タープポールの太さはどれくらいがおすすめ？メインポール・TCタープを紹介！

タープを張るときに必要なタープポールは、快適な空間を作るために重要なパーツです。タープのデザインや大きさに合わせて、好きな色やデザインのものを選んでいる方が多いと思います。タープとのバランスによっては風が強いと、ポールが折れたり幕が破れてしまう場合もあります。

しかし、タープポールは太さや長さ、材質などいろいろな種類があって選ぶのに迷ってしまいますよね。そして、適切な太さや長さのものを選ぶのが非常に難しいパーツでもあります。

そこで、この記事ではタープポールの材質で特徴・メリット・デメリットを解説します。おすすめのポールの太さに合わせたメインポール・サブポール・サーカスTCタープも紹介します。ポールの太さや強度について悩んでいる方は是非参考にしてください。

メインポールはタープやテントを支える屋台骨の役割があり、張り具合や風・タープの自重を支える強度が必要になります。タープの大きさにもよりますが、コットンまたはTC素材で作られたTCタープでもしっかり支えられる、太めの28mm以上のものがおすすめです。

太ければ太い程いいわけではなく、32mmより太いと重くかさばるため持ち運びが大変になってしまいます。28mmであればしっかりペグ打ちをすれば十分折れずに使えます。したがって、メインポールは28mm～32mmくらいの太さがおすすめです。

サブポールは必須アイテムではありませんがレイアウトのバリエーションを広げる役割があります。テントの跳ね上げや、タープの高さを出せるので、サブポールの本数が多いほどタープ下は広々と使えます。

レイアウトによって変わりますが、メインポール2本とサブポール2～4本があれば大抵のタープやテントは設営可能で、サブポールは軽くて取り外しが簡単、しかも収納場所に困らない16mmくらいのサイズがおすすめです。

ポールの材質は主に、スチール・アルミ・ジュラルミン・ウッドが一般的です。それぞれにメリットデメリットがありますので紹介していきます。

ポールは組み立てる前の1本あたりの長さが大切です。大まかに50cm～70cmまで開きがあります。70cmの場合は3本で210cm、50cmの場合は4本で200cmです。持っているタープやテントに合わせて便利な方を選びましょう。

70cmの方が本数が少なく、つなぎ目が少なくなり折れにくいですが、収納時にはみ出すデメリットがあります。50cmは組み立ては面倒ですがコンパクトに収納できるメリットがあります。自分のキャンプスタイルに合わせて選びましょう。

DDタープは、イギリスに本社があるDDハンモック社から発売されているタープです。ブッシュクラフトよりのユーザーから支持を集めています。ロープを通す部分やループやグロメットが通常のタープより多く設置されているのが特徴です。

タープアレンジの幅が非常に広く、無骨で男前なキャンプを目指す方におすすめのアイテムです。変わり種タープの部類ですが、張り方さえ覚えれば自由自在にさまざまなシーンに合わせられます。

サーカスTCはポリコットンでできているため、ナイロン製のテントに比べると重いのが特徴です。幕本体と張り鋼の重さはカタログ値で6,450gで、付属するポールはスチール製で2,360gと総重量は小物を合わせると10kgを超えてしまいます。

このサーカスTCを軽量化するためにアルミポールに変更するのも可能です。重い幕本体を持ち上げるために、少しでも軽い方が持ち上げやすくなります。強度はスチール製に比べると劣るので、32mmの太いものを選ぶなど、自己責任で変更しましょう。

「いつかのタープ」は、キャンプ用品ブランドのDODが初心者向けに発売したヘキサタープです。付属の延長ベルトを使用すれば基本的なアレンジの小川張りができます。さらにポールを追加すれば跳ね上げやロースタイルなど、希望のスタイルに合わせたアレンジが自在にできます。

ポールの太さは、テントやタープとのバランスが大事で、太くて頑丈であればいいわけではありません。特に、ソロキャンプの場合は、タープ自体が小さく軽いものが多いので、16mm～25mmの太さでも使用できます。

ポールだけが太く頑丈だと台風など風が強い日は幕のほうが破れてしまいます。タープとの接続に耐加重20～30kg程度のアルミカラビナを使用し、カラビナが破損するような風の強さであればタープを低くしたり撤収を考えるのがおすすめです。

自分のタープ・テントに合ったポールを選ばないと幕を破損してしまうので、太さや長さをしっかり選んでタープを張りましょう。もちろん色やデザインなどもタープ・テントと合わせて快適なだけでなく楽しいキャンプになるといいですね。