アタックザックおすすめ10選｜アークテリクスやモンベル・ノースフェイスも

ハイキングや釣りなどのアウトドアで、荷物をコンパクトに持ち運べる小型のバックパックがあったら便利ですよね。手荷物の少ないアウトドアシーンには登山用のアタックザックがおすすめです。

アタックザックとは、メインのバックパックの他にサブとして使用する小型のバックパックです。主に、登山アタックの際に、必要なものを軽量コンパクトに持ち運ぶために使用します。防水性・耐久性・安定感に優れている商品が多いので、アウトドアだけでなく旅行用にも便利です。

しかし、アタックザックは種類が多いため、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。この記事では、アタックザックの選び方と人気おすすめ商品を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。アークテリクス・モンベル・ノースフェイスなどの人気ブランドも必見です。

アタックザックはベースを確保した後の登頂を目指す時に使うのが一般的。アタックザックに最低限の荷物を入れて登頂しましょう。たくさんの荷物を抱えての登頂は、体力の消耗が激しく危険が伴いますよね。種類によっては軽量にたためるタイプもあります。アタックザックは登山には一緒に持っていきたい必須のアイテムです。

ではアタックザックには何を入れるかは、登山日数や登山時間によっても変わります。長期登山では荷物をベースに残しての登山になります。登山に必要な最小限の荷物、防寒具、雨具、水。これらは絶対に必要。その他にもヘッドライト、マップ、コンパス、最低限必要な食料も。

日帰り登山に必要な中身は上記の他に軽量タイプのシングルバーナーやクッカーを持っていくととても便利。美しい自然の景色を眺めながらの食事は疲れた体には最高のひと時ですよね。

アタックザックはベースキャンプ地まではメインのバックパックに入れておくのでできるだけ軽いものを選びましょう。一般的にアタックザックの重さは250g〜500g。300g前後だと体への負担も少なく登頂アタックにも快適に臨めるでしょう。

UL(ウルトラライト)アタックザックもあります。ULアタックザックはULのナイロン素材を使ったアタックザック。ナイロン素材はとても裂けにくく耐久性に優れています。そんな耐久性に優れ超軽量のナイロンでできているアタックザックだと安心して使えますよね。

軽量でコンパクトに収納できるタイプが登山には最適です。コンパクトで収納性を重視したい方は手のひらサイズのポケッタブルをチェックしてみてください。

一般に勧められるアタックザックの容量は20L前後。容量が大きすぎると収納しづらく重量も増え、逆に容量が小さすぎると必要最低限な荷物が入らないなんてことも。せっかくの登頂を目指しての登山も楽しくなくなってしまっては身もフタもないですよね。

もう一つオススメしたいタイプはポケット付き。ポケットが数個付いていると雨具、プロテインバーやマップといったものを簡単に納められ、背負ったままでも必要な時に取り出せます。さらに、内ポケットがついていると貴重品も安心して収納できます。

アタックザックの容量は重量とのバランスを確認しつつ登山日数に合わせて選ぶようにしましょう。

胸回りと腰回りを固定するチェストベルトとウエストベルト、これらのベルトがあることでアタックザックがぶれにくく、安定感が高まり快適に登山することができます。そのため体力の消耗を防ぎ、さらに肩に掛かる負担も軽減します。

また、幅広のショルダーストラップだと重たい荷物でショルダーストラップが肩に食い込むのを防ぎます。ショルダーストラップが可動式タイプだと肩への負担がさらに減少します。

カラナビループや外付けストラップが付いていればさらに便利です。必要な荷物がアタックザックに入りきらないときに外付けできます。登山に必要となるトレッキングポールやヘルメットなど、登頂アタックに必要なギアを装着できます。

せっかく購入したアタックザック、1回使っただけで木にひっかかて破れてしまったり、アタックザックが破れてしまい、中身が雨で濡れてしまったりしたらガッカリですよね。そんなことがないように、耐久性に強い素材で作られたアタックザックを選ぶことも重要なポイントです。

オススメの素材はナイロン。ナイロンは耐久性にとても優れているのでアウトドア製品にはよく使われている素材です。そのナイロンでも特にリップストップナイロンだとさらに耐久性がアップ。リップストップナイロンはその名の通りリップ-破れる、破れるのを止めるナイロン。

雪山での登山に必要な、アイゼンやピッケルなどで荷物が重くなってしまう時には、リップストップナイロン製品が最適です。登山通の周りには木や岩などが散在しています。登山中に木の枝や岩にひっかかてしまうことを想定して、アタックザックを選びましょう。

アークテリクスは、カナダのブリティッシュコロンビア州に誕生しました。アークテリクスにとって、耐久性はとても重要な意味を持っています。耐久性のある商品を作ることによって、環境への影響を抑えるをモットーとしています。耐久性があれば、その商品を長く使い続けることができる、と信じているからです。

アークテリクスのアタックザックは、耐久性に優れているだけでなく、チェストベルト、ウェストベルト、ショルダーストラップも幅があるので安定性も抜群。フロントにはドローコード、外付けストラップ、カルナビルーもついていてとても機能性が高いアタックザックです。

モンベルは、日本が世界に誇るアウトドア総合メーカーです。創立者の辰野勇は、1969年22歳の若さで困難と言われるアイガー北壁制覇、日本でも屈指のトップクライマーです。1975年設立以来、機能美と軽量そして迅速をモットーに、製品を開発してきました。

その彼らが作るモンベルのアタックザック、彼らのモットー通りコンパクトで軽量、そしてポケッタブル。しかも軽量でコンパクトなのに、チェストストラップ、ウェストトラップもついているので安定性抜群。ハイドレーションシステムなどの機能性にも優れています。

ノースフェイスは1966年、登山好きの2人がサンフランシスコに、登山用品を扱うお店をオープンしたのが始まりです。彼らの扱う高性能のクライミングと登山製品が瞬く間に知れ渡り、数年後には自ら製品をデザインし開発し始めました。そして設立から半年以上たった今、アウトドアには必要なギアすべて高性能な品質で揃うメーカーへと成長したのです。

ノースフェイスのアタックザックは、安いものから高いものまで豊富にラインナップしています。また、特徴的なのが可動式のチェストラップや通気性のいいメッシュのショルダーストラップなど、スタイリッシュでありながらも機能性に優れたデザインです。

グレゴリーは、南カリフォルニアに拠点を持つ、バッグ専門のメーカー。特にアウトドアバックパックには定評があります。創立者であるウェイン・グレゴリーは常に進化を求め続けています。彼はバックパックにおいて、フィッティングが最も重要な要素であると確信し、それに加え、耐久性などの機能性にも優れた商品を開発し続けています。

グレゴリーのアタックザックは、体にフィットするように作られているので体が疲れにくく、日帰り登山に必要な機能も備えてありしかも軽量。アタックザックでの使用のみではなく、日帰り登山用にも最適なメーカーです。

今は当たり前になった素材『フリース』、これは1970年代にパタゴニアから始まりました。フリースは、アウトドアには欠かせることができない、軽くて速乾性のある素材。ペットボトルをリサイクルしてできた素材です。今ではリサイクル素材のラインナップも多種多様です。

そんなパタゴニアのアタックザック、リサイクル素材でできていてウルトラライト・超軽量。デザインはシンプルですが機能性に優れています。長期登山のアタックザックに最適です。パタゴニアのフリースジャケットとともに、持っていきたいアイテムです。

ミレーの歴史は古く、1921年にフランスはリヨンのほとりで創業されました。それから数年後、フランスのアルプスの麓に移転。それ以降、世界の名高い登山家をサポートし続けてきました。ゴアテックスは今ではアウトドア商品には欠かせない素材ですが、実はこのミレーが、世界で初めてゴアテックスを使って、パーカーをつくったメーカーなのです。

そう言われると、ミレーのアタックザックは値段が高そうと思われがちですが、実はそんなことは全然ないのです。老舗メーカーミレーのアッタクザック、手頃な値段なのに機能性に優れている、そんなコスパ最強のアタックザックです。

カリマーは、1960年代にイギリス北西部ランカシャーで、自転車用のかばんを作り始めたのが始まり。その製品の高品質さが登山家の目に留まり、登山用のリュックサックを手がけるようになりました。その名前カリマーはCarry More/キャリー・モア＝もっと運ぶ、から来ています。

カリマーのアタックザックは、機能性に富んでいて軽量に作られています。日帰り登山から長期登山のアタックザックなど、いろいろなシーンに対応できます。大活躍間違いなしのアタックザックです。

マムートは、日本ではまだあまり馴染みがない、メーカーかもしれません。マムートは1862年にスイスで創立された老舗メーカー。最初は登山とは関係のない、農業用ロープを作る会社として設立されました。しかし、登山用ロープを手がけ始め、ロープのみならず他のアウトドア製品にも着手。今では世界中で信頼される、アウトドア総合メーカーとなりました。

マムートのアタックザックはシンプルなデザイン。さすがヨーロッパの老舗メーカーと思わせる素敵なデザインです。シンプルなのに機能性と耐久性に優れ、世界で信頼性がある人気急上昇中のメーカーです。

ブラックダイヤモンドは、クライマーによるクライマーのためのメーカーとして、1989年に設立。アメリカ・ユタ州ソルトレイク市に拠点を置いています。クライミングからスキー用品まで、私たちに高品質の製品を提供してくれます。

ブラックダイヤモンドのアタックザックは、種類が豊富にあります。もちろん、多機能で高品質。そしてその中でも特に注目したいアタックザックは、重量30gの超軽量コンパクトなポケッタブルタイプです。容量は小さめですが、荷物を最低限に減らしたいという方におすすめできます。ポケッタブルにした時のサイズは、ちょっと大き目の卵サイズです。

オスプレーは、1974年にアメリカで生まれたバックパックメーカーです。小型から大型まで目的に合わせた高性能な登山用バックパックを製造していて、その背負い心地とフィッティング感には定評があります。

オスプレーのアタックザックはデザイン性が高いおしゃれなものが多いので、アウトドアシーンだけでなくシティユースにもおすすめです。販売価格は4,000円前後のものが多いため、コスパの高いアタックザックをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

周りとかぶらないアタックザックをお探しの場合は、ガレージブランドの商品にも注目してみてください。ガレージブランドとは、上質でオリジナリティのある商品を展開する小規模アウトドアブランドの総称です。『M16』や『4Monster』をはじめとして、数々のブランドがあります。

ガレージブランドのアタックザックの最大の魅力は、ユーザー視点で商品開発されている点です。自身の体験から商品が生み出されているため、手のひらサイズまでコンパクトに畳める・ジッパー部分の防水性が高いなど、フィールドで使いやすいように設計されています。

アタックザックの特徴を見てみると、登頂アタックで使用する以外にも、さまざまなシーンで使えることに気づいた方も多いのでは。その通りアタックザックは、普段使いや旅行の際にサブバックとしても使える優れもの。ぜひ自分に似合った最適な一つを見つけてください。

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