車中泊？テント泊？それぞれのメリット・デメリット、車と連結できるテントも紹介！

キャンプでテント泊するのは楽しいものですが、準備や設営に手間がかかってしまいがちです。一方で設営が必要ない車中泊ならもっと手軽に楽しめそうと考える方もいます。今回はそんな「車中泊」と「テント泊」実際はどちらがいいのか、それぞれのメリット・デメリットを含めご紹介します。

車中泊では手間が減りますが夏は熱くて寝れないことも。逆にテント泊は手間はかかりますが、季節問わず楽しめるのが魅力。どちらもデメリットはありますが、工夫次第で快適に過ごすことが可能です。また双方のいいとこどりをしたい方には車と連結できるテントもおすすめ。

今回は車中泊とテント泊の長短所に加え、連結可能なおすすめのテントも紹介しています。記事を参考にしてさらに快適なキャンプスタイルを見つけてみましょう。

地面に設営するテントに比べ車内シートにはクッション性があります。そのため分厚いマットを用意する必要がありません。フルフラットにできるタイプの車であれば、バスタオルなどで段差を埋めるだけでも快適な睡眠がとれます。

さらに快適さを求めるならエアベットがおすすめ。空気を入れるだけで厚みが出るので設置も簡単です。空気を抜けばコンパクトに収納できるのも嬉しいポイントです。

車内は窓に遮光シートやカーテンをつけることで、簡単に光を遮断できます。遮光シートには吸盤で付けられるものもあり設置が手軽なのも魅力です。テントに比べ暗くなるので夜も快適。ゆっくり睡眠をとりたいときや周りの光が気になるときにも役立ちます。

使用しないときには取り外せるので、運転にも支障がありません。暑い日差しをシャットアウトしたいときにも便利です。

車中泊は窓を閉め切ることで防音性が高くなります。周りがお酒を飲んで盛り上がっていても、閉め切ってしまえばあまり気になりません。テントはどうしても外の音が気になりますが、車中泊ではしっかり空間を区切れるのが魅力です。

ファミリーキャンプでは子どもが騒いでも、車外を気にしなくていいのもメリット。プライベート空間が作りやすく、自分だけの快適なキャンプが楽しめます。

車中泊では天候を気にすることなく楽しめるのもメリット。急な雨にも慌てず車内で快適に過ごせます。テントでは雨の中設営や撤収をするのは一苦労。車中泊ならタープだけ設営すれば、雨の中でもキャンプを楽しめます。

帰宅後もタープを干すだけなので、スペースが狭いマンションなどのベランダでも対応可能です。少し天候に不安があっても予定を変えることなく実行できるのは、車中泊ならではのメリットです。

近年車中泊の人気が高まっている影響により、車中泊用のサイトを設けているキャンプ場が増えています。中にはテントなしの利用は500円～1,000円程度安くなる施設も。電源が使用できるサイトもあるのでぜひチェックしておきましょう。

また車中泊サイトは繁忙期でも空いている場合があります。テントサイトに比べ予約が取りやすいのも魅力です。

ヴォクシーやステップワゴンといったミニバンタイプは4人家族で使用すると、寝返りが打ちにくく少し窮屈に感じます。車中泊は車内がテントに比べ広くない為、多人数には不向きです。多人数でキャンプを行う場合には、就寝用にミニテントがあるとより快適に過ごせます。

グループで就寝時間が異なる場合にもミニテントがあると便利。寝ている人に気を遣わず、個々の時間を楽しめます。できるだけ設営・持ち運びが楽なコンパクトタイプのテントがおすすめです。

車はテントよりしっかりとした材質で外との空間を遮ります。そのため家のように快適に過ごせる気がしますが、それは間違い。車には断熱材が使用されておらず、熱がこもりやすくなっています。夏の車内が少し日が当たるだけで高温になるのも同じ理由です。

またテントに比べ開放部が少ないのも熱がこもりやすい原因の一つ。キャンプサイトで窓を全開にしても、車体にこもった熱の影響で車内の温度は下がりにくくなっています。扇風機などを使用しても、蒸し暑い夏の夜は寝苦しさを感じるでしょう。

一般的なキャンプ用テントはインナーテントとフライシートの二重構造になっています。布ですが二重構造により空気の層ができるので、外気の影響を受けにくいメリットがあります。また開口部が大きいため風通しがよく、暑い夏のキャンプでも快適に過ごせるのは嬉しいポイントです。

雨が降りこみにくい構造のテントは、天候に関係なく換気ができるのもメリット。蒸し暑い夜でも天気を気にせず過ごせます。窓がメッシュになっているため全開でも外と空間を区切れるのも魅力です。

テントの窓はメッシュ素材になっています。窓を全開にしても虫が入る心配がないのは嬉しいポイントです。車の場合窓を開けると虫が入ってしまいますがテントなら安心。高い通気性を保ちながら、自分のプライベート空間を保てるのはテント泊ならではの特徴です。

特に暑い夏のキャンプにはテント泊がおすすめ。涼しい夜風を受けながら、虫の侵入を防げるため快適な睡眠がとれます。

車中泊はシートにクッション性がありますが、実はフラットではないので慣れるまで寝づらいことも。それに比べテント泊はフルフラットになり快適な睡眠がとれます。高さもあるので窮屈さを感じにくいのも魅力です。

テント泊ではマット1枚引くだけでフラットな寝床が完成します。車のように段差がないのもメリット。テント泊で心地よい眠りを追求するならサイト選びが肝心です。フラットな地面のサイトを選んだり、夏場は日影がある場所を選んだりするとより快適に過ごせます。

テント泊は自然をより近くで感じられるのが最大の魅力。車中泊では感じられない「自然の空気感」を肌で感じられます。夜は月の明かりで過ごし、朝は太陽の光で目覚める。普段の生活と違い自然に身を任せて過ごす時間はいいリフレッシュにもなります。

車中泊は手軽に楽しめるのがメリットですが、どうしてもキャンプ感が減少します。普段の便利な生活から離れ、キャンプでは自然を満喫したいという方はテント泊がおすすめです。

テントは設営・撤収に時間や手間がかかります。慣れている方でも15分程度は設営にかかるでしょう。さらに、テント内の環境を整えるため、インナーシートやマットの準備をすると30分はかかります。撤収時も手間がかかりますし、使用後のお手入れも必要です。

もちろん設営や撤収もキャンプの魅力ですが、手間をかけたくない方にはデメリットになります。車中泊は設営などの手間が省けるため、時短・手軽さという面では差があります。

車中泊の場合テントが不要なのでその分荷物がコンパクトになります。しかしテント泊ではテントだけでなくインナーシートなどのアイテムも必要になり、どうしても荷物が増えてしまいがち。荷物が増えると持ち運びや準備も大変になります。

テント泊の際はできるだけ他の荷物を減らしたり、コンパクトなアイテムを使用したりしましょう。特にかさばりやすい布団類やテーブルなどは軽量コンパクトなモデルがおすすめです。

急な天候の変化などで雨に濡れた場合、テント泊は後片付けが大変です。雨足が強まり夜中に濡れながら撤去作業しなければいけない可能性もあります。濡れたテントは重量が増すため撤収作業や車への積み込みも一苦労。帰宅後に濡れたテントを干す際には広いスペースも必要になります。

一方車中泊の場合はタープのみの使用で十分。急な雨でも慌てず車内で過ごせるのは魅力的です。またテントやタープはしっかり乾かさないとカビの原因になるので、お手入れにも気を使う必要があります。テントを選ぶ際には耐水性もチェックしておきましょう。

• 組立サイズ ：幅200cm x 奥行200cm x 高さ200cm
• 収納サイズ ：直径85cm x 10cm
• 重量 ：12.5kg
• 素材 ：210Dオックスフォード

国内最大級クラウドファンディングサイトで累計支援1,000万円達成*したカーロックは、フジテレビ「イット！」などさまざまなメディアでも取り上げられました。カーロックは今までキャンプをされたことのない方はもちろん、キャンプ上級者の方にもおすすめです。
 
高さ2mと広々空間で車と繋げられるため荷物の出し入れや撤収が楽々行えます。また、普通のテントとしても使える簡単５分設置のポップアップ式でキャンプ初心者の方にも手軽に設置していただけます。また、コンパクトに仕まえる収納バッグ付なのもポイントです。
 
 
* 公式サイト参照

• 組立サイズ ：約200 x 200 x 200 cm
• 収納サイズ ：約 直径85cm x 13cm
• 重量 ：約9kg
• 素材 ：ポリエステル

ポップアップ式で5分で設営可能。無限連結可能なため幅広いシーンで活躍します。3面に大きな窓があり、チャックで開閉可能。すべてにメッシュシートがついており通気性を確保しながら虫の侵入を防ぎます。本体PU2000㎜/底PU3000㎜の優れた防水性もキャンプにはぴったりの素材。

単体使用も可能なので着替えスペースなどにも使用できます。収納時はコンパクトになるため持ち運びにも便利。ソロからファミリーまで幅広く対応可能です。

• サイズ ：約200×200×180cm
• 収納時 ：約直径86cm×厚さ13cm
• 重量 ：約14kg
• 素材 ：ポリエステル/PU450㎜(撥水)

機能性だけでなくデザイン性の高さからも注目されている人気商品「CARSULE（カースル）」。テレビやYouTube、雑誌などさまざまなメディアで取り上げられています。3面の大きな窓はフルオープン・クローズ・メッシュと用途によって使い分け可能。

窓は地面からの虫を防ぐ高めの位置設計。車との連結も付属のロープとマグネットで固定するのみと簡単です。4㎜の付属マットも快適です。

車中泊・テント泊にはそれぞれメリット・デメリットがあります。快適な睡眠・設営の手間など自分がこだわりたいポイントで選んでみましょう。シーンに合わせて両スタイルを使い分けるのもおすすめです。ぜひ自分に合ったスタイルで快適なキャンプを楽しみましょう。