実際のところスキレットはいらないのか？シーズニング不要の商品もご紹介！

キャンプ飯をおいしくするスキレットは、無骨な雰囲気が人気のアウトドア調理器具。でも、「フライパンと何が違うの？」「手入れがめんどくさいから正直スキレットなんかいらない」との声も多いようです。

スキレットとフライパンの違いは製造方法。スキレットは溶かした鉄を冷やし固める「鋳造」で、鉄を叩く「鍛造」でつくるのがフライパンです。どちらも均一に熱を伝えて素早く調理できますが、スキレットの方が油なじみがよく保温性にも優れています。

この記事では、シーズニング不要で洗うだけで使えると人気のニトリのスキレットや、100均グッズでコーティングする方法をご紹介。スキレットをもっと気軽に使える情報をたっぷり解説します。

料理もおいしくできておしゃれなスキレット。それなのに使いたくない・いらないと感じる理由はただひとつ、めんどくさいから。スキレットはお手入れのシーズニングが面倒、洗っておしまいのフライパンの方が楽チンすぎですよね。

キャンプのたびにスキレットを洗って空焚きし、油を塗ってさらに空焚きを繰り返すシーズニング。そんなめんどくさい作業がいらないアイテムや方法があれば、気軽にスキレットを使えるようになりますよ。

キャンプ飯を楽しむ方が増え、はじめさまざまなメーカーからシーズニング不要のスキレットがラインナップされています。特に人気が高いのは、通称「ニトスキ」と呼ばれるニトリのスキレット鍋です。

購入時にサビ止めを洗い流してオイルを塗る必要はありますが、これは従来の鉄フライパンなども同様。使い終わったらお湯と洗剤で洗い、乾燥させてから油をうっすら塗るだけの簡単作業なので、毎日の調理にも使えるほどの手軽さです。

スキレットを購入したものの、宝の持ちぐされになっている方にぴったりな方法です。100均ショップで購入できるグッズで1回コーティングしておけば、その後はめんどくさい思いをせずに扱えます。

【準備するもの】

• 重曹（食品用がベター）
• 食器洗剤とスポンジ
• 食用油
• キッチンペーパー

【手順】

1. スキレットに水をいっぱいに入れ、重曹を振り入れて30分浸け置く
2. 食器洗剤とスポンジでしっかり汚れを洗う
3. さっと拭いてコンロにかけ、上がった煙が止まるまで加熱を続ける
4. 冷める前に油をスキレットに塗り広げて再度加熱する
5. 冷めたら油を拭き取る

数回使用したスキレットなら洗剤で洗う前にスクレーパーで焦げや汚れを落とします。つるっとコーティングされるので試してみてください。

フライパンよりもおいしく調理できて、さらに料理が映えるスキレット。面倒なシーズニング不要のアイテムや、1回限りのコーティング方法があれば気軽に使えますよね。抜群の味に仕上げてくれるスキレットで、もっとおいしいキャンプ飯を楽しんでください。