冬もハンモック泊しよう！アンダーブランケットで寒さ対策する方法を解説！

浮遊感が味わえるハンモック泊は夏のキャンプで人気です。寒さの厳しい冬はハンモック泊を諦めるキャンパーも多いですよね。実はハンモックの下を覆って使うアンダーブランケットがあれば、冬のハンモック泊も可能です。

ハンモックは背中から直に寒さを感じますが、アンダーブランケットが寒さよけになります。冬にもハンモック泊を楽しむならアンダーブランケットは必須アイテムです。とはいえ、取り付け方は？毛布で代用できない？など気になる点は多いです。

そこで今回は冬のハンモック泊に必須のアンダーブランケットを徹底調査。アンダーブランケットの魅力・選ぶポイント・設置方法など詳しく紹介します。万全の対策で冬のハンモック泊も楽しみましょう。

ハンモックを包み込むように取り付けるのがアンダーブランケットです。アンダーブランケットは寝ている間もずれにくいため、寒さ対策にぴったりです。スリーピングマットは寝袋の下に敷くため、寝ている間にずれてしまう心配があります。

ハンモックは体を包み込むようにフィットした状態で寝ます。アンダーブランケットはそのハンモックを覆うように舟形でセットしますから、体とブランケットとの間に隙間ができず温かく過ごせます。

スリーピングマットは体の下に敷く設計なので、肩幅より少し大きいのが一般的なサイズです。体と地面との間の寒さは遮断できても、体の側面は直接ハンモックに触れるため体温を奪われ寒さを感じます。隙間ができないブランケットなら温かく過ごせます。

アンダーブランケットを選ぶ際のチェックポイントといえば温度表記です。体感温度は人それぞれとはいえ、一般的に20℃を下回った屋外ではアンダーブランケットを設置すると快適に過ごせます。

ブランケットの温度表記はアメリカ式の表示方法、℉(華氏)で表記されたものが多く、日本の℃(摂氏)とは異なります。市販されているものにはどちらも表記されているので目安に選びましょう。23℉と表記されたものは、約−5℃対応です。

想定されるキャンプ場で温度に+5~10℃程度を目安に選べば過ごしやすいと言われます。冬仕様・3シーズン仕様でわかれますので、ご自身のキャンプスタイルに合わせて選ぶ必要があります。

ここでは初めての方にも使いやすいDDアンダーブランケットの設置方法を説明していきます。参考にしてみてください。

• アンダーブランケットにカラビナの付いたゴム紐が計8本付いているのを確認する
• ハンモックを木に設置する
• ハンモックの左右のロープに、アンダーブランケットの左右2個ずつのカラビナを引っ掛けて取り付ける
• ハンモックの下にブランケットがぶら下がった状態になっているのを確認する
• 残る4つのカラビナで、ハンモックとブランケットの側面同士を取り付ける
• 全部で4箇所同じように取り付けて、形を整えて完成

アンダーブランケットやアンダーキルトは防寒対策の一つです。自前の毛布をアンダーブランケットにする代替策でも、ある程度の寒さはしのげます。ただし5℃以下の環境になると、毛布では耐えられない寒さを体感します。

毛布やエアーマットでは体とブランケットの間の隙間、保温力の不足により、冬の夜を越すには不十分でアンダーブランケットを代用できません。冬のハンモック泊を楽しむならアンダーブランケットを装備するのがおすすめです。

エアーマット（スリーピングマット）は、クッション性があるため寝心地がよく、暖かさが保てテント泊の寝心地をよくします。同じ屋外で寝るハンモック泊でも使うべきでしょうか。

ハンモックは寝返りがしにくい点はありますが、地面に寝るテント泊と異なり、クッション性があり寝心地がいいものです。つまりハンモック泊にはエアーマットは不要です。エアーマットよりアンダーブランケットで暖かさを保ちましょう。

寒い中での冬キャンプでも温かく過ごせるのが、自立式ハンモック専用寝袋です。自立式ハンモックは平らな場所ならどこでも設置でき、木に結ぶ必要がないため設置も簡単にできます。そんな簡易ハンモックと一緒に使えるシュラフが専用寝袋ゆらふわシュラフ。

専用寝袋ゆらふわシュラフは足先から首元まで全身を包み込むため保温効果にすぐれています。寒さ知らずで温かく過ごせるため、冬のハンモック泊の防寒対策におすすめのアイテムです。

寒い冬のハンモック泊はアンダーブランケットで防寒対策をすれば快適に過ごせます。アンダーブランケットを選ぶポイントや装着方法をおさえれば冬のハンモック泊も可能です。ぜひ万全の寒さ対策をして冬のキャンプを楽しみましょう。