カーサイドタープのおすすめ7選！ワンタッチで取り付けられるもの・自作方法も紹介！

車中泊の人気が高まっている近年、キャンプ場で車に連結したタープを目にした方も多いはず。車に連結できるカーサイドタープは設営が手軽かつ広いプライベートスペースを確保できるのも魅力ですよね。しかし種類が多く自分に合った商品選びが難しいと感じる方も。

今回はそんな方におすすめのカーサイドタープを厳選してご紹介。選び方のコツも解説しているので自分に合うテントが見つけやすくなっています。またカーサイドタープは3つのアイテムがあれば簡単に自作もできるんです。その方法も解説しているので要チェック。

さらに今人気のメーカーや外れないと話題の吸盤も紹介しているので、ぜひカーサイドタープ選びの参考にしてみてください。

カーサードタープは車と連結できるため荷物の運搬が不要です。荷物を車に乗せたままでも使用可能なため準備・片付けが楽になります。またコンパクト・軽量なため持ち運びがしやすいのも魅力。設営・撤収も簡単なため、車に積んでおけば使用したいときにいつでも使えます。

地面だけでなく車にも固定するため安定感の高さも魅力です。雨風の影響を受けにくくなっています。普通車にも取り付け可能なタイプも多く、幅広い車種に対応できるのもメリットです。

カーサイドタープは車と連結して使用するため設営後は車の移動が難しいのが難点です。設営時にはペグダウンが必要となるため多少の手間もかかります。また商品によってテントに比べ密閉性が低いものもあり防寒性も高くはありません。

さらに車の乗り入れ可能な場所での使用に限られるのもデメリット。広いスペースが必要になるため事前にサイトの広さも確認しておくと安心です。取付位置によっては車内・テント内が丸見えになる場合もあるので、気になる方はフルクローズできるタイプがおすすめですよ。

カーサイドタープにはSUV・ミニバン・軽自動車用などそれぞれ対応車種が決まっています。サイズが合わないと雨風を防げないため使用する車体に合わせて選びましょう。異なる車で併用したい場合には、幅広い車種に使えるサイズ調整可能なモデルもおすすめです。

ポール2本で設営できるレクタ・ヘキサタープは設営が簡単なうえに開放感を味わえるのでデイキャンプにおすすめです。カーサイドタープ専用ではなく、様々な用途で使用できる汎用性の高さも魅力。車との連結はルーフレールやリアタイヤなどに固定して使用可能です。

テントに近い使用感の「シェルター式タープ」「サイドウォール付きタープ」は車中泊におすすめです。四方が囲まれているためよりプライベート感が増します。また別売りのポールを使用すれば自立するのも魅力。キャンプやBBQなど幅広い用途にも使えます。

ミニバンなどのバックドアに取り付けて設営する「リアゲートタイプ」は簡単に設営・撤収ができるアイテム。ポール不要のモデルは海で更衣室を作りたいときにも役立ちます。バックドアが屋根代わりになるため他のタープに比べ省スペースで設営できるのも魅力です。

カーサイドタープを選ぶ際には耐水圧も重要なポイント。耐水圧とは生地の上に置いた1㎝四方の筒に水を入れた際、何㎜の高さまで浸透しないかを示した値です。耐水圧が高いほど防水性が高く、「小雨300㎜程度」「中雨2000㎜程度」「大雨10000㎜程度」が目安です。

屋外で使用するカーサイドタープは急な雨にも備え、最低でも耐水圧1500㎜以上の製品を選びましょう。天気に左右されずに楽しめるのは嬉しいポイントです。

カーサイドタープは収納サイズが小さいほど車内のスペースを有効活用できます。また保管時にも場所をとりません。さらに軽量であれば持ち運びも楽なうえに1人での設営も手軽にできます。持ち手つきの専用ケースが付属しているとより携帯性が高く便利です。

より快適に使用したいならメッシュ窓や蚊帳付きのカーサイドタープを選びましょう。特に暖かい季節は虫が多く車内に入ってしまう場合もあります。虫が苦手な方・お子様連れの方はもちろん、開放感を感じつつプライベート空間を維持したい方にもおすすめです。

日差しが強い時期の使用には遮光性・UVカット加工も重視しましょう。遮光性は生地の厚さで左右されるため「T(タフタ)」「D(デニール)」の値が高いほど濃い影が作れます。またUV加工は「シルバーコーティング」「PUコーティング」が施されたものが遮熱性もあるためおすすめです。

カーサイドタープの多くに使用されているポリエステル素材は火に弱いのがデメリット。焚き火やBBQを楽しみたい方は「難燃性ポリエステルタフタ」「コットン」「ポリコットン」などの耐火性がある素材を選びましょう。火の粉を気にせず楽しめますよ。

数々のヒット商品を生み出してきたコールマンから2021年に待望の「カーサイドテント/3025」が発売されました。カーサイドテント/3025は本体を組み立て吸盤で車と連結するだけの簡単設営。付属のインナーテントを本体に吊り下げればテントとしても利用可能です。

3面に大きいメッシュ窓が配置されており「メッシュ」「オープン」「クローズ」と用途に合わせて使い分けられるのも魅力。さらに車と連結せずに単体での使用も可能。タープからテントまで臨機応変に活躍します。

スノーピークは日本が誇るアウトドアブランド。高い縫製技術によって頑丈で高品質なカーサイドタープが揃っています。雨風にも強くUV加工が施されているモデルも多いので安心して選べるのもメリット。屋外でもリビングスペースのような居住性の高さを実現しています。

またスノーピークのカーサイドタープは耐水圧の高さも魅力。多くのメーカーが平均値・最高値で設定する中、スノーピークは「最低でもこの値は保証できる」ミニマム値で記載されています。ミニマム値でも平均1800㎜程度あるので安心です。

1914年に創業した日本の老舗アウトドアメーカ「ogawa」。近年はカフェや直営店などもあり実際に商品が見られるようになりました。テント専門メーカーであるogawaのタープは高品質さが最大の魅力。長年の技術を盛り込んだカーサイドタープも2002年から販売し支持されています。

ogawaのカーサイドタープはポールでフレームを作り上下で支えるタイプ。設営の手軽さも魅力です。「タープ」「リビング」「シェルター」の3タイプが販売されており、好みのサイズ・スタイルから選べます。

カー用品専門の経験を持つ「Levolva」は他社と違い車目線でカーサイドタープを開発・販売しています。ミニバンから軽自動車まで幅広く対応可能なカーサイドタープは車を変えても使用できるのがメリット。設営は吸盤とベルトを使い初心者でも簡単に設営できるのが魅力。

また車との接触部には傷がつきにくい樹脂パーツを使用しているのも、カー用品専門メーカーであるLevolvaならではの魅力。

革新的なアイデアでより快適なアウトドアを提供する「フィールドア」。1万円以下で購入できるカーサイドタープなど注目を集める商品を発売しています。そんなフィールドアから新たにワンタッチタイプのカーサイドタープが登場。

驚きの15秒で設営できる手軽さは初心者・女子キャンプにもおすすめ。タープを広げて紐を引くだけで設営でき、車との連結は取り付け簡単な吸盤フックを使用。また吸盤の取り付け位置が140/160/180㎝と調整可能な点も嬉しいポイントです。

手軽な価格でおしゃれなアウトドアが楽しめる「ロゴス」。ミニバン・大型ミニバンなどに取り付け可能なカーサイドタープが販売されています。安く購入できますが雨水・虫の侵入を防ぐ「マッドスカート」を備えるなど機能面も充実。

付属の持ち運び便利な収納バックは持っているだけで気分が上がります。カーサイドタープもシンプルかつナチュラルなデザインになっており人気となっています。

カーサイドタープを吸盤で取り付ける際「外れやすい」「付きにくい」などの声もあります。そんな悩みを解決できるのが「REDCAMPの吸盤フック」。きれいかつ滑らかな面に押し込みハンドルを回すだけで強力なホールド力を発揮します。

1つにつき耐荷重10㎏となっているためカーサイドタープの設置にも十分な力を発揮可能です。口コミでも高い評価を得ており、タープ用アクセサリとして人気です。

カーサイドタープは専用の製品でなくても大丈夫。3つの材料があれば簡単に自作可能です。

【必要な物】

• タープ(ロープ・ペグ付きでない場合は別途必要)
• 吸盤
• ポール

【設営方法】

1. 吸盤を車の屋根に取り付ける(接地面はきれいに拭いておく)。
2. タープを吸盤のフックに取り付ける。
3. タープがきれいに張れる位置にポールを引っかける。
4. タープの紐を引っ張り地面にペグダウンする。

これだけで簡単に自作カーサイドタープの完成です。タープをきれいに張るコツは、最初に設置する吸盤をタープがたるまずテンションが張る位置に取り付けること。また使用したい車のサイズに合わせたタープを選ぶのも大事です。

それぞれのアイテムは別用途でも使えるのが自作のメリット。ヘキサゴン型などを使用すればサイドを囲えるカーサイドタープも自作できます。

カーサイドタープがあれば車中泊・キャンプがさらに手軽かつ快適になります。テントに比べ設営が簡単・軽量・コンパクトなのも魅力です。ぜひ自分に合ったカーサイドタープでより快適なアウトドアを楽しみましょう。