来客用の寝袋おすすめ14選｜来客用布団の代わりに！一人暮らしの方にも

普段は使わない来客用の布団を用意するかどうか、迷っている方には寝袋がおすすめです。キャンプや登山での就寝時に利用する寝袋は、広げるだけでいつでもどこでも快適に眠れるアイテムです。実は来客用布団の代わりとしても大活躍します。

来客用の布団を用意する際にネックになるのは収納場所と使用頻度。特に一人暮らしの方やワンルームの賃貸に居住している方には大きな負担です。そんな時も、寝袋ならコンパクトに収納できて、急な来客でもサッと広げるだけで使えます。

今回は、来客用の布団代わりに最適な寝袋の選び方とともに、おすすめの商品をご紹介します。あわせて、寝袋とセットで揃えておくと重宝するグッズもご紹介します。両親や友人の来訪に備えたい方はぜひ参考にしてください。

寝袋はアウトドアフィールドへ持ち運んで使用するアイテムなので、片手で持てるサイズに収納できるのが最大のメリット。布団はどんなに小さく折り畳んでも、シングルサイズの敷布団なら幅が100cmほどあります。

一方で、寝袋は収納袋に入れると40cm未満に収まり非常にコンパクト。クローゼットの隙間や押し入れの天袋などの狭い場所にも収納できます。敷布団と掛け布団一式の収納スペースと比較すると寝袋は3分の1程度です。

寝袋の中には、自宅の洗濯機やコインランドリーで丸洗いできる商品もあります。布団を洗うにはクリーニング店に出すことが多く、コストの負担も大きいのが難点。しかし、寝袋なら気になる時にいつでも気軽に洗濯できるのがメリットです。

1回しか使用していなくても、次にいつ来るかわからない来客のために布団を清潔に保つのは面倒です。その点寝袋は軽量で洗濯しやすく干すのも簡単。急な来客の際には空気を含ませるだけで使用できます。

寝袋は屋外でも快適に睡眠できるように作られています。寝袋にはさまざまな季節や天候から身体を保護する役割があり、来客用の布団の代用として1式用意しておけば災害時の備えとしても活用できるのがメリットです。

寝袋は室内での寝心地もよく、掛け布団と敷布団を1枚でまかなえてカバーが不要なのもポイント。近年は自然災害が増加していることもあり、アウトドア活動を行わない方でも持っておくことをおすすめします。

封筒型の寝袋は、ファスナーで簡単に開閉できるタイプです。掛け布団と敷布団をつなぎ合わせたような形状で、従来の布団に近い快適さで寝られます。また、ファスナーの開き具合によって温度を調節しやすいのもメリットです。

さらに、同じモデルの封筒型を連結させて使用できる商品もあり、ダブルサイズにして2人の来客にも対応できます。冬場の保温性はやや弱いものの、寝返りを打つゆとりが欲しい方におすすめです。

マミー型の寝袋は、全身をすっぽり包み込めるタイプです。「まゆ」のような形状で足先から頭部まで入り、身体に密着して冬場もあたたかく眠れる保温性の高さが魅力。一方で、やや寝返りが打ちにくいのがデメリットでしょう。

また、マミー型は封筒型よりもさらにコンパクトに収納できるのもメリット。家具などの隙間にギュッと押し込むことも可能です。暑がりの方は夏場の使用には不向きですが、3シーズン快適な睡眠環境が作れます。

中綿に化学繊維を使用した寝袋は、お手入れが簡単なのがメリットです。水濡れに強いのが特徴なので、自宅の洗濯機で丸洗いできます。また、ポリエステル素材が広く使用されており、比較的安価に入手できるのもポイントです。

ダウン製よりもやや保温性が低いものの、春から夏場の使用には最適。日干し可能で保管方法にも気を使う必要がないため、初めて購入する方にもおすすめです。

ダウンの寝袋の最大の魅力は高い保温性です。標高が高い山でも体温を維持して眠れるように作られており、冬場に暖房がない部屋でも暖かさを保てます。また、ダウン製は化学繊維と比較してふわふわとした肌触りで寝心地がいいのもメリットです。

化学繊維製よりも高額で水に弱い点がデメリット。自宅で洗濯できる商品もありますが、専用洗剤などを準備する必要があります。一方で耐久性や軽量性にすぐれており、長く愛用したい方にはダウンがおすすめです。

来客用の布団がわりに使用する寝袋なら、デザインにも注目しましょう。インテリアのテイストや好みに合うデザインを選べば、泊まりに来た方に見せるのも楽しくなります。寝袋というと無地で単色のシンプルなタイプを思い浮かべますが、実はそれだけではありません。

コールマンやモンベルなどのアウトドアブランドからもカラフルな寝袋が販売されています。チェック柄やペイズリー・アニマル柄など、おしゃれなデザインを選んでください。

寝袋には「快適温度」や「限界温度」が表示されています。冷暖房が効いた室内で使用する際には、暖かく睡眠が取れる温度域の指標になる「快適温度」に注目しましょう。寝袋を使用する部屋の温度に対して+5〜10℃の快適温度の商品を選ぶのがおすすめです。

快適温度の表示がない商品の場合は、室温が10℃以上あれば夏用を、10℃未満の室温の部屋なら3シーズン用や冬用の寝袋を使用すると心地よく眠れます。

Bears Rockのねぶくろんをご存知でしょうか？実は一人暮らしやミニマリストの方が普段使いでも布団の代わりに愛用している商品です。温度調節がしやすいので、一年中寝心地抜群なのが魅力です。収納袋に入れればコンパクトにまとまるので、来客用の布団として常備しておくのに適しています。

使用方法はフローリングに直接敷くと身体が痛い場合があるので、ジョイントマットやレジャーマットと併用するのがおすすめです。クッション性があるものを使えばより快適に寝られます。

来客に対して「フローリングにいきなり寝袋は気が引ける」という方も多いでしょう。また、普段からベッドやマットレスで寝ていると、床と接触すると痛くて寝心地の悪さが気になることも。そのようなときに用意したいのがキャンプマットです。

キャンプマットは床の上に広げるだけでクッション性が向上し、断熱材の役割も果たします。3cmほどの厚みで蛇腹に折りたたむ商品から、20cmほどの厚みになるインフレータブルタイプなどもあるので、スペースや寝心地を考慮して選びましょう。

マット同様、眠るときに欠かせないのは枕です。来客用寝袋とともに用意するなら、アウトドア用の圧縮枕がおすすめ。収納袋に入れれば缶入りのドリンクほどのサイズになり、使わないときにもコンパクトで邪魔にならないのがメリットです。

また、空気で膨らませるタイプの圧縮枕を選べば、使用する方の首や肩のサイズに合わせて高さを調節できるのもポイント。長距離ドライブや飛行機に搭乗する際にも役立つので、ひとつ持っておくと重宝します。

エアーベッドやマットレス、ソファベッドは、快適な睡眠環境を提供するためにアイテムです。エアーベッドは、来客時の敷き布団の代用として使えるだけでなく、空気を抜いてコンパクトに収納できます。また、湿気を気にする必要もないため、使い勝手がいいです。さらに、キャンプや防災用としても活用できます。

一方、マットレスは床の冷たさや硬さを和らげ、腰や背中が痛みにくく、種類も豊富でたためるタイプもあるため、収納にしやすいです。

また、ソファベッドはソファとしても使えるだけでなく、就寝に適した硬さや厚みがあります。しかし、複数の来客には対応できません。

いつ来るかわからない突然の来客用に布団を準備するよりも、快適な寝心地の寝袋の方がメリットがたくさん。コンパクトに収納できてお手入れも簡単、さらに広げるだけですぐに寝てもらえます。気軽に来客をおもてなしできる寝袋を見つけてください。