テント・タープの重りおすすめ9選｜ホームセンターにある？100均の代用品は？

「テントが風で煽られて、せっかくのキャンプが楽しめなかった」など、テントの強風対策で悩んでいる方は少なくありません。万が一テントが風に飛ばされてしまうと、テント自体の破損だけでなく大きな事故やケガにもつながります。

ペグが打てない場所でテントを地面に固定するなら、テントの重りを使用するのがおすすめです。テント用ウェイトは、初心者向けの水・砂袋タイプと、しっかり固定できる金属・ブロックタイプの2種類から選べます。しかし、どの重しが自分の持っているテントと合うのか、ペグの代わりにはどれがいいのかなども気になりますよね。

そこで今回は、テントやタープテントの重りの選び方と人気おすすめ商品を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。テントの重りはホームセンターで買えるのかや、重りの自作方法、ダイソーなどの100均で買える代用品も紹介します。

風対策としてのテントの重りは、絶対安心できる重さはありません。ワンタッチタープテントなどの天幕が大きい簡易テントは風の影響を受けやすいため、しっかり重りで風対策をしていてもテント自体が壊れてしまうケースもあります。

天候が安定している日のテントの重りは、支柱1本につき10kgを目安にするのがおすすめです。重りは重くするほど安定感が増すため、テントの大きさや風の影響の受けやすさに合わせて重さを選んでください。

なお、強風や突風で吹き飛んだテントは、地面にあたって壊れたり人や車にぶつかってしまう可能性もあります。風が強い日や突風が吹きだした場合は、風の影響を受けやすいタイプのテントの設営は見送ってください。

テントの重りにも種類があるので、選ぶときには重さや用途によって選ぶようにしましょう。また、初心者の場合はできるだけ扱いやすいものを選ぶなどしてアウトドアを楽しんでください。

テントの重りはテント用ウエイトと呼ばれています。こちらでは、テントの重りの種類と特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

初心者の方におすすめのテントの重りは、水や砂を入れて使うタイプです。水や砂が確保できる場所ならどこでも使用できて、入れる量で重さを調整できます。また、使わないときは中身を抜いておけば軽量になるため、持ち運びやすいのも嬉しいポイントです。

折りたたんでコンパクトにできる砂袋やバッグ型の重りなら、収納時にも場所を取りません。使用するときは、現地で水や砂を用意できるか事前に確認しておくと安心です。

テントをしっかり固定したいなら、金属タイプの重りがおすすめです。鉄製の頑丈なプレートをテントの支柱にセットするだけなので、設営の時短にもなります。プレートの重さは10kg・20kg・30kgなど数種類用意されているため、テントの大きさや状況に合わせて重ねて使用してください。

金属タイプの重りは接地面積が大きいので、安定感があるのがメリットです。雨などで濡れた場合は水気を拭き取って乾かしておいてください。濡れたまま放置してしまうと、錆びの原因になります。

タープテントは雨よけや日陰を作る、屋根のみのテントです。軽いので風で飛びやすいため、支柱を挟んで固定するタイプがおすすめです。また、1つだけでなく2つ以上一緒に使うとより飛びにくくなります。

ドームテントは、いわゆるキャンプで寝泊まりするための一般的なテントと呼ばれる種類です。テントは通常ペグ打ちをして飛ばないようにして使いますが、地面によっては打ち込みにくかったり安定性がなかったりする場合もあります。ペグが使えない、ペグだけじゃ不安な場合は支柱に巻きつけるタイプがおすすめです。

ポップアップサンシェードは、海などでも見かける折りたたみ式の日除け用簡易テントになります。支柱などもなくペグがついていないものの場合は、巻きつけるタイプの重りを中に置いて飛ばないようするのがおすすめです。

サンシェードやオーニングなど、軒先から垂らして使うものにはロープがくくりつけられるタイプがおすすめです。括り付け用の穴が開いているものや、持ち手がついているものだとロープを簡単に結べるのでサンシェードの重りとして使えます。

海などでパラソルを使う際は、専用のパラソルスタンドがおすすめです。水を入れるタイプのものであれば、海水を入れて使えるので使わないときは軽い状態で持ち運べます。

またパラソルを直接地面に刺して使える場所であれば、わざわざパラソルスタンドを持っていかなくてもレジ袋と梱包用のひもで簡単に代用できます。レジ袋に砂などを入れて重りにし、持ち手にひもを通してパラソルのつなぎ目部分に結びましょう。毎回レジ袋を使うのがイヤな場合は、100均に売っているプラペグを地面に刺して梱包用ひもで固定する方法もあります。

テントの重りを購入するときは、カインズやコーナンなどのホームセンターやアウトドアショップで実物を確認しておくと安心です。実物を見ながら選べば、サイズ感や取付方法など自分のテントに合うものを見つけられます。

また、最初から代用品を考えている方にも、実物を見ておくことおすすめします。画像でイメージしていたものよりも大きく重かったりと、思っていたサイズと違うと感じるかもしれません。また、テント用の重りの形状も確認できるので、代用品を用意する際に役立ちます。

テントの重りによく使われる代用品を紹介します。テントの支柱1本につき10kgを目安に、ロープなどでしっかり括り付けてください。

テントの重りは、専用のテント用ウエイトを使用しなければいけないわけではなく、重いものならどんなものでも利用できます。重りを自作する場合は、テントが飛ばされないだけの重さが十分にあるか確認してください。

テントの重りは支柱1本あたり10kgを目安に、4本柱のタープテントなら合計40kg分の重りが必要です。また、テントの重りは支柱にしっかり固定できていなければ意味がありません。テントが浮いたり動いたりしないだけの重さのものを、ロープなどで支柱に括り付けるのがポイントです。

重りは、ウォータータンク・マルチウエイト・ブロックや砂袋など入手しやすいもので代用できます。結んだロープは風を受けるたびに緩んでくる場合があるので、緩みにくく解きやすい結び方がおすすめです。

ダイソーなどの100均では、テントの重りの代用品として使用できる重し袋やウォーターウェイトが購入できます。以下の表にダイソーで買える代用品の特徴をまとめましたので、参考にしてください。

ダイソーでは代用品がありましたが、セリアには水タンクはあるもののソフトタイプや容量が少ないタイプになるのでテントが固定できるほどの重さのものがありませんでした。

この記事では、テントの重りの選び方と人気おすすめ商品を紹介しました。風の影響を受けやすいテントには、テントを地面に固定できる重りが欠かせません。自分のテントに合う重りを手に入れて、安全で快適なキャンプを楽しみましょう。