックのレールはギアを取り付けるために配備されているもの。カヤックにギアを追加すると機能性を補強できますが、自身で加工すると穴を開けて防水加工も施すといった手間が発生します。レールを活用して取り付ければギアの設置が簡単になるため、必要な機能を手軽に追加できるのがメリットです。

カヤックのレールの形に適したギアを探す必要はあります。しかし、ギアも含めて同じメーカーで統一すれば、まとめてサポートしてもらえるのが魅力です。

荷物を配置するためのトランクは、主にカヤックの背中側に配置されています。コードは斜めに交差するように配置されていて、水上で移動する場合にも荷物が動いて落下しないよう固定できるのが特色です。

釣りではクーラーボックスやリュックなどの、大型のツールを持ち運ぶ必要があります。収納スペースが大きめに配置されているフィッシングカヤックであれば、余裕を持った荷物の積みこみも可能です。耐荷重をチェックしておくと、自身が使いたいツールの重量に合っているか確認できます。

シットオンタイプはカヤックに座った状態で移動できるため、バランスを安定させやすく転覆しづらいのがメリットです。波がある程度発生する湖や海での釣りにも適しています。エンジンが付いていない分、砂浜から乗って漕ぎ出せたり、浅瀬付近でも問題なく用いやすいのが魅力です。

最近人気が高いタイプでもあり、荷物のスペースも広いため初心者の方に向いています。一定の場所でとどまる場合の安定性が高いので、頻繁に移動するスタイルよりは、ゆったりと釣りを楽しむ場面で活躍します。

シットインタイプの場合、下半身がすべてカヤックの内側に入った状態で漕ぐのが特徴です。シットオンタイプと比べると重量が軽めに設計されており、持ち運びの手間を減らしたい方に向いています。

しかし、たくさんの荷物は収納できないため、どちらかというとカジュアルな用途に適したタイプと注意しておきましょう。安定性はあまりないカヤックなので、波の発生が少ない湖や池のフィールドであれば不便なく活用できます。横幅が狭い分小回りが利きやすく、狭いフィールドで活躍するのも着目するべき点です。

フォールディングタイプの場合、2回か3回に分けて折りたたんでコンパクトに持ち運べるのがメリットです。釣りに行く前の段階で荷物をコンパクトにして移動したい方に適しています。耐荷重が少な目なものもあるので、荷物の総重量がどのくらいになるか計算しておく必要があります。

短時間穏やかな湖で釣りを楽しむ場面では役立ちますが、折り目が深くなっていくごとに劣化も進んでいくのがデメリットで定期的にメンテナンスができる方に向いています。収納バッグが付属した製品を選べば、コンパクトな状態を維持して持ち運びやすいです。

インフレータブルタイプの場合、コンパクトにできるのはフォールディングタイプと共通していますが、空気で膨らませて使うのが特色です。大きくゆったりとした設計に膨らませられるため、安定性が高いです。また、エアポンプなどは必要になりますが組み立ての手間がかからないのも着目するべき点です。

膨らますと高さがある設計に変わるものの場合、風が強い状況下では流されやすくなるため注意が必要になります。そのため、波が激しくない池や湖での利用に向いています。川で用いる場合は中流から下流域で使用しましょう。

2人乗りができるタンデムタイプのカヤックも注目しましょう。体力が不安の人も交代で漕げたり、2人でタイミングを合わせてスピードを出して漕げたり、家族や友人とカヤックを楽しめます。

シート位置を変更して1人でも使用できるタイプもあるので、2人でも1人でもカヤックを楽しみたい人はそういったタイプのカヤックも検討しましょう。

フィッシングカヤックのサイズを選ぶ際には、長めの設計であれば速度が高くなりやすいといったポイントを押さえましょう。長さは3m以上であればスピーディーに移動したい場合に適していて、3m未満であれば小回りが利くようにしたい場面に適しています。

また、コンパクトな状態にできないカヤックの場合、車の上に積んで持ち運ぶ必要があるため注意が必要です。車の全長の1.1倍以上の長さになってしまうと道路交通法に違反するため、車の長さと比較して選ぶようにしましょう。横幅が広い設計では安定性が高くなりやすい傾向があります。

フィッシングカヤックは使われている素材によって扱いやすさが異なる点に注意が必要です。こちらでは、ゴム製の場合とFRP・ポリエチレン製の場合に分けてそれぞれの特色や修理のしやすさについて説明していきます。

ゴム製の場合浮力が大きいため、転覆しづらいのが魅力です。波の勢いが強い川下りに活用しやすく、岩にぶつかった時の衝撃も和らげやすいのがメリットです。転覆の懸念を最小限にしたい場合や、川や海の大自然の中でも安心して使いたい方に適しています。

製品によっては圧縮された空気が含まれた空間である気室が多く配置されていて、ぶつかった影響で1つ気室が壊れても沈まず使えるのが特色です。釣りだけでなく、水上のアクティビティに活用できるカヤックがほしい方にも向いています。

FRPはガラス繊維を樹脂で固めて作られているのが特色で、硬い分岩にぶつかると壊れる場合がありますが、修理は手軽に行えます。対してポリエチレンはある程度の衝撃までは壊れず使えるのがポイントです。高温に弱い特性がありますが、傷ができた時にドライヤーで熱を加えて修理できるのが強みでもあります。

ポリエチレンのカヤックを修理する場合には、専門的な知識や道具が必要になるため注意が必要です。簡単に修理できるカヤックを選びたい場合はFRPを、壊れにくく傷を早く直せるカヤックを選びたい場合はポリエチレンをチョイスしましょう。

収納性の高さや持ち運びのしやすさをチェックすれば、自身の用途に合った扱いやすいフィッシングカヤックを取り入れられます。車を使わず電車を使って移動する状況では、特に小さいケースに入れて運ぶ必要があります。

コンパクトにして運びたい場合、フォールディングタイプ・インフレータブルタイプのカヤックがおすすめです。専用の収納ケースが付属しているかどうかも重要になります。

また、軽いカヤックを使って持ち運びの負担を減らしたい場合、シットインタイプのカヤックが向いています。軽いカヤックは耐荷重が少ない傾向があるため、製品の重量が同じ場合は収納スペースの充実性や耐荷重を比較して選びましょう。

安定性を重視すれば、転覆する懸念を減らして安心して釣りを楽しめます。幅広設計のカヤックは重心のバランスがとりやすいため特におすすめです。長さが短めであれば、推進力は減るものの安定しやすく、車の上にも積みやすいメリットがあります。

移動時の抵抗が少なくなるよう作られているかどうかも重要です。漕ぐ労力を減らすと、力のバランスが崩れて転覆することもなくスムーズにカヤックを動かせます。ワイドに設計されたカヤックは荷物をたくさん収納しやすいのもメリットです。

足漕ぎ用のペダルが付いているかどうかも合わせてチェックしましょう。足漕ぎが可能なカヤックであれば、パドルを使って漕がずに両足を動かして移動できるメリットがあります。また、手元が空いた状態で漕げるのもポイントで、両手にはロッドを握ったまま好きな場所に移動しやすいです。

足漕ぎ機能が付いていると重量が増し、価格は高くなりやすいですが、より釣りに集中できる環境にしたい方に向いています。パドルの扱いに慣れていない方でも操作しやすいのが利点です。パドルで移動する場合と比べると長距離の移動でも疲れづらい魅力もあります。

初めてフィッシングカヤックを買う場合中古品をチョイスするのもおすすめです。新品のフィッシングカヤックは長期的に信頼して扱えるのがメリットですが、付属品を自身で買いそろえる必要があります。初めてフィッシングカヤックを買う時には付属品を調べて吟味すると手間がかかりやすいのがネックです。

中古品であれば、カヤックだけでなく合わせて使うと便利な付属品が揃っている場合があります。また、新品よりも価格が安い分、カヤック本体のみ中古で購入し付属品は新品で追加購入するよう意識すれば少ない予算で済ませやすいです。

魚群探知機は超音波を発して水中にいる魚の位置や水深を判断できるアイテムです。カヤックと合わせて用いると、目視で釣りのポイントを探るよりも効率的に魚を探せます。カヤックに乗せて運ぶ必要があるので、より軽量でコンパクトな探知機を用いましょう。

こちらでは、Wi-Fiで接続できる・GPS機能があるといった便利な機能付きの、カヤックでの釣りにおすすめな魚群探知機を3つ紹介していきます。

カヤックで釣りをする場合、水がかかっても問題ない服装・転覆対策ができるフローティングベストを着用が大切です。服装では水を吸うと重くなる綿素材は避けるようにしましょう。デニムのジーンズも濡れると重たくなるため転覆時に身動きが取りづらくなり不便です。

フローティングベストは流れが速い水辺以外でも着用が必須になります。上着を持っていく場合には撥水加工済みのウェア・ラッシュガードがおすすめです。靴はサンダルではなくマリンシューズを採用すると水陸どちらの環境でも過ごしやすくなります。

服装以外で必要になるアイテムは、

• パドル
• パドルリーシュ
• ホイッスル
• パドルフロート
• カヤックカート
• シーフラッグ
• ビルジポンプやスポンジ

の7点です。

パドルリーシュはパドルが流されないよう固定できるアイテムで、ホイッスルやシーフラッグは万が一転覆した際に周囲に知らせるために重要な役割を果たします。パドルフロートは転覆後に再度カヤックに乗れるように対策できるツールで、ピルジポンプ類は中に入った水を排出する用途に活用可能です。カヤックカートは重量のあるカヤックを手軽に運びたい方に向いています。

カヤックで釣りを楽しむときは、濡れたり汚れたりしてもいい服装を身につけましょう。また、船上で体温調整がしやすいように重ね着が大切です。また、海上では陽の光を遮るものがないため帽子やサングラスを着用しましょう。

カヤックを用いて、自然に囲まれた環境下での釣りを楽しんでみましょう。釣り用途により適したフィッシングカヤックは、種類や素材・携帯性・安定性・足漕ぎ対応の有無をチェックすると、扱いやすい製品を探せます。一緒に使うといいアイテムも合わせて取り入れて、のびのびと釣りを満喫してみましょう。