電気バーベキューコンロのおすすめ4選｜庭でBBQ！ガス式との違いや人気メーカーも

炭火をガンガン燃やして煙も出しながら、美味しい空気と心地いい風のもとで楽しむバーベキュー。しかし、中には毎週のようにキャンプには行けない方もいます。そんな方におすすめなのが自宅の庭やベランダで作れるキャンプ飯です。

庭やベランダでも気軽にバーベキューをしたいときにおすすめなのが、電気を熱源にするバーベキューコンロ・バーベキューグリルです。基本的な構造はホットプレートのようなもので、海外ではすでに電気バーベキューコンロがブームになっています。

そこで今回は、電気バーベキューコンロの選び方やおすすめの商品を紹介します。簡単に使えてご近所への煙や移動の制限を気にすることなく、BBQやキャンプ飯を毎日でも自宅で楽しみたい方はぜひ参考にしてください。自分に合った最強の電気グリルを見つけましょう。

電気バーベキューコンロはコンセントがあればどこでも使えます。自宅で手軽に楽しめるたこ焼きや鍋パーティーがありますが、実は電気バーベキューコンロはたこ焼き機やホットプレートと同じ感覚で使える家電なのです。

食卓で焼肉を囲むように、コンセントを確保できる場所ならどこでも気軽にバーベキューができます。さらに、薪やプロパンガスなど燃料の残量確認や継ぎ足しの手間がないのも、電気バーベキューコンロの利点です。

庭やベランダでバーベキューをするときに、気になるのが「煙」です。電気バーベキューコンロは炎が上がらないのが特徴です。このため、肉や魚など脂身が多い食材を焼いても、煙が出にくいのがメリットです。

さらに、炎が上がらないため水蒸気も出にくく、二酸化炭素の放出もありません。締め切った部屋の中でも換気を気にすることなく使えるのも利点です。時間や天候を気にせず楽しめて、ご近所への気兼ねもなくなるのが魅力です。

炭火で食材を焼く時に加減が難しく、真っ黒に焦げてしまった経験がある方はいませんか？そのような方にも電気バーベキューコンロがおすすめです。電気を使用するタイプはダイヤルやボタンで簡単に火加減が調節でき、初心者にも簡単に取り扱えるのがメリットです。

また、火を使わないので赤ちゃんやお子さんがいる家庭にもぴったり。火起こしや使用済み燃料の灰を片付ける手間もなく、材料さえあれば誰でもおいしく調理できます。

炭火と電気の違いを把握するために、炭火のメリット・デメリットを確認しましょう。

• メリット：炭火は火力が落ちにくい（火をつけるのは大変ですが、一度着火すれば快適に調理できる）
• デメリット：電気よりも着火が大変・煙やにおいが気になる

ガスのバーベキューコンロも人気でたくさんの商品が販売されており、電気とガスで迷う方もたくさんいます。ガスのメリット・デメリットを紹介しますので、電気との違いをチェックしてみてください。

• メリット：初心者でも簡単に着火できる・片づけが簡単
• デメリット：電気には不要なガスボンベを用意する必要がある・炭火よりも火力が弱い

電気バーベキューコンロにはさまざまな焼き面のサイズがあります。ご夫婦やカップルで、あるいは友人を招いて複数人数でなど、使用する人数に合わせて焼き面の広さを選びましょう。人数よりも小さければ大急ぎで焼いても間に合わず、大きすぎればかさばって収納に困ります。

使用人数と適切なサイズは以下のようになります。

電気バーベキューコンロは、使用されている素材によって耐久性が異なります。代表的なスチールとステンレスの特徴を比較しましょう。

スチール素材を使用した電気バーベキューコンロは安定感が特徴です。ずっしりとした重量感で、少々風が吹いた程度では倒れないのがメリット。スチール製はサビやすいものの、種類が豊富でリーズナブルに購入できるのも魅力です。

ステンレス製の電気バーベキューコンロは、軽量で持ち運びやすいのが魅力です。また、サビに強く、使用後にしっかりお手入れすることで長期間愛用できるのもメリット。やや価格が高いのが難点ですが、耐久性を重視する方におすすめです。

電気バーベキューコンロには、卓上タイプとハイタイプの2種類があります。ご自身のバーベキュースタイルに合わせて選びましょう。

卓上タイプの電気バーベキューコンロは、アウトドア用のテーブルなどに乗せて使用するタイプです。少人数で囲みやすいコンパクトな商品が多く、持ち運びやすく収納性に優れているのが魅力。組み立て不要で使用できるのもメリットです。

ハイタイプの電気バーベキューコンロは、調理から食事まで立ったままのスタイルの方におすすめです。一般的には高さ60〜70cmが多く、折りたたみや組み立て式で高さを調整できる商品もあります。大人数での使用にぴったりです。

蓋付きの電気バーベキューコンロは、アメリカをはじめ海外でスタンダードなタイプです。肉や野菜を焼くだけでなく、ピザや燻製の窯として、またオーブンのようにも使えます。柔らかくジューシーな本格メニューに挑戦したい方におすすめです。

油がこびりつきやすいバーベキューコンロは使用後のお手入れが大変です。面倒な焦げ落としを簡単にしたい方には、フッ素やセラミック・ホーローなどのコーティングを施したアイテムがおすすめ。熱いうちに拭きあげれば美しさを保てます。

バーベキューでもいろいろなメニューを楽しみたい方は、付属品の種類もチェックしましょう。焼き網やピザ用ストーン・鉄板焼きプレート・バーベキュー串など、商品によってさまざまな付属品が備わったものもあります。

使う場面が、庭・ベランダ・室内などがメインの場合には、電気式の無煙バーベキューコンロがおすすめです。スイッチひとつで着火・消火でき、煙の逃がし場所を考える必要もありません。炭火より火力が弱く、電源が必要となりますが、室内や庭程度であれば十分です。

また、炭火タイプと異なり手を汚さずに準備・後片付けも簡単なので、手軽に楽しむのに向いています。

電気バーベキューコンロの中には、スマホと連動させるIoT機能を搭載したタイプもあります。スマホと連動させることで、コンロ内の温度や食材に合わせた適切な焼き時間などを細かく設定できるのがメリットです。

スマホ連携機能は初心者にもおすすめで、焼け具合がわかりにくい大きなブロック肉でも中心までムラなく調理できます。商品数はごくわずかですが、失敗することなくおいしいバーベキュー料理をつくりたい方はチェックしてみてください。

電気バーベキューコンロはさまざまなメーカーから販売されていますが、ここでは特におすすめの2社を紹介します。

ウェーバー（Weber）は、1952年にアメリカで創業した人気のバーベキューグリルメーカーです。同社のバーベキューコンロ最大の特徴は「蓋付き」であることで、内部の熱対流効率をよくしてバーベキュー本来のジューシーさを堪能できます。

また、煙が出にくい形状なのでベランダや庭でのバーベキューに最適。さらに、870℃の高温でホーローコーティングを施しているため、お手入れも簡単でサビにくいのも魅力です。

▼ウェーバーのバーベキューコンロをもっと知りたい方はこちらの記事もチェック！

洗練されたデザインのアウトドアアイテムを幅広く展開するロゴス（LOGOS）は、メープルリーフのアイコンで知られる日本のメーカー。1人用の焚き火台から大人数で囲むグリルなど、バーベキューコンロもさまざまなラインナップがあります。

屋外でも使える電気バーベキューコンロは、持ち運びに適した大型キャスターがポイント。また、折りたたんでキャリーケースのように転がして持ち運べるのも魅力です。初心者にも使いやすいアイテムが揃っています。

▼ロゴスのバーベキューコンロをもっと知りたい方はこちらの記事もチェック！

電気バーベキューコンロは海外製品もたくさん販売されています。海外製品の場合はコンセントの種類が違う場合もあるため、事前に確認して変換プラグを用意する必要があります。たとえばウェーバーの場合は、電源が3ピンになっているため、2ピンへの変換プラグが別途必要です。

電源変換プラグについてより詳しく知りたい方は、下記のページをチェックしてください。

おすすめの電気バーベキューコンロを紹介しました。サイズやバーベキュースタイル、蓋付きやスマホ連動などさまざまな機能にも注目しながら、ご自身にぴったりな商品を入手して庭やベランダでのバーベキューを楽しんでください。