登山用タイツおすすめ10選｜ワークマンのレギンスやサポートタイツも紹介！

登山は足の筋肉を想像以上に使うため、足の疲れやむくみに悩まされてしまいますよね。登山用タイツを着用していると、登山に特化したタイツなので登山の際に適した効果を発揮してくれます。でもサポートタイツ・トレッキングタイツの2種類のタイツのタイプがある点はあまり知られていません。

ワークマンにもレギンスなどの取り扱いがある一方、本格的に始める場合には登山用タイツがおすすめです。レディース・メンズ、年齢によって適したタイツの種類が変わってきます。

本記事では男女別登山用タイツのおすすめ10選や選び方、一番気になる効果の解説まで詳しく紹介します。今登山用タイツを探している人は、読んで自分に最適な登山用タイツを見つけてください。

登山用タイツとは、通常のタイツとしての防寒効果以外に、サポーターとしての役割を持っている登山に必須のアイテムです。さまざまな種類があるのが特徴的で、取り入れたい場面に適したタイプを選び、より登山を快適に楽しめるようになります。

また、男女別におすすめなタイプが展開されていて、商品ごとの素材やサポート力を吟味すれば幅広い年齢層に向いたタイプをチョイスできるのも強みです。足腰に負荷がかかる登山では、登山用タイツの有無によって快適に過ごしやすいかどうかが大きく変わってきます。

登山に特化した用品としての働きがあり、身に着けて使えるので登山で移動する際に持ち物を増やさずに取り入れられるのも利点です。

タイツ・スパッツ・レギンスはよく似ているため、その違いについて疑問に思っている人が多いです。厳密には形状や素材の厚さなどによって、まったく違います。タイツはつま先まで生地があり、主にインナーウェアとして着用されます。

スパッツ・レギンスはひざ下から足首までしかありません。それぞれアウターウェアとして着用したり、スポーツウェアに着用したりします。

コンプレッションタイツは登山後にむくみやすい足の悩みを解消してくれる効果があるため、女性に人気が高いのがポイントです。縦にラインが入っていたり、蛍光色を取り入れていたりとデザイン性が高い製品が多く、登山用のウェアのおしゃれさにこだわりたい方にも適しています。

また、血流が悪いと疲労が溜まりやすくなるため、登山後に体の負担を感じてしまいやすいです。コンプレッションタイツを取り入れれば、血流を改善して疲労が回復するよう働きかける効果を活用できます。長期間登山をする場合や、明日に疲労を残さないようにしたい場面で役立つのがメリットです。血液循環を良くし疲労軽減につながるだけでなく、エコノミー症候群対策になるのが魅力でもあります。

【効果】

• 血流の改善効果や疲労回復促進効果が見込める
• 足の動きと圧力のバランスを考えてあるため、体の負担を和らげる

サポートタイツは、高齢者の方が登山をする際や、過酷な環境で登山をする場面におすすめなアイテムです。関節保護の効果が期待でき、筋肉への負担軽減効果もあるため、登山中の怪我防止を重視する方により適しています。

また、筋肉に圧力をかける構造になっている分、運動パフォーマンスの向上にもつながるのが大きな強みです。圧力をかける効果はコンプレッションタイツと共通していますが、より専門的に働きかけて筋力をサポートしてくれます。

【効果】

• 長時間継続して歩く必要がある登山時に、膝への負担が和らげられる
• テーピングを施さなくても、履くだけで手軽に筋肉サポート効果を得やすい
• 骨盤を支えて姿勢を改善し、より効率よく動きやすい体勢になるよう整える

夏場に用いる場合には、涼しさを保てるタイツかどうかチェックする必要があります。通気性がいい素材を活用していれば、登山中の汗によるムレを防げるため、快適な状態で動きやすいです。丈は肌に密着する布面積を減らせるよう、薄手のショートタイプを優先して取り入れましょう。

また、吸汗速乾性を備えたタイツかどうかにも着目してください。汗を外に逃がしやすい構造に、さらに汗を吸い取ってすぐ乾かす効果が付与されていれば、より効率的に汗を解消できます。

夏場の強い日差しが気になる方は、UVカット加工が施されているかもチェックしましょう。暑さを和らげたい場合には接触冷感タイプを取り入れれば足回りの不快感を解消しやすくなりおすすめです。

冬には保温性を高める機能が付いたタイツが適しています。裏起毛が採用されたタイプであれば、心地いい感触を取り入れつつ足を暖かくしやすいです。足回りはウェアを着ていても冷え込みやすいですが、足腰を柔らかく厚みのある素材で包むと、冬の登山の寒さ対策にもなります。

また、登山中の汗を吸い取って発熱してくれる効果があれば、保温性を高めるだけでなく足回りを暖かい空気で包めるのが魅力です。内側に空気を含んだ生地であれば、外の冷たい空気から足腰を守ってくれる利点があります。

タイツに汗を吸わせると汗が自然に蒸発して周囲から熱を奪う状況にならないよう対策できるのがポイントです。汗のニオイが気になる場合、抗菌防臭効果が付与されているかどうかも合わせてチェックしましょう。

フラット設計かどうかチェックすると、履き心地のいいタイツを取り入れられるのもポイントです。具体的には縫い目がない作りになっていれば、縫った際の糸が肌に触れないため、足腰を動かして長時間移動する必要がある登山でも不快感が少なくなります。

またシーム加工が施されている製品は、縫い目が少なくなるよう工夫されているのもポイントです。ソフトな肌触りのタイツを取り入れれば、日常使いもしやすいアイテムとしてさまざまな用途に活用できます。

登山用タイツを選ぶときに、どの商品を選ぶか分からない人や無難なものを選びたい人は、人気のブランドやメーカーをチェックしてください。高品質な商品が多いため、安心して着用できます。たとえばmont-bell（モンベル）は吸水拡散性素材を使用しているタイツが多く運動量が多いシチュエーションでも快適です。

またColumbia（コロンビア）もオムニヒートと呼ばれる機能で、効率よく体温の保持ができます。スポーツメーカーとして有名なMIZUNO（ミズノ）も、伸縮性と吸汗速乾性に優れている素材で登山にも最適です。

登山用タイツを活用する際には、2つの要点に注意しておく必要があります。正しい方法で用いると、より安心して使いやすくなるのがポイントです。こちらでは、どのように注意していけばいいか説明していくので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

日常的に膝の痛みを抱えている場合や、足腰損傷の不安がある際には、登山用タイツの着圧作用が逆効果になる懸念があります。自身で使う前に、登山用の着圧効果のあるタイツを用いてもいいか医師に相談した方が安心して取り入れやすいです。

また、体への不安がない場合でも、初めて購入する際には試着をしてみて履き心地を確かめてください。体にフィットするサイズがどれなのかを確かめてから購入がおすすめです。

登山用タイツは素材に合わせて正しい洗濯方法でケアする必要があります。たとえば、メリノウールが使われたタイツの場合、漂白剤には弱く、普段着と同じように洗濯機を利用すると縮む懸念があり、注意が必要です。おしゃれ着用の中性洗剤を用いて、洗濯機でもおしゃれ着コースなどの衣類に刺激が少ないコースを選択しましょう。

また製品の仕様によって、着圧効果や吸湿発熱効果などを劣化させないために、手入れの方法が指定されている場合もあります。取扱説明書や製品に付いたタグをしっかりと確認して、正しい方法で手入れするように意識しましょう。

消臭効果がある製品でも、放置しすぎるとニオイが気になります。下山後にはすぐに洗濯するように心がけが大切です。ウールなどの天然素材が使われている際には、防虫剤を入れて風通しのいい場所での保管を意識しましょう。

ユニクロやワークマンでは、登山向けに取り入れられるタイツが販売されています。どちらも実際に店舗を訪れて、自身に合ったサイズがどれか・履き心地はどのようなものか店員の方と相談しやすいのが魅力です。それぞれの特徴を下記にまとめます。

• ユニクロ
  ユニクロで販売されているタイツには、エアリズムとヒートテックがあり登山用タイツと比べるとかなり安いのが魅力的です。エアリズムは抗菌防臭効果や、速乾効果があり、夏場の登山に適しています。ヒートテックは冬場の宿泊時におすすめです。
• ワークマン
  ワークマンは安い価格・高品質・サポートタイツのFind-Out（ファインドアウト）が展開されています。高い防水性を重視したAEGIS（イージス）やカジュアル感のあるFieldCore（フィールドコア）など、さまざまなシリーズがあります。

登山用タイツを用いて、登山をより安全に行えるようにしていきましょう。登山用のタイツは、種類・取り入れる季節・手入れの方法などをチェックしてください。自身に合った登山用タイツを活用して、より快適に登山を満喫してみましょう。