ポータブルラジオの人気おすすめ商品10選【イヤホンで聴けるものやBluetooth搭載も】

ポータブルラジオはコンセントに繋がずに、ラジオ放送が外出先で聞くことができる万能アイテムです。登山やキャンプなどのアウトドアから、日常の通勤通学まで使用したい場面もさまざまです。

最近のポータブルラジオは、ラジオ放送を聞くのみならず、録音機能やbluetooth搭載の商品などさまざまな機能も満載で進化し続けているのをご存知でしたか？

この記事ではポータブルラジオの選び方や、おすすめ商品などご紹介します！最後まで読んで自分にピッタリのポータブルラジオを見つけてください！

まず、ポータブルラジオを選ぶ際は使う場面を想定しておいてください。そしてリビングや自分の部屋などで日常使いするなら、持ち運びやすさと、毎日使う事を考慮しコストのかからない充電式がおすすめです。また、キッチンで主に使うならIPX4以上を備えた防水機能があればベストです。

災害時に備えるなら、手回しでモバイル機器に充電できたり、LEDライトが使える持ちやすい多機能ラジオが万能の働きをしてくれますよ。サイズは意外と小さくて手のひらに収まるほど。寝室で使うなら、20cmほどの据え置きできる多機能タイプが、じっくりと聞くのを優先できるのでおすすめです。

登山や通勤・通学路・ランニングなどはアクティブに動くので、片手で持てるような手のひらに収まる、「ハンディ型」がおすすめです。小さく軽い「ポケットサイズ」なので、各シチュエーションで胸ポケットにしまって使用でき、好きな音楽番組やニュースなどの情報収集ができます。

「チューニング方式」がデジタルで、ボタンのタイプなら歩きながら片手で選局可能です。また、イヤホンジャックがあれば、イヤホンを装着しながら、お気に入りの放送を聞けます。なお、ラジオとスマホに「Bluetooth」が搭載してあれば、ワイヤレスでスマホの音楽が聞けます。

据え置きラジオは入院中や農作業をするとき、家でじっくり聞きたいときなどにピッタリです。スピーカーが大きいので聞き取りやすいのがメリット。AC電源にコンセントで繋ぐタイプが多いので、乾電池が必要なくコストがかかりません。アンテナも長く「受信感度」が高いのもメリットです。

本格登山では、遭難に備え手回し充電式のものを持っておくのがおすすめ。電波を邪魔しそうで、ラジオは聞けないと思っていませんでしたか？実はAMなら割と多く受信できます。また、天気の変わりやすい登山では天候のチェックは欠かせませんし、熊よけの鈴の代わりにラジオが代用できます。

ラジオの選局の方法は2種類あります。「シンセ方式」は、初めに地域を指定すれば自動でセットしてくれます。あとはリモコンのボタンを押すだけで、お好みのラジオ曲に飛べる機能です。最新の高性能なタイプはほとんどこのタイプタイプです。

「アナログ方式」は、本体に付いているダイヤルを回して選局します。従来のラジオはこの方式が一般的でしたから、ご年配の方はこちらの方が慣れ親しんでいるので、操作しやすいでしょう。それに「シンセ方法」ではできない細かな選局もできます。

ポータブルラジオは使う場面やシチュエーションに応じて、電源方式を選ぶことが大事です。ここでは「乾電池式」「手回し式」「ソーラー式」「USB充電式」の特徴を、それぞれ見ていきましょう。

乾電池式のポータブルラジオの場合は、乾電池のサイズは単三が主流です。他には単四も次いで多いです。据え置き型になるとパワーを要するので単一の乾電池の割合が増えます。また、乾電池式のメリットはコンセントを使用しないので、アウトドアなどどこでも使える点です。

また、乾電池が切れてもすぐに交換できるように、災害が来る前にまとめて乾電池を保管しておいてください。停電したときのことを考え、遅くとも復旧するまでの3日分くらいの乾電池を備えておきましょう。デメリットは充電式と比べてコストが高く、毎日繰り返し使うには向いていない点です。

登山やキャンプでのアウトドアでは、電源を確保できない場所があるので、万が一に備え、モバイル機器に連絡手段が取れるくらいの自家発電できる、「手回し式」と「ソーラー式」のどちらかを備えておくのがいいでしょう。わずか1分の手回しで、ラジオとライトが30分も持つタイプもあります。

デメリットは、「ソーラー充電」の場合天候にもよりますがフル充電するまで半日から一日近くかかる場合がある点です。また、天気が雨ならそもそも充電の機能が働きません。「手回し式」も充電には労力を要するので、緊急的な場面で短期的に使うようにしましょう。

ポータブルラジオは携帯して使うのがメインになるので、昔の商品は乾電池が必須でしたが、現在のポータブルラジオは、USB充電できるものが増えてきました。USBケーブルに電源を繋ぐだけで、本体のバッテリーに充電される仕組みなので躊躇せず使えます。

日常的な通勤・通学にもちょうどいいし、毎回乾電池を買い換える必要もないので、コストがかからず経済的です。ただし、乾電池を使えないので屋外での電源の供給ができない場所では、停電時に使えなくなってしまうことがあります。

「AM放送」は長い波長なので、広範囲に電波を届ける事が可能です。山でも聞けるので登山する前は、放送局を事前に調べておくと天候を確認しやすいですよ。しかし建物内では感度が悪くなり、遠くの電波が混じって雑音が入りやすく、聞き取りにくいと感じる方も多いです。

「FM放送」は短い波長でノイズが少なくクリアな音質ですが、受信できる範囲が狭いです。両方の放送を聞ける方が選択できる放送局も増えます。ポータブルラジオには「AM放送」か「FM放送」の、どちらかのみしか受信できないタイプもありますから、よくチェックしてください。

普段はラジオがよく聞こえるのに、悪天候で受信感度が悪くなってしまう時はありますよね。「ワイドFM」ならAM放送を聞きにくいエリアや建物の中でも、FM対応の電波の放送を受信して、雑音なく聞き取れます。現在販売されている新しい型は、ほとんど「ワイドFM」に対応していますよ。

通勤・通学や、畑仕事、アウトドアなどでは急な雨はよくある事です。また水周りのキッチンや、なかにはお風呂で長時間の長風呂などしてラジオを使う、という方もいるのではないでしょうか。そんな環境下で使うなら、防水機能のあるポータブルラジオを備えておきましょう。

どれだけ防水できるかを示すIPXという数値が1~8まであり、高い数値ほど防水機能に優れていることを意味します。小雨程度やお風呂用のラジオなら、防飛まつ仕様の「IPX4」程度あれば大丈夫です。もっと激しい環境下で使うなら、それ以上のIPXにしましょう。

録音機能があれば語学番組や、好きな音楽番組などを内蔵メモリーやSDメモリーカード、マイクロUSBなどに録音できます。1度録音すれば、「早送り巻き戻し」機能や、繰り返し聞きなおせる「A・Bリピート」、再生回数スピードをコントロールできる「再生スピード調整」などで聞き直せます。

時計設定できるタイプなら、「タイマー録音」もできるので、深夜や早朝に放送しているお目当ての番組を録音もできます。映像と違い録音は「音」のみなので、高音質でも10時間以上の記録ができるものもあります。現在は手のひらサイズで録音できるものもあるので、とても使いやすいですよ。

ポータブルラジオに「LEDライト」機能があれば、万が一の災害時やアウトドアに夜の照明として役立ちます。このタイプは手回し充電できるものもあるので、乾電池やAC電源を使う必要がないので安心です。

農作業で使う方にも向いていて、夕方に簡易的に照らすこともできます。ただ電球は小さく、本格的な照明としては向いていませんので、緊急事態用として、メインに使うのではなく、サブ程度として留意しておきましょう。

ソニーはポータブルラジオメーカーとしては不動の人気を誇り、常に売れ筋商品のランキングを占めています。使いやすい共通の機能もたくさんで、「シンセチューニング」機能は地域を指定するだけで選局してくれたり、「プリセット設定」はボタンを押すだけでお好みの局を選べます。

種類は予約録音対応の「レコーダー」や、小さく軽いけれど高性能な「ハンディタイプ」、名刺サイズでポケットに収まる「イヤーレシーバー」、デジタル表示で選局も簡単な「シンセサイザー」などラインナップも豊富です。

災害時はなんと言っても情報を集める事が大事ですが、パナソニックのラジオはAM/FM(ワイドFM)放送に加えて、ワンセグ音声も聞き取れるタイプが多く販売されています。また、「ワイドFM」はほとんどの機種で揃えています。

「LEDライト」「サイレン機能」「手回し充電」など停電や遭難時にも備えになる、防災専用のポータブルラジオもあります。またデザインもおしゃれで、ポケットサイズや角型、丸型などで選ぶのもいいですよ。

移動中にポータブルラジオを使う際に重視したいのが、軽さやサイズ、使いやすさですが、東芝は通勤ラジオの種類が豊富で、サイズは手のひらに収まるほど小さくて薄いタイプもあります。薄さはわずか約1cmほどなのに、本格的な機能も充実したものが多いです。

毎日使う方に嬉しい「バッテリー充電」、人混みでももたつかず選局可能な、10局まで登録できる「デジタルチューニング機能」、寝過ごす心配のない「アラーム機能」、混雑しても安心な「ホールド機能」などありますから、通勤・通学に自分の適した機能を選んでみましょう。

最近ではレトロ風なラジオなど、おしゃれな見た目のラジオを、インテリアとして購入する人も増えています。人差し指と親指で、ボタンをつまみながらチューニングや音量をあわせる、昭和レトロなこだわりのデザインの物もあります。ちゃぶ台などの昭和家具と揃えるのもいいですね。

100%天然木で風合いが一つ一つ違う「職人の手作り」のものや、年季の入った「ヴィンテージ感」を追求したもの、ただのレトロ風ではなく、最新の機能を備えながら、「モダン」なデザインも融合したものまであります。そんなノスタルジックに浸れる空間の部屋があってもいいですね。

パソコン・スマートフォンで無料で聞けるのがインターネットラジオであるradiko（ラジコ）です。ラジオがなくてもエリア内であれば聴取できますが、逆にラジオでは聞けません。過去の放送回も聞けるのもメリットのひとつです。

プレミアム会員になれば全国のラジオが聴取可能です。ラジオを持っていない方でも気軽に聞けるため、パソコンやスマホで試してみてください。

ここまでポータブルラジオについて選び方や10選して商品を紹介してきました。ラジオは通勤・通学、お料理中、お風呂中などにお気に入りの番組を聴けば、空いた時間がさらに楽しくなりますよ。ではお気に入りのポータブルラジオを、趣味や災害時のために見つけておいてくださいね。