【最強】ソロキャンプで使う鉄板おすすめ15選｜100均の鉄板や美味しいレシピも紹介！

近年優雅に1人時間を堪能できるソロキャンプでは、本格的な鉄板料理が注目を集めています。テレビや雑誌で紹介される機会も増え、「鉄板で焼いた大きな肉を食べたい」「キャンプ芸人が使っている鉄板が欲しい」と感じる方も多いでしょう。

コンパクトサイズながら厚みがある鉄板なら、ソロキャンプでも本格的なグリル料理が楽しめます。しかし、ソロキャンプ用の鉄板は数多くあるため、どれを選ぶべきかわからない方も多いでしょう。厚さや素材、形状によっても料理の仕上がりが変わってくるため、選び方を抑えておく必要があります。

本記事ではソロキャンプ用の鉄板の選び方や、おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。鉄板に欠かせないシーズニングやお手入れ方法、シーズニングしないとどうなるかについても解説しているので、ぜひご覧ください。

ソロキャンプやデュオキャンプにはA5サイズの鉄板がベストです。大きい鉄板を使った豪快な料理も素敵ですが、ソロキャンプでは携帯性も重要になります。大きすぎると持ち運びや収納に困るため、バランスを考えて選びましょう。その際、使用するバーナーや焚き火台のサイズを考慮するのも大事です。

サイズ表記は、メーカーによって「S・M・L」「A4・A5」「○人用」など表記が異なりますが、ソロならSサイズもしくはA5サイズがおすすめです。ちなみに、4～5人くらいのファミリーキャンプ　ならMサイズ、それ以上の人数ならLサイズがおすすめです。

鉄板は厚さがあるほど蓄熱性が高く、食材にじっくり熱が伝わるのが特徴です。ステーキなどの分厚い食材も、厚みがある鉄板の方が美味しく仕上がりますがその分重量は増します。鉄板の厚さによる違いを把握して選びましょう。

• 厚さ3〜5mm：手軽さとのバランスを重視する方向け。薄すぎると歪みやすいため、少し厚さがあるものがおすすめ。
• 厚さ6mm以上：味にこだわる方におすすめ。高い蓄熱性により、分厚いステーキ肉もうまみを逃さずに焼き上げられる。

「お手入れが楽な鉄板が欲しい」なら、溝がなくフラットな形状の平型を選びましょう。使用後に洗うときも汚れが落ちやすく、乾きも早くなっています。また平らな形状のため、少しのすき間に収納できるのもメリットです。溝がなく食材が落ちやすいため、焼きそばや汁気の多い料理には適していません。

「焼きそばやアヒージョなどの料理も楽しみたい」なら、フチに高さがある深型鉄板を選びましょう。散らばりやすい料理も深さがあるため、こぼれにくくなっています。また肉汁なども落ちないため、鉄板周りの汚れを気にせず使えるのもメリットです。

「ステーキをおいしく焼き上げたい」なら、余分な脂を落とせる波型がおすすめです。表面に凹凸があるため、食材をカリッとジューシーに焼き上げられます。ステーキや焼き肉においしそうな焼き目を付けられるのも魅力です。

「おいしい焼肉やバーベキューを食べたい」なら、炭火の香りも楽しめる穴あき型がおすすめです。ホルモンや豚トロなど脂分の多い食材もおいしく焼き上げられます。また炭火で調理すると、網を使ったバーベキューのような香りを楽しめるのも魅力です。

ソロキャンプ用の鉄板は主に鉄・アルミ・ステンレスの3種類です。それぞれ熱の伝わり方やお手入れに違いがあるため、特徴を把握して選びましょう。

新品の鉄板にはサビ防止の油やワックスが塗られています。そのまま使用すると料理に匂いが付いたり焦げたりしてしまうため、シーズニングを行いましょう。

1. 中性洗剤とスポンジで全体を洗う(約40度のお湯を使う)
2. 水分をふき取り弱火でじっくり空焼きする
3. 表面から白煙が出たあと、出なくなるまで加熱する
4. 鉄板を火からおろし、油を塗り広げる
5. 手で触れる程度に冷ました後再び弱火で加熱(2～3回繰り返す)
6. 不要な野菜クズを焦げ目がつくまで炒める(ニラ・ネギなどの香味野菜がおすすめ)
7. 最後に全体に油を薄く塗り冷めるまで待つ

鉄製の鉄板を使用した後は洗剤を使わず水洗いするのがポイントです。水やコテなどで焦げや汚れを落とし、仕上げにシーズニングを行います。ステンレス製やアルミ製の鉄板はシーズニングせずに、中性洗剤でのお手入れで問題ありません。

No.164は人気ソロキャンパーのヒロシさんが立ち上げたブランドです。No.164のソロ用鉄板【独焼鉄板】には、厚さ3.2mmと4.5mmの2種類があります。重量にこだわり1kg以下で仕上げているためこの厚さとなっています。

大きめの肉や魚も焼ける縦長の形状と、油などのこぼれが防げる絶妙な角度のフチが魅力です。脱着可能なステンレス製取手・専用袋も付属しています。発売後あまりの人気にすぐ売り切れてしまい、現在は入手困難となっています。

「厚さと携帯性のどちらも欲しい」なら、フラットな形状が特徴のヨコザワテッパンが最適です。見た目はただの鉄の板なのですが、焼きあがった肉のおいしさに感激した方の口コミで一気に人気が爆発しました。

A5サイズのフラットな鉄板なのでバッグパックのすき間にも収納でき、お手入れもヘラで焦げ付きを落とせばOKです。厚みが約5mmあるため蓄熱性が高く、ガスバーナーでも肉や野菜、卵などをおいしく焼き上げられます。一枚あればソロキャンプでさまざまな料理を本格的に味わえる、おすすめの鉄板です。

「本格的な鉄板を安く買いたい」なら、大手ホームセンターDCMのタフグリルプレートがおすすめです。公式通販でも1,550円(税込)で購入できる安さながら、厚さ2.8mmの本格鉄製鉄板となっています。

4辺が曲げてあるため、調理時に食材や油が落ちにくいのも特徴です。また防サビには食品衛生法に適合したシリコーン樹脂塗料が使用されているため、空焚きいらずで購入後すぐに使用できます。

「コンパクトに持ち運べる鉄板が欲しい」なら、キャプテンスタッグの「鋳物 グリルプレート」を選んでみましょう。鉄板は180×125mmのB6サイズとなっており、高さも20mmしかないためバッグなど隙間に入れて持ち運びも可能です。

フチがあるため小さくても食材が落ちにくくなっています。オーブン料理にも使用できるためソロキャンプだけでなく、自宅でもさまざまな料理を楽しめるのも魅力です。

「本格的な鉄板料理のおいしさを味わいたい」なら、ZEOOR(ゼオール)の「ソロ用 極厚鉄板」がおすすめです。厚さが4.5mm・6.0mm・9.0mmの3種類から選べます。重量は1.9kgと少し重くなりますが、美味しさを重視するなら9mmに挑戦してみましょう。

鉄板サイズは140×205mmとなっており、付属の収納ケースに入れてコンパクトに持ち運べます。またお手入れに便利なコテとしても使える、取っ手が付属しているのも嬉しいポイントです。

「面倒なお手入れ不要の鉄板が欲しい」なら、シーズニング不要なビタクラフトの「スーパー鉄板 ACR」がおすすめです。独自の窒化4層加工により、初心者でも面倒なメンテナンス不要で鉄板料理が楽しめます。

使い込むうちに油が馴染み、さらに使いやすく変化するのも魅力です。日本の職人が手作業で製造している、滑らかで美しいデザインにも多くの方が魅了されています。IHクッキングヒーターにも対応しているため、自宅で活用できるのもメリットです。

100均のキャンドゥ・セリア・ダイソーでもスチール製ミニ鉄板が販売されています。いずれもエコー金属の商品ですが、ダイソー・キャンドゥが同一商品なのに対し、セリアのみエコー金属と共同開発した商品のため若干仕様が異なります。

鉄板サイズはダイソー・キャンドゥが8.4×13.2cmで、セリアもほぼ変わりません。ダイソー・キャンドゥ鉄板にはリフターが付属していますがセリア鉄板にはなく、代わりにセリア鉄板は約1mm厚くなっています。以下にダイソーの鉄板を紹介しているので、チェックしてみてください。

【材料】

• 卵：2個
• ピザ用チーズ：ひとつかみ
• じゃがいも：1個
• トマト：1/2個
• 塩コショウ：少々

【作り方】

1. じゃがいもは千切り、トマトは粗みじん切りにカットする
2. 溶いた卵にピザ用チーズと、(1)の野菜、塩コショウを混ぜる
3. 熱した鉄板に多めの油を引く
4. (2)を鉄板に入れて素早く大きくかき混ぜる
5. 固まる前に形を整え中まで火が通ったら完成

【材料】

• 牛ロース(塊肉)
• にんにく：ひとかけ
• 塩コショウ：少々
• ローリエ・ローズマリーなど：お好みで

【作り方】

1. 牛ロースに塩コショウとすりおろしたにんにくをすり込む
2. 鉄板をよく熱し肉を焼く
3. 全体に焼き色が付くように適度に転がす
4. 全体に焼き色が付いたらアルミホイルにつつむ(ハーブ類も一緒につつむ)
5. 20分蒸し焼きにする
6. 火からおろしタオルなどで包み保温する
7. 全体に熱が回ったら完成

【材料】

• 卵：1個
• 牛乳：1/2カップ
• バゲット：2枚
• 砂糖・バター：好みで

【作り方】

～出発前の下準備～
1. ビニル袋やジッパーに牛乳・砂糖を入れて振り混ぜる
2. (1)にバゲットを入れ空気を抜く
3. バゲットに牛乳が染み込んだら溶いた卵を入れる
～下準備完了～
4. 熱した鉄板にバターを溶かしバゲットを焼いたら完成

できるだけ身軽に楽しみたいソロキャンプでは、鉄板の厚さとサイズ選びが重要です。ソロキャンプ用の軽量・コンパクトサイズでも、本格的なグリル料理を楽しめる鉄板が豊富にあるので、ぜひ最強においしい鉄板料理を味わってみてください。