コスパ最強のLEDランタンおすすめ15選！キャンプでメインで使える充電式LEDランタンも

キャンプの夜を快適に過ごすには、ランタンが欠かせません。中でも火を使わず安全で扱いやすいLEDランタンが人気です。防災用としても役立つので、「キャンプ用品はレンタルで十分」と考えている人も、1つ持っておくのをおすすめします。

LEDランタンの人気は年々高まっているため、数多くのメーカーが高機能で価格も安い商品を出しています。いろいろなランタンの中からお気に入りを探せるのは嬉しいところですが、「種類が多すぎてどれを選べばいいの？」と迷っていませんか？

そこでこの記事では、コスパのいいLEDランタンの選び方について解説します。人気メーカーのおすすめ商品も紹介しますので、参考にしてください。さらに、100均商品の情報もお教えします。

他のランタンにはないLEDランタンの大きな魅力は、安全に使える点です。火を使わないので火事・やけどの心配がなく、一酸化炭素中毒の恐れもないため、テント内・車内で使っても安心です。

また、火を使わないもう1つのメリットは、安定した明かりを得られるところです。強風や寒冷地でも問題なく使えます。ガスやガソリンを使うランタンと違って、事前準備やメンテナンスの手間もかかりません。

LEDランタンは電池を入れるだけ、もしくは充電するだけで使えて、消費電力も少ないため、停電・災害などの緊急用としても役立ちます。モバイルバッテリーとしての機能を備えているものもあり、より便利です。

メインランタンとしてテントおよびその周辺を照らしたい場合には、1000ルーメン以上の明るさが適しています。ファミリーキャンプ用のサイトなど、場所が広いほど強い明るさが必要です。

メインランタンはランタンスタンドなどを使って高い位置から吊り下げると、広い範囲を照らせます。また、光の強いランタンは虫を寄せ付けやすいので、人のいるところから少し離しておくと、虫をそちらに集められます。

街中と違い、明かりが一切ない夜のキャンプ場では、光量が足りないと足元が暗くなって危険です。快適さだけでなく、安全のためにも明るさをしっかり確保しましょう。焚き火やサブランタンなど、他の光源もあるとより安心です。

テーブルに置いて使う場合は、200～300ルーメン程度が目安です。あまり明るすぎると眩しくて目に悪く、虫も寄ってきやすくなります。コンパクトなものを選べばテーブルで邪魔にならず、持ち運びもしやすいです。

テーブル用のランタンは、光量が重要なメインランタンよりも、デザインを重視して選ぶのがおすすめです。テーブルに置く以外にも、メインランタン1つでは影になる場所を照らす、サブランタンとしても活躍します。

そのほかにも、このようにいろいろなシーンで役立ちます。

• 調理などの作業中に手元を照らす
• 焚き火を眺めながらゆったり過ごすときにサイドテーブルに置く
• スポットライトのように使って雰囲気づくり

テント内でも使えるのはLEDランタンだけです。テント用なら明るさは100ルーメン程度あれば問題ありません。寝る前に枕元を照らす場合には、優しい明るさのものがリラックスできます。

テントの天井に吊り下げて全体を照らせるタイプもあります。光の強さを調節できるランタンなら、シーンに合わせた明るさにできてより便利です。真っ暗な状態が苦手な人は、長時間連続点灯できるものを常夜灯として使うのもいいでしょう。

夜道を歩くとき・夜のテントで荷物を確認したいときなどの明かりとしても役立ちます。100ルーメン程度のランタンは超軽量なものが多く、荷物の邪魔になりにくいので、1つ準備しておきましょう。

LEDランタンの光色には主に暖色光と白色光の2種類があります。優しい色合いの暖光色は、リラックスした雰囲気作りに最適です。蛍光灯に近い色の白色光は、メインランタンや作業用に向いています。使いたいシーンに合わせて選びましょう。

LEDランタンの給電方法には充電式・電池式の2種類があります。充電式は電池を使うよりもコストを抑えられるのが特徴です。USBカーチャージャーなどを使い、移動中の車内で充電できるタイプもあります。

電池式は電池を入れてすぐに使える手軽さが特徴です。乾電池を持って行く必要はありますが、その分充電切れの心配がありません。充電式の電池を利用すれば、節約にもなります。

本体がモバイルバッテリーとして使えるLEDランタンもあります。災害時には情報の入手や家族・友人との連絡にスマホが便利なのもあり、電源の確保は重要です。明かりとバッテリーを兼用できるランタンがあると安心できます。

最近ではスマホがつながるキャンプ場も増え、アウトドアでスマホを使う場面は意外と多いです。周りに電源がないキャンプ場で「スマホのバッテリーが切れてしまった！」なんてときにも役立ちます。

LEDランタンを選ぶ際には連続点灯時間もチェックしておきましょう。キャンプで1泊するなら、7～8時間は必要です。この程度あれば、日没が早い冬でも問題なく過ごせます。中には200～300時間使えるものもあり、緊急時用におすすめです。

ただし、光の強さの設定など、使い方によって点灯できる時間は多少変わります。キャンプの予定日数や一晩中点灯しておきたいかなど、自分が使う場面を想像しながら選びましょう。

LEDランタンを野外で使うなら、雨や砂ぼこりは避けられないため、防塵・防水加工の有無が重要です。そうした加工のないものは、内部に水や粉塵が入って故障してしまう場合があります。

防塵・防水の性能は「IP〇△」のような数値で表示され、大きいほど性能が高いです。左の数字（〇）が防塵、右の数字（△）が防水性能を表します。キャンプ用なら、IP54以上のLEDランタンがおすすめです。

コスパ最強と口コミでの評判が高く、Amazonでベストセラーとなっているのが「superway」のLEDランタンです。頭に折りたたみ式のフックが付いており、吊り下げて使えます。大容量のリチウムバッテリーを内蔵した充電式で、長時間の使用が可能です。

明るさは無段階調光、光色は3色+点滅の4種類に切り替えられ、あらゆるシーンで活躍します。さらに防塵・防水でモバイルバッテリーにもなり、キャンプで便利なのはもちろん、防災用としても役立つ機能が盛りだくさんです。

韓国メーカー「プリズム」のLEDランタン「クレイモア」シリーズは、コンパクトさと明るさを兼ね備えた人気商品です。四角形の薄型ランタンに加え、帽子のつばに取り付けられるキャップオンもあります。

特徴的なのは明るさで、手のひらサイズの「ウルトラミニ」でも500ルーメン、ひとまわり大きい「ウルトラ3.0」なら1000ルーメンを超えます。さらに明るさを2倍にできるターボモードも搭載されており、明るさでは他の薄型LEDランタンを圧倒しています。

スノーピークは新潟県三条市にあるアウトドアブランドです。ランタンはLEDとガス式を展開しており、日本製ならではの高い信頼性に加え、独自の工夫が盛り込まれたランタンを数多く出しています。

人気の小型LEDランタン「ほおずき」は、ころんとした見た目がかわいらしくおしゃれです。しかも、光は本物の炎のような色合いで、風が吹くと光が揺れる「ゆらぎモード」もあり、癒される落ち着いた雰囲気を演出できます。

コスパに優れたLEDランタンを探すなら、100均アイテムにも注目しましょう。人気の100均ショップ・セリアでは、電池式またはUSB式のLEDランタンが販売されています。クリスタルのように輝くデザインのものや、吊るして使えるものもあり、種類が豊富です。

セリアと並ぶ人気のダイソーでも、LEDランタンを入手できます。「伸縮ランタンライト」は価格が330円とセリアのものより高額ですが、それでも驚きの価格です。大きさと連続点灯時間の長さはセリアを上回ります。

安全で使いやすいLEDランタンはキャンパーに人気があり、いろいろなメーカーが工夫を凝らしたものを販売しています。コスパに優れた商品もたくさんありますので、この記事を参考にお気に入りのLEDランタンを探し、夜のキャンプを快適に過ごしましょう。