バーベキューコンロおすすめ20選！大人数向けや片付け簡単なものも紹介！

バーベキューコンロは、キャンプや自宅の庭などで調理を楽しむのに欠かせない存在です。アウトドアでの調理は、家庭で作る料理とは違う雰囲気が楽しめるため、料理がより美味しく感じますよね。

バーベキューコンロには、さまざまな種類が存在します。価格帯の幅は広いですが、安いタイプでも十分に調理できます。ただメーカーによっても異なる特徴のバーベキューコンロが販売されているので、初心者は選ぶのに迷ってしまうことも。

そこで今回は、初心者にも分かりやすくバーベューコンロの選び方とおすすめ商品をご紹介します。コストをより抑えたい方向けに、バーベキューコンロの自作方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

バーベキューコンロには大きく分けて4つのタイプがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。タイプによって状況に合った使い方が可能なため、事前に把握しておくと便利です。4タイプのそれぞれ異なる特徴を紹介します。

• 脚付きスタンダードタイプ：一般的に使用されることの多いタイプ。立食スタイルやバーベキューパーティ向き
• 卓上タイプ：テーブルの上に置いて使用するタイプ。少人数で囲んで利用するのに最適で、コンパクトに折りたためるのが魅力
• 焚き火台タイプ：焚き火とバーベキューが兼用できるタイプ。網や五徳が付けられる焚き火台のみ使用可能
• 蓋付きタイプ：蓋付きで燻製や蒸し料理など本格的な調理もできるタイプ。バーベキューで凝った料理を作りたい方におすすめ
• 使い捨てタイプ：燃料や焼き網がセットで販売されているタイプ。価格が安いので手軽にバーベキューを楽しみたい方におすすめ

スチール製のバーベキューコンロは価格が安いのがメリットです。そのため、コスパを重視したい方はスチール製の商品を選ぶのがおすすめです。種類も豊富なため、自分に合ったコンロを探しやすい点も魅力となっています。

しかし、スチール製は錆びやすい点とコンロ自体が重いのがデメリットです。また、スチール製は重量がある商品が多いため、持ち運びにも不向きです。キャンプよりは、庭で行うバーベキューに向いています。

ステンレス製のバーベキューコンロは軽いので、持ち運びに便利なのがメリットです。また、錆びにくい素材のため、耐久性が強い点も魅力の1つです。頻繁にキャンプやバーベキューをする方は、頑丈なステンレス製だと長く使えます。

しかし、ステンレス製は耐久性や携行性に優れているぶん、高価なモデルが多いです。そのため、他の素材よりも購入時のコストが大きくかかります。多少値段が高くても、長期間使えるタイプを購入したい人はステンレス製を購入しましょう。

本格的なバーベキューを楽しむならやはり、「炭火式」が1番です。炭火式は赤外線効果によって食材を美味しく調理できるのが、最大のメリットです。遠赤外線効果で食材の表面をきれいに焼き上げ、炭火の薫りが食欲をかきたてます。

しかし、本格的に調理できるぶん火起こしや火力調整が大変なのがデメリットです。火加減の調整ミスで焼き過ぎて焦げる恐れもあります。ガス式などと比較するとコストを抑えられますが、調理の際には火力に気をつけましょう。

ガス式は炭火式よりも手軽に安定した火力を得られるのが最大の特徴です。市販されているガスカートリッジを用意しておけば、火起こしをしなくてもすぐに調理を始められます。ダイヤルで火力を調整できるので、焼きムラがないのもガス式のメリットです。

しかし、炭火式と比較するとガスカートリッジは高いです。そのため、ランニングコストがかかるのがデメリット。手軽さを重視する方はガス式がおすすめですが、コストも気になる場合は事前によく考慮して決めましょう。

電気式はガスカートリッジや炭を用意する必要もなく、電源さえ確保すれば簡単に扱えます。手軽に使えるため、火起こしに慣れていない初心者でも安心してバーベキューを楽しめます。火を使わないため安全性が高く、子供や赤ちゃんがいても安心です。

また、他の種類と比較して発生する煙が少ない点もメリットです。家の庭や屋上、ベランダなど煙が気になる場所でも気軽にバーベキューができます。キャンプなどのアウトドアでも電気を確保しなくてはならないのがデメリットです。

バーベキューコンロには、火床がスライド式になっているタイプがあります。このタイプは、燃料を入れる部分をスライドさせるだけで開閉可能なため、燃料の補充が簡単に行えます。炭や薪なども容易に補充可能です。

通常のバーベキューコンロの場合、燃料を補充するのに網をどかす必要があります。スライド式であれば、網をどかす手間も省けるため非常に便利です。普段のバーベキューで燃料の補充に手間取ている人におすすめです。

バーベキューコンロを使用した後は、炭や薪を燃やして出てきた灰を捨てる必要があります。その際に、タイプによっては本体ごと持って捨てないといけない場合もあります。バーベキューコンロは重量が重いため、持つのは大変です。

灰を捨てる作業を容易に行いたい人は、灰受けが取り外せるタイプがおすすめです。灰受けの部分だけを取り外して灰を捨てられるため、誰でも楽に行えます。本体を持つ必要もなく、初心者や女性でも簡単にできます。

バーベキューコンロは組み立て式と折りたたみ式の2つに分けられます。ここではそれぞれのメリット・デメリットを表にしたので、ぜひ参考にしてください。

大人数でバーベキューをする際に、人数が多いほど焼く面積が広いバーベキューコンロの方がいいのかな？と考える方は多いのではないでしょうか。バーベキューコンロは人数に合わせて大きくする必要はないんです。

バーベキューコンロが大きくなると食材すべてに目が届かなくなるだけでなく、燃料がたくさん必要になったり、持ち運びが大変、組み立てに時間が掛かるなどのトラブルも発生します。そうなるとせっかくのバーベキューに水を指してしまいます。

そのため、10人前後のバーベキューでも4〜5人用のコンロを使用するのがおすすめです。10人以上のバーベキューであれば、5〜6人用の少し大き目のバーベキューコンロを使用しましょう。

コールマンはビギナーから上級者まで幅広く愛されているメーカーであり、テントやタープといった定番のアウトドア用品を幅広く扱っています。バーベキューコンロもさまざまな種類を販売しており、ラインナップが豊富なのが特徴です。

また、コールマンのバーベキューコンロはステンレス製のモデルが多く、高火力にも耐えられる高耐久性を備えています。丈夫な本体なので長く使い続けられるのは嬉しいポイントです。

カインズは日本国内のホームセンターとして有名な人気メーカーです。アウトドア用品から生活用品までさまざまなものを販売しています。数多くあるホームセンターのなかでも、カインズを利用している人は多いです。

カインズで販売されているバーベキューコンロは、他のメーカーと比較して価格が安いのが特徴です。価格が安いと機能性が低い印象がありますが、カインズのバーベキューコンロは機能性も申し分ありません。

キャプテンスタッグはアウトドアやレジャー用品関連の商品を取り扱っている有名ブランドです。バーベキューコンロやアウトドア用の食器だけでなく、テントやシュラフなどのキャンプ用品も販売しています。

キャプテンスタッグで販売されているバーベキューコンロは、ソロ向けのコンパクトサイズのものが人気あります。サイズが小さいため通常のバーベキューコンロよりも持ち運びが便利です。普段からソロキャンプに出かける人におすすめです。

パーティーなどで使えるような大型バーベキューコンロを探している人は、コストコの商品もおすすめです。通常のアウトドアメーカーでは大型サイズが見つからない場合も、コストコなら理想のものが見つかりやすいです。

コストコで扱っているバーベキューコンロは、アメリカンスタイルの大型サイズのものが多く、またフタ付きのモデルもあるので、燻製や分厚いステーキを楽しめます。友人や家族と集まって、大人数でキャンプやバーベキューを楽しむのにピッタリです。

また、コストコにはバーベキュー用の食材も豊富に販売されています。そのため、バーベキューコンロとまとめて購入もできて便利です。コストコはキャンプグッズも充実していますが、そのなかでも大型のものが探しやすいです。

バーベキューコンロは事前に正しい使い方を把握してバーベキューを行うのが大事です。まずは組み立てたバーベキューコンロに炭を入れていきます。炭を入れたら、白くなるまで火で温めていきます。炭が白くならないと調理できないため気をつけましょう。

灰が白くなったら網を乗せて火による熱で温めます。温めて食材を焼く前に網に油を塗っておきましょう。キッチンペーパーなどに油を染み込ませて塗っていくのが便利です。油を塗ったら5～10分ほど温めて食材を焼いていきます。

使用後は炭が燃え残っていたらしっかり処理をしましょう。片付けはコンロが冷えてから行うのが重要です。網はワイヤーブラシで洗浄します。水分が残っていると錆びるため、収納前にしっかり乾かすのが大事です。

• 炭が白くなるまで火で温める
• 網に油を塗って5～10分温めてから食材を焼く
• 使用後は炭を処理してコンロが冷えてから洗浄を行う
• 錆び防止のためにしっかり乾かしてから収納する

バーベキューコンロは自作も可能です。最近では自分で作ったバーベキューコンロを利用している人も増えています。今回はレンガを使ったバーベキューコンロの自作方法を紹介します。まず最初に、バーベキューコンロを作るスペースを確保してください。

確保したスペースに土台を積み重ねていき、その上にレンガを積み重ねていきます。積み重ねる時に、2段目と3段目は空気孔を開けておくのがポイントです。空気孔がないと、使用時に空気を入れる場所がなくなってしまいます。

レンガは7段まで積み上げていきます。使用個数は47個ほどになります。最後に積み重ねたレンガの上に網を乗せたら完成です。レンガを積み重ねるだけで作れるため、使用後もすぐに片付けできて便利です。

• バーベキューコンロを作るスペースを確保する
• 2段目と3段目に空気孔ができるように土台の上にレンガを積み重ねていく
• 7段まで積み重ねて網を乗せたら完成

バーベキューコンロの選び方について解説しました。タイプによって作れる料理の幅も仕上がりも変わってきます。シーンや自分のスタイルに合った形状・燃料・素材を選んで、快適なアウトドアを楽しんでください。