アウトドアで使えるロストルおすすめ10選｜自作方法・100均も

ロストルという単語は一般的にはよく知られていませんが、アウトドア好きならピンとくるはず。ロストルは炭床として使うのが本来の使用方法ですが、五徳として使うこともでき焚焼き網や鍋を置くための荷台などさまざまな用途で活躍するアウトドアのアイテムです。

そんなアウトドアの必需品ですのロストルですが、どのように選べばいいのか。選ぶポイントについてわかりやすく解説します。アウトドア初心者なら読んでおいて損はありません。他にも100均の材料だけで自作する方法やおすすめのメーカー、おすすめのロストルをいくつか紹介します。

登山やキャンプ、バーベキューなどのさまざまなアウトドアをより快適に、より楽しめるようにするためにも最適なロストルを選んでくださいね。

「ロストル」とは本来、焚き火台などの下に置いて使用するアウトドアアイテムで、空気を循環しやすくするために使われます。また、焚き火台の下に敷いて使うだけでなく、食材を焼く網として使ったり鍋やダッチオーブンなどを置いて調理したりすることも可能です。

ロストルは通常のバーベキュー網よりも頑丈なため、重さのある鍋を火にかけたい時にもおすすめ。さらに、ロストル自体は構造がシンプルなので使用後のお手入れは楽に済みます。キャンプにぜひ持っていきたいアウトドアアイテムです。

「ロストルという名前は聞いたことがあるけど、どのように使うのか知らない」という方も多いのではないでしょうか。しかし、ロストルの使い方はとても簡単！焚き火台の上にロストルを置き、さらにその上に炭をセットしたら完了です。誰でも簡単に扱えます。

また、焚き火の上に置いて使えば、バーベキュー用の網として使うことも可能です。調理器具を置くための荷台として使うのもおすすめ。使い方によって、さまざまなシーンで活躍する便利なアウトドアアイテムでしょう。

ロストルとひとくちにいっても、通販サイトやお店にはさまざまな形状や素材の商品が並んでいます。初めてロストルを購入する方の中には「選び方が分からない...」という方もいるでしょう。ここでは、ロストルを選ぶポイントを紹介するので、参考にしてください！

まず、ロストルに使用されている素材は大きく分けて「ステンレス」と「鉄」の2種類があり、それぞれでメリット・デメリットがあります。ここでは素材ごとの特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ステンレス製のロストルは、軽い商品が多いのが特徴です。荷物が多くなりがちなキャンプでは、「できるだけ軽いロストルが欲しい！」という方も多いでしょう。そんな方におすすめです。

また、ステンレス製のロストルの場合、焦げが付きにくくお手入れしやすいという点はメリットといえます。お手入れを簡単に済ませたい方は、ステンレス製のロストルが使いやすいでしょう。

ロストルの中には鉄製のモデルもあり、頑丈で耐久性に優れているというメリットがあります。重量のあるダッチオーブンや鍋を載せて調理をしたい場合にもおすすめです。

ただ、ステンレス製のロストルに比べて、本体自体が重い点はデメリットといえます。そのため、持ち運びにはあまり向きません。携行性を重視する場合はステンレス製、耐久性を重視する場合は鉄製を選ぶといいでしょう。

ロストルは商品によって、軸の間隔や軸自体の幅が異なります。使用目的に合わせて、軸の間隔や軸の幅を選ぶといいでしょう。

たとえば、バーベキューの網代わりに使用するのであれば、軸の間隔が狭いものがおすすめです。また、ダッチオーブンのように重量のある調理器具を載せる場合は、軸の幅が広いものの方が耐久性に優れているので安心して使えます。

ロストルを選ぶ際はサイズや重量にも注目しましょう。ロストルは大きすぎず、調理器具や食材を載せるのに適切なサイズの商品を選ぶのがおすすめです。ソロキャンパーであれば、小さめのロストルを選ぶと、楽に持ち運びできます。

また、ダッチオーブン用にロストルを購入する場合、ダッチオーブンの底のサイズもチェックしましょう。ダッチオーブンよりもロストルが小さいと、バランスを崩して倒れてしまう危険性もあります。ロストルとダッチオーブンの底の大きさは、確認しておくのがおすすめです。

ロストルを扱っているメーカーは多いため、アウトドアビギナーは特に「どのメーカーがいいか分からない！」という方が多いでしょう。ここではロストルを扱うメーカーの中でも特におすすめの3つを紹介するので、ぜひご覧ください。

「ユニフレーム」は金物の町でもある新潟県燕市に本拠を置く、アウトドアメーカーです。「ユニークなフレーム(炎)を創造する」という理念を掲げ、日本の風土や文化をベースにしてアウトドアグッズを生み出しています。

ユニフレームのロストルは、さびにくいステンレス製のものが多いのが特徴です。また、ロストル以外にもさまざまなアウトドアアイテムを展開しているので、バーベキューコンロや焚き火台を一緒に購入してもいいでしょう。

「笑's」は笑一さんというキャンパーの方が作った、埼玉県にある有限会社昭和プレスのオリジナルブランドです。ロストルをはじめとして、焚き火台や薪ストーブを幅広く扱っているのが特徴。

鉄製とステンレス製の両タイプのロストルを扱っており、コンパクトタイプの商品もあります。ユーザー目線に立って作られており、使いやすさにこだわられている点も特徴です。

「スノーピーク」は新潟県三条市に本社がある、日本発のアウトドアメーカーです。シンプルでおしゃれなデザインと機能性の高さで、キャンパーから長年愛されています。さまざまなアウトドアアイテムを展開しており、キャンプ道具一式を揃えることも可能です。

また、スノーピークのロストルは鉄製なので丈夫な作りになっています。耐久性に優れているロストルを探している方におすすめのアウトドアメーカーです。

「ロストルって自作できないの？」と思った方もいるのではないでしょうか。実はロストルは自作可能なアウトドアアイテムで、ホームセンターや100均で販売されているもので作れます。以下に材料と作り方をまとめたので、参考にしてください。

【材料】

• 取付金具(ステンレス製)
• ボルト・ナット

【作り方】

1. まず、取付金具で四角形の枠を作ったら、角をボルトとナットで繋げます。
2. 四角の枠の中に、十字ができるように取付金具を置いて、ボルトとナットで締めたら完成！

今回はキャンプファイヤーやバーベキューで活躍する「ロストル」について、紹介しました。さまざまなメーカーから登場しており、「どの商品がいいのか分からない！」という方はぜひ、今回の記事を参考にして自分に合ったものを見つけてください！