ブルーシートでタープの作り方｜雨よけの張り方やポールなしの方法も！

日差しや雨を避けるための屋根代わりになる便利なタープ。ブルーシートが代用品になるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。日陰は必要だけどタープを購入するか迷っている…そんな方は、タープの代わりになるブルーシートをおすすめします。

しかし、キャンプはテントや焚き火台など揃えるものが多くて、一度にすべてを揃えるのは大変です。意外にも100均のブルーシートを自作してタープとして使っている方もいます。とはいえ、何を基準に選べばいいかわからないと迷ってしまう方も多いはずです。

そこで、本記事では、ブルーシートを使ったタープの張り方を徹底的に紹介します。また、タープ泊ができるステルス張りやブルーシートの車への連結方法なども解説するので、参考にして頂けると幸いです。

ブルーシートをタープとして代用できます。ここでは、ブルーシートを使ったタープの張り方を紹介します。

1. ブルーシート・ポール・ガイロープ・ペグ4本を準備します。
2. ブルーシートを広げて、風上の頂点をペグダウンして固定します。
3. ブルーシートの両サイドを少し内側に折って、ペグダウンして仮留めします。
4. 頂点にする箇所のハトメにポールを挿入して、ポールを立ち上げます。ガイロープを地面に固定するラインが一直線になるあたりにしっかりテンションを掛けてペグダウンします。
5. 3で仮留めした左右の2箇所のペグを抜いて、テンションを掛けてペグダウンします。
6. 最後にメインのガイロープにしっかりとテンション掛けて、完成です。

100均のブルーシートで、タープを簡単に自作できます。リーズナブルで組み立て工程も少ないため、気軽に設営できますよ。ここでは100均のブルーシートを使ったタープの自作方法を紹介します。

1. タープに必要な道具を準備します。ブルーシート・ポール2本・ガイロープ・ペグ3本・ストレッチコード2本を準備します。
2. タープを置く側の両サイドをペグダウンします。
3. オープンする側のビニールシートの中央のハトメにポールを挿入して、ガイロープを結びます。
4. 結んだガイロープにテンションを掛けて、タープの形が綺麗な三角形になる位置にペグダウンします。
5. オープンする側の両サイドをストレッチコードで留めて完成です。

ローコストでタープを簡単に作成できるので、ぜひ挑戦してみてください。

車と100均のブルーシートを使ってカーサイドタープを作れます。ペグを打つ箇所が少ないので、素早く簡単にタープを張れます。

1. ブルーシート・ポール2本・ガイロープ5本・ペグ4本を準備します。
2. ガイロープで車とブルーシートを連結します。
3. もう片側のブルーシートの両サイドにポールを挿入して、ガイロープを結びます。
4. ガイロープをしっかりテンションを掛けながら、ペグダウンして完成です。

ブルーシートでも雨風に強いステルス張りなら、タープ泊できますよ。ここではステルス張りのやり方を紹介します。

1. ブルーシート・ポール1本・ガイロープ4本・カラビナ2個を準備します。
2. ブルーシートを広げて、後ろの位置を決めます。後ろの辺とその両サイドの辺をそれぞれ2箇所ずつペグダウンします。
3. 前方の2箇所をペグダウンします。
4. ブルーシートの中央よりやや前方の位置でポールを持ち上げます。ポールの先端は布を噛ませて生地の強度を高めます。
5. 前方の真ん中のループにガイロープを結んでペグダウンします。
6. 前方の真ん中の両サイド2箇所にカラビナを付けて、ガイロープでテンションを掛けてペグダウンします。
7. 居住空間を広げるためにポールやや後方のループにガイロープを結んで、後ろにテンションを掛けて固定させると完成です。

100均のブルーシートで焚き火陣幕を張れます。焚き火陣幕とは、キャンプサイトのプライベートスペースを作るための仕切りや焚き火台の風除けとして活躍する布幕のことです。ここでは陣幕の張り方を紹介します。

1. ブルーシート・ポール2本・ガイロープ4本を準備します。
2. ポール2本をブルーシートの両サイドのハトメにそれぞれ挿入して、ガイロープを結びます。
3. ガイロープにテンションを掛けながら、ポールを立ち上げ、ペグダウンします。
4. ブルーシートの下部分を内側に折り込んで、ペグダウンして完成です。

100均のブルーシートは、耐熱性がないので、なるべく焚き火から離して設置しましょう。

ブルーシートは、キャンプ以外にも庭でBBQや庭キャンプのときにも大活躍です。カラーバリエーションもあるので、アウトドアファニチャーに合わせるとおしゃれに演出できます。キャンプ用タープには自立式もありますが、ブルーシートで代用する場合は、ロープとペグが必要です。

庭で使用するのであれば、バルコニーや窓枠を活用できます。コツを覚えてしまえば、自分好みの張り方ができるのもメリットです。また、使用後はたたんでコンパクトに収納しておけます。ぜひ活用して庭キャンプを楽しみましょう。

わざわざタープを購入しなくても、ブルーシートで代用できます。タープをお持ちでない方でも車にブルーシートを積んでおけば、急な雨でも安心です。ブルーシートを活用したオリジナルタープでリーズナブルにキャンプを楽しんでください。