SOTOガストーチのガス補充方法を解説｜スライドガストーチのガス充填方法は？

アウトドアに使えるターボライターが欲しい方は、SOTOのガストーチがおすすめです。すでに愛用している方や、これから買おうと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、「ガスを補充しようとしても上手く充填できない」と困っていませんか？

SOTOのガストーチのガス補充は意外に簡単で、手順通りにやれば安全に数秒で完了します。SOTOでは「スライドガストーチ」と「マイクロトーチ」が販売されていますが、マイクロトーチのガス補充には気を付けるポイントがあります。

この記事では、SOTOのガストーチのガス充填方法や、マイクロトーチが充填できない理由や解決法を解説します。高温地や気圧が低い場所での注意点や、使い捨てライターが燃料のポケトーチも解説しているので、参考にしてください。

まず、ガス残量の見方を覚えておきましょう。残量はガストーチの下部にあるガス残量窓で確認できます。空の場合は小窓に何も映りませんが、ガスが充填されると残量が分かるようになります。なお、ガスが残っていると充填できない場合があるので、ガスを空にしておきましょう。換気をよくしたら補充開始です。

次にガス缶を用意します。ガス缶はホームセンターやコンビニ等に売っている、家庭用のカセットコンロのものが使えます。OD缶（アウトドア缶）を使う場合は、別売りのフィルアダプターが必要になるので気を付けましょう。

補充前に必ずSOTOガストーチのセーフティーロックをしておきましょう。うっかり点火ボタンを押してしまうと、点火してしまい大変危険です。セーフティーロックは指で押し込むとカチっと音がします。充填時だけでなく、使用後はロックするくせを付けておくと安心です。

次にSOTOガストーチのガス注入口に異常がないかをチェックします。底にある小さな穴がガス注入口です。泥や汚れが付いていたら、乾いた布等で拭いておきましょう。

準備が整ったら、ガスを充填しましょう。ガス缶の先端の突起をガス注入口に挿して、押し込みます。SOTOガストーチを立て、押さえるように上から真っすぐにガス缶を挿すと安定感があります。ガス充填は、シュっと音がして数秒で終わります。なお、火口を下にしないと補充できないのでご注意ください。

最後にSOTOガストーチのガス残量窓を見て、ガス漏れせずに補充されてるかをチェックします。セーフティーロックを解除し、火が点くか確認すれば完了です。なお、ガス充填時は必ず近くに火の気がないのを確認してから行いましょう。近くに火があると、充填時にガス漏れした場合に引火する恐れがあり、大変危険です。

SOTOのガストーチにガスを補充する時には、気を付けるポイントがあります。高温時や気圧が低い高地、ライター用のガスを充填した時は、消火時に残留ガスで炎がしばらく消えない場合があります。

そんな時は、ガス調整つまみをマイナス方向に回して調整しましょう。調整後はしっかり消火されているかも確認すると安心です。また、気圧が低い高地では着火しない場合もあるので、登山やキャンプで使用する時には、あらかじめ理解しておきましょう。

SOTOのマイクロトーチにガスを補充しようとして、説明書通りにやったのにガスが入らない。と困っていませんか？「故障したのでは？」と思ってしまいますが、マイクロトーチ内に種類が違うガスが残っていると、充填できない・漏れてしまう場合があります。

また、イワタニのような他メーカーのガスを使用すると寒冷地で着火しづらくなる場合があるので、充填にはSOTOのガスを使用するのがおすすめです。ガス充填にはガストーチ内を空にする必要があるため、ガスの種類を変える時は気を付けましょう。

ガス抜きの方法は、シンプルです。ライターガスについているアダプターを地面に置き、ガストーチのガス注入口をぐっと押し当てます。これを何度か繰り返すだけで、ガス抜き完了です。

ガスがつかない場合チェックすべき項目を、下記にまとめました。

【チェック項目】

• ガスが出ているか
• 火をつけようとしたときに火花が出るか
• 火力レバーがマイナスになっていないか
• 風が強い環境で点火しようとしていないか
• 標高が高い環境で点火しようとしていないか
• ガストーチ本体が冷えていないか
• 安価でスペックが低いパワーガスを使っていないか

SOTOのポケトーチは使い捨てライターでありながら、1300度の強力バーナーとして使えるアイテムです。通常のライターとして使うよりも、使用時間が60％アップするという燃焼効率のよさが特徴です。使い捨てなので、燃料が常に新しく、充填などの手間が不要なのも魅力です。

SOTOのガストーチにガスを充填する方法はとても簡単で、慣れれば数秒で完了します。家庭用のガス缶が使えるので、手軽に購入できるのが嬉しいですね。正しくガスを補充して、キャンプやアウトドアでガストーチを活用しましょう。