【最強】ガストーチバーナーのおすすめ9選！ガスバーナーとの違いは？

アウトドアにあると便利なガストーチバーナー。しかしその特殊な形状から、使い方が分からなくて不安、事故や爆発がおこったらどうしよう、と購入に二の足を踏まれている方も多いのでは。またメーカーから多くの種類が販売されていて、どれを選んでいいか分からないとお困りの方も。

そこで今回は屋外で使う最強に使いやすいガストーチについて調べました。実はガストーチは手軽に購入出来て使い方も簡単なものがたくさんあるんです。100均のチャッカマンのように簡単便利で長く使えるコスパのいいものもたくさんあります。

この記事では使いやすい最強のガストーチバーナーの選び方やおすすめ商品をご紹介します。使い方や注意点もまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。自分の用途に最適なガストーチを見つけましょう。

ガストーチとガスバーナー、この2つはどんな違いがあるかご存知ですか。トーチとは先端に火を灯し手に持って使う棒状のもののことを言います。バーナーとは燃料を燃やす装置のことを指していて、実は2つは同じものです。主に形の違いを示したものと考えておきましょう。

それではガストーチの選び方をご紹介します。ガストーチの購入にはどんな点に注意する必要があるのか、ポイントにまとめましたので購入前にぜひチェックしておきましょう。

ここでは目的に合わせて選べる4つのタイプをご紹介します。入手しやすさ重視ならCB缶、火力重視ならOD缶、DIY向けでパワフルさ重視なら「ねじ込み式」、持ち運びの楽さなら「充填式」がおすすめです。それぞれの特徴をチェックして自分が必要なガストーチを見つけましょう。

「OD缶」と呼ばれるガストーチは、丸型でコンパクトな形状をしています。アウトドアメーカーがアウトドアで使うことを想定して作ったものです。OD缶は気温や天候に左右されない火力の強さが魅力的。ソロやツーリングキャンプ、登山などにおすすめです。

またOD缶は、大人数のBBQやキャンプファイヤーから、寒冷地での焚き火使用など多岐に渡り大活躍してくれます。しかしCB缶に比べると若干値段が高く、アウトドアやスポーツの専門店での取り扱いが主で、入手する場所が限られる点がデメリットです。

「CB缶」とは家庭用のカセットコンロでも使えるカセットガスボンベのこと。汎用性があり、近くのホームセンターやドラッグストアでも購入できる手軽さとコスパに優れている点が魅力的です。

少数のキャンプの調理や、火付けには大変便利です。バーナーを使って炙り調理も楽しめます。しかしOD缶に比べると火力が弱いので、大人数や寒冷地でのキャンプには向きません。扱いが簡単なので、初心者キャンパーにもおすすめです。

CB缶に外観はよく似ていますが、接続部がネジ式になっているのがねじ込み式です。接続部をしっかりと固定できるので、使用中に間違って外れてしまう心配もありません。OD缶と同じ高火力タイプなので、気温や天候を気にせず使える点も嬉しいところ。

しかし、ねじ込み式のガストーチは、使用するガスボンベとの互換性の確認が必須です。より安全に使用したい方は、同じメーカーのガス缶を選ぶようにしましょう。

「充填式」のガストーチは、名前の通り燃料を本体に直接充填して使用するタイプのものです。ガス缶が不要なので、とてもコンパクトでジーンズのポケットやバッグのサイドポケットに催行しておけます。荷物の量を抑えたい、ソロやツーリングキャンパーや登山にもおすすめです。

コンパクトな反面、火力が弱いのが残念なところ。しかしガスバーナーやクッカーへの点火などポイントを絞って使用するには全く問題なく使えます。焚き火などに火を付けたい場合は、紙に点火してから使うと失敗しにくいです。

ガストーチの機能性についてもチェックしましょう。燃焼温度の高いものや、長時間火を付けておくことができるもの、自動着火装置付きなら慣れない人でも安心して使えます。他にも家族連れに安心のセーフティ機能付きのものなどさまざまなので、自分に必要な機能を確認してください。

アウトドアで焚き火をする際は、燃焼温度を確認しましょう。ガストーチの温度はおよそ900～1500℃に設定されていて、焚き火や炭への点火には約1200℃以上のものがおすすめです。それ以下だと点火に時間がかかり、ストレスに感じてしまうので燃焼温度はしっかりチェックしましょう。

ガストーチの燃焼時間もチェックしておきましょう。燃焼時間が少ないものはすぐに燃料切れとなり、予備缶を多く準備する必要があります。そのため燃焼時間は1.5時間以上あるものを選びましょう。また使うシーンを想定して、使用時間を考慮しておくことも大切です。

ガストーチの中には、独自の着火スイッチを付けている便利なものもあります。ガストーチは、ガスを出して火口部にライターで着火するのが主流ですが、初心者や不慣れな方には扱いや動作に不安を感じる方も。そのため着火スイッチがあれば簡単な動作でより安全に使用できます。

また小さいお子さんやペットを連れたキャンプだと、不意の出来事が起こる場合もあります。そのためワンタッチで簡単に着火できるガストーチの方が安心です。着火用のライターなども不要なので、荷物もかさばりません。

他にもガストーチには便利な機能がさまざまあります。たとえばガストーチに逆火機能が付いたものなら、逆さまにして使えるので便利です。特にロウ付けなどのDIY作業で、細かなところを焼き付けたいときなどにも効果を発揮します。

また、火口が長いものはキャンプファイヤーなどにおすすめ。薪を組み立てたものに点火する際に中央に火を届けることができるので大変重宝します。火口が長いと熱気に当たったり、火傷をする心配もありません。

セーフティロック機能は、家族連れのキャンパーにおすすめです。ガストーチは高温の炎を放出させて使用するアウトドアアイテムなので、安全性の有無も重要なポイント。小さなお子さんがいじっても、セーフティロック機能が付いていれば不意の点火を防止できます。

より安全にガストーチを使いたい方は、日本ガス機器検査協会の適合性検査を通っているメーカー製のものを選ぶのが安心です。ガストーチには適合しないものの、同じメーカー製で検査を通っている商品があれば、そのメーカーは信頼できます。

特に海外メーカーのものは適合性検査を通っていないものが多いので、国内メーカーのものを選ぶようにしましょう。あとはメーカーによって特徴が違うので、用途・目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

ガストーチは多くのアウトドアメーカーから販売されているので、どこのメーカーを選べばいいのかとお悩みの方の多いのでは。ここでは中でも特に信頼できる2つのメーカーをご紹介します。人気に違わない高性能のガストーチバーナーで人気です。ぜひチェックしてください。

自宅用のカセットコンロやガスコンロでもお馴染みのイワタニ。アウトドア用にも便利な2種類のガストーチバーナーが人気です。燃料にはイワタニのカセットボンベを使用。カセットボンベはホームセンターや近くのスーパーにも置いてあるので手軽に購入できるのも魅力的です。

工業用バーナーを取り扱う「新富士バーナー株式会社」のアウトドアブランド「SOTO」。充填式のコンパクトなポケットサイズのものや最高1600℃の炎が出る点火ボタン付きのガストーチなど、機能性の充実ぶりで人気です。DIYからキャンプ、アウトドアまで大活躍してくれます。

ここでは、ガストーチの使い方をご紹介します。ガストーチは、火を扱うので間違った使い方をすると危険です。そこで初めて使う方だけではなく、すでに使っている方も今一度確認してください。

ガストーチの中には、自動着火装置がついていないものもあります。その場合、ガス調節ねじを開けてガスを出し、ライターやマッチで着火して使いましょう。ガスの量によって、炎がぼわっとする場合があるので、不安な方は自動着火装置付きのものを選ぶのをおすすめします。

また充填式ガストーチの使い方は、ガストーチ本体にガスを充填し、ライターと同じように着火ボタンをカチッと押して点火します。火力調節ができないものがあるので火力調節をしたい方は事前に確認しておきましょう。

ガス缶の中には液体ガスと気化ガスが入っているため、逆火使用不可のガストーチで逆火をしてしまうと、液体ガスが使われてしまい急にぼわっとした炎が出て危険です。使う前に逆火に対応しているかどうかをしっかりと確かめておきましょう。

またボンベに互換性があるものでも、トーチとガス管はなるべく純正のものを使うのがおすすめです。違うメーカーのものでも使えなくはないですが、ガストーチ本体の劣化が早くなったり機能の低下などが起こったりすることがありますので、気を付けましょう。

キャンプやバーベキューに便利なガストーチ。手軽にパワフルな炎を噴出できるガストーチは、焚き火やBBQシーンなどの火を扱う場面になくてはならないアイテムです。ご紹介した選び方や人気のアイテムを参考にして、自分に合ったガストーチを見つけましょう。