DDタープ用ポールおすすめ23選｜4×4や3×3の張る方法や長さも【タープ泊にも】

キャンパーの中でも愛用している方が多い「DDタープ」。自由度の高さを最大限に引き出すならポールは必須アイテムです。しかし一言にポールといっても種類が多く、素材・長さ・機能性などに違いがあります。そのためどれを選ぶべきか迷う方も多いはず。

1人で使用するのにちょうどいい3×3のDDタープ・強度があって使いやすい4×4のDDタープ・居住空間が程よく丁度いい3.5×3.5のDDタープなどがあります。DDタープの性能を最大限に活かした快適なキャンプを堪能するには、目的や用途に合ったポール選びが重要になります。

そこで今回はDDタープにおすすめなポールだけでなく、基本の選び方や張り方ごとに異なる長さ・本数もまとめて解説します。またポールの付け方や人気メーカーも紹介しているので、ぜひ初心者の方も参考にしてみてください。

最適なポールの長さはタープのサイズや張り方によって異なります。DDタープ「3×3」には1.5m以上、「4×4」には2m以上のポールを選びましょう。オープンな張り方には基本より長めのポールを用意し、クローズドの場合には短めのポールを使用します。

さまざまな張り方を楽しみたい方には1本で多用途に使える長さ調節可能なポールがおすすめです。基本の長さに加え「3×3」には200～250cm程度まで調節可能なポール、「4×4」は230～280cｍ程度まで調整可能なポールだとアレンジの幅が広がります。

ポールの太さは耐久性にも影響するので太いものを選びたくなりますが、その分重量が増えます。メインポールには「3×3」なら直径2.0～2.8mm程度、「4×4」なら直径2.5～mm程度が丈夫で安心です。跳ね上げや補助として使用するサブポールは直径1.6mm程度のポールで問題ありません。

移動手段や持ち運びやすさも考慮して選びましょう。特に軽量化が好ましいソロキャンプにはできるだけコンパクトなポールがおすすめです。

DDタープに使用するポールの主な素材はスチールとアルミです。スチール製は耐久性や強度に優れていますが、サビやすく重いデメリットがあります。またアルミは軽量でサビにくいメリットがある反面、スチール製に比べ強度が劣ります。

近年は軽量ながら耐久性にも優れたカーボン素材のポールも人気です。ただし価格が高いのが難点。コスパで選ぶならアルミ製かスチール製、こだわりたいならカーボン製がおすすめです。

DDタープを設営する際には、DDタープだけでなく下記のようなものが必要になります。

• パラコード
• ペグ
• ペグハンマー
• カラビナ

ダイヤモンド張りは風通しがよく多少の雨もしのげるので夏場にピッタリの張り方。デメリットは視界が開けているため、プライベート空間を取りにくい点と向かい風の影響を受けやすい点です。1本のポールでも設営可能ですが、2本使用して中央のループを後方に張れば空間が広くなります。

• 3×3：190cm程度
• 3.5×3.5：230cm程度
• 4×4：240cm程度
• サイドポール：120cm程度

簡単に設営でき床面も確保できるビークフライは、多くの野営キャンパーも活用している張り方です。フルオープンで使用する場合はポール1本、オープンスタイルも楽しみたい場合には2本のポールが必要です。

メリットはフルクローズとフルオープンを使い分けられる点。クローズ時は気密性も高まり風や外気の影響を受けにくくなります。またオープン時には通気性を確保しながら日影も確保できるのが魅力。居住スペースが狭いためクローズ時にコットがはみ出してしまう点だけがデメリットです。

• 3×3：150～180cm
• 3.5×3.5：185cmもしくは175cm～195cm程度
• 4×4：180～210cm

三角テントのような美しいフォルムが作れるステルス張りは、DDタープの中でもオーソドックスな張り方です。ワンポールテントのような使用感で中央にメインポールを立てて設営します。1本でも設営可能ですが、広い居住スペースを確保するためには2本のポールが必要です。

中央に立てるメインポールはタープへのダメージを軽減するために、ポールエンドボールやタオルなどを使用しましょう。

• 3×3：100～130cｍ
• 4×4：130～150cm
• サブポール：60～120cm程度の短いもので可

冬場にも対応でき、焚き火にも向いてるパスファインダー張りですが、張り方を覚えると簡単に設営可能です。下記にパスファインダー張りの張り方を紹介します。

1. タープを広げて2ヶ所ペグダウンする
2. 反対側も2ヶ所ペグダウンする
3. 反対側に1本ポールを立てる
4. 居住スペースを広げる
5. タープ内の3ヶ所をペグダウンする
6. フルクローズにすると完成

DDタープはループが大きいのが特徴。他のグロメットが用いられたタープとは付け方のポイントが異なるのでチェックしておきましょう。

1. ループを1回ねじる
2. ねじったループをポールに通す
3. ロープを取り付ける

ループをねじらずに付けると風の影響などで、ポール先端からループが抜けたりずり下がったりします。それを防ぐためにもポール取り付け時には必ず1度ねじるようにしましょう。

フィールドアは高品質・高機能なタープポールを比較的低価格で販売しているコスパに優れたメーカーです。素材やカラー展開が豊富でデザインにこだわりたい方にもおすすめ。今注目のカーボン製タープポールも販売されています。

伸縮式ポールのラインナップも豊富なので、用途に合わせてタープポールの長さを細かく調節したい方におすすめです。なるべく安く耐久性に優れた製品を探している方にも向いています。

キャンプ・登山などのアウトドア商品を販売している日本メーカーのスノーピーク。価格は高めになりますが、他メーカーに劣らない使いやすさと耐久性・機能性が支持されています。シンプルかつスタイリッシュな製品が多く、キャンプサイトに高級感をプラスしてくれます。

必要なパーツをカスタムして、自分好みのタープポールを手に入れられるのがメリット。素材や品質にこだわりたい方におすすめです。

タープポールはサブアイテムだと思われがちですが、快適な居住性を確保するためには欠かせない需要なアイテムです。今回紹介したDDタープにおすすめなポールは、最大限に魅力を引き出してくれる優秀なアイテムぞろい。こだわりのあるポールでさらに快適なキャンプを楽しみましょう。