保冷剤を誤飲・誤食すると、死亡事故が起こる可能性もあります。一部の保冷剤に使われているエチレングリコールは、腎不全などの症状を引き起こす危険な物質です。有害な物質な保冷剤を体内に入れてしまうと、少量でも死に至る危険もあるので絶対に避けましょう。
冷凍庫に入れても凍結しない保冷剤は、有害な成分が含まれる可能性があるので十分に注意してください。有害な物質が含まれていない保冷剤も、危険性はあります。高吸収性ポリマーは毒性はありませんが、水分を吸収して膨張するので人体に悪影響を及ぼす可能性はあります。
保冷剤を飲み込んだ場合は、中毒110番か医療機関に連絡して治療を受けましょう。飲み込んだものと同じ保冷剤を用意しておけば、適切な治療を受けやすくなります。