タープを庭に出しっぱなし・常設はダメ？固定方法は？【日除けになるサンシェードも】

自宅の庭で過ごしている時に、突然の雨が降ってくるとびしょ濡れになってしまいます。そこでおすすめなのがタープです。タープは庭・ベランダ・ウッドデッキなどに設置して雨や風などを防いでくれる便利なアイテムで、夏はバーベキューやプールの時の日除けや目隠しにもおすすめです。

タープを庭に設置している人のなかには、撤去せずに常に出しっぱなしにしている人もいます。片付けの手間が掛かるのを理由に常設している人が多いですが、タープを庭に張りっぱなしにすると劣化などの問題が起こります。

そこで今回はタープを庭に出しっぱなしにすると起こる問題について紹介します。その他にも、固定方法やタープ以外の日除けアイテムであるおしゃれなオーニングテントやサンシェードについても解説します。

タープを庭に設置すると、見た目や機能性などさまざまなメリットを得られます。多くのメリットを得られるために、タープを愛用している人も多いです。タープを庭に設置した結果、どのようなメリットを得られるのか紹介します。

庭で過ごしていると、突然の雨に襲われたり日差しが眩しくて辛い時があります。そんな時にタープを設置しておくと、雨が降ってもタープの下なら濡れる心配はありません。また、日差しも防げるため、日焼け対策にもなります。

タープを設置するだけで簡単に周囲からの視線を防げるため、目隠し対策としても使用できます。くつろいでいる姿を見られたくない人にはおすすめです。

また、家の壁とタープの色とのコーディネートを楽しんだり、サンシェード代わりに三角タープを利用してカフェのような雰囲気にしたりと、タープの色や形によっておしゃれな空間を演出できます。タープは、さりげなくおしゃれに目隠しするのにぴったりなアイテムです。

タープを庭に設置するとさまざまなメリットを得られますが、常に設置した状態でいるのはおすすめできません。そのまま放置しているとデメリットが発生してしまいます。出しっぱなしの際に起こるデメリットを紹介します。

タープを庭に設置しておけば、雨が降ってきたり強い日差しが出ていても、容易に回避できます。しかし、頻繁に雨や日差しを防いでいると、タープの生地が早い段階で劣化してしまいます。劣化が酷くなると、最終的に使えなくなります。

自分が庭で過ごしていない時に、出しっぱなしのタープが雨や日差しに当てられていると損します。そのため、庭で過ごす時以外は、タープは撤去しておくのをおすすめします。使用時以外は撤去しておけば、そのぶん劣化も防げます。

タープは雨や日差し、風などを防いでくれる効果があります。しかし、極度に強い風や激しい雨に対しては、長時間は耐えられないです。そのまま出しっぱなしで放置している時に、豪雨や強風が起こると壊れます。

壊れてしまったタープは修復が難しいため、新しいものを購入しなくてはなりません。豪雨や強風によって破壊されるのを防ぐためにも、タープの出しっぱなしは避けるのをおすすめします。必要時に使うのが長持ちの秘訣です。

タープの保管方法には気を付けるべき点がいくつかあります。タープ使用後は汚れているため、カビや臭い、耐久性の劣化を防ぐため洗う必要があります。その際には、防水生地用の洗剤を使ってスポンジなどで優しく洗うのがベストです。

また、タープは湿気に弱いため、保管する際には乾燥剤を一緒に入れておくと安心です。その他にも日光が当たる場所だと、タープが日焼けしてしまいます。日焼けを避けるために日が当たらない場所に保管するのがおすすめです。

せっかくタープを庭に設置しても、上手く機能できていないと意味ありません。設営の際には、しっかりとした固定方法で設置しておけば安心して使えます。タープを設営する際は、地面や支柱に固定して使うのがおすすめです。

設営時に支柱にロープを結んでいき、そのロープをペグで固定しておけば、丈夫でしっかりとしたタープが完成します。その際は、タープの張り具合も確認しておくのも重要です。タープが張り過ぎていると、生地が傷んでしまうため気を付けましょう。

庭用タープは、工夫次第でDIYが可能です。キャンプ用と違って作りが簡単なので、安い材料ででき、作成の手間もそれほどかかりません。材料と手順は、以下の通りです。

【材料】

• ポリエステルもしくはポリコットンの生地
• 取り付け用の金具

【作り方の手順】

• 生地を好みの大きさにカットする
• 補強のため四隅を少し折り返し、取り付け用の金具を付ける

生地は、店舗で好みの大きさにカットしてもらったものを購入すれば無駄がありません。タープを設置たい壁などにフックを取り付けておけば、あとはロープやカラビナで簡単にタープを設置できますよ。

使いたいときだけタープテントを使うのもおすすめです。ワンタッチ式で組み立てが容易なモデルも多く、サイズも種類があるので使用する場所や人数に合わせて選べます。一つ持っていると運動会や海などさまざまな場面でも使えるので便利です。

タープ以外にも日除けアイテムとして役立つものは存在します。人によっては、その他のアイテムを愛用している人も多いです。最近ではガーデンパラソルをサンシェードとして利用している人もいて人気があります。

また、タープの代わりにオーニングテントを日除けアイテムとして使用している人もいます。サンシェードやオーニングテントも、日除けだけでなく雨よけなどにも使えるため便利です。タープ以外にも使ってみたい人は、これらのアイテムもおすすめです。

タープがあれば日差しなどを防げるため、キャンプ場や庭で過ごす際に便利です。しかし、極度な大雨や強風が続くと、すぐに劣化してしまうため気を付ける必要があります。タープを上手く長持ちさせて快適に過ごしましょう！