バーベキューテーブルの自作方法は？100均・ニトリのグッズを使ったアイディアも

バーベキューテーブルを探しているけれど、価格が高いし、好みのものがなかなか見つからない。そんな時は、DIYでバーベキューテーブルを自作するのがおすすめです。100均グッズなどを活用すれば、かなり低コストでバーベキューテーブルは自作可能です。

自作は難しそうですが、DIY初心者でも簡単に作れる方法がネットでは多々紹介されています。簡単な作り方から木材を切り出す本格的なものまであり、自分なりのアレンジも楽しめるのが自作バーベキューテーブルの魅力です。

今回は、バーベキューテーブル・囲炉裏テーブルの作り方についてご紹介します。ゼロから自作する方法、ニトリのグッズを組み合わせるだけで自作できるアイディアについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

バーベキューコンロ埋め込みタイプは、ウッドデッキテーブルに卓上コンロを埋め込むだけで簡単に自作できます。ウッドデッキテーブル・卓上コンロ・木材・ビスなどの材料を用意します。自宅にあるテーブルやコンロがある場合は、100均グッズだけで製作可能です。

テーブルの天板にコンロが入るように切り抜いて、下にコンロを受ける土台を取り付けます。コンロが膝に当たると火傷の可能性があるので、土台の高さは調整しましょう。切り抜いた天板の部分の蓋を作れば、普段は普通のテーブルとして使えます。

卓上コンロをくり抜いた部分に乗せれば完成です。

折りたたみ式のバーベキューテーブルも自作できます。天板用の木材2枚・折りたたみ式脚パーツ4脚・耐熱処理用のアルミアングル・蝶番金具・ビスなどを用意します。折りたたみ式の脚と蝶番金具で、バーベキューテーブルが折りたためます。

テーブルの中央にコンロが入るように、2枚の天板をくり抜き、蝶番金具で連結します。テーブルの4隅に脚、中央にアルミアングルを取り付け、折りたたんで脚が重ならなければ完成です。脚は折りたたみ可能で、テーブルも中央から半分に折れるのでコンパクトに収納できます。

アルミアングル部分は、食事をした時の汚れが染み込みやすいので、アルミテープを張ると汚れが染み込むのを防げます。

F型クランプを脚にして、囲炉裏テーブルを作るのは簡単で初心者にもおすすめです。F型クランプは材料を固定するための工具ですが、そのまま囲炉裏テーブルの脚としても使えます。F型クランプを脚にする場合、脚を固定するビスなどが要らないのが便利です。

天板となる板を4枚用意したら、テーブルの4隅になる位置にF型クランプを固定して脚にするだけで完成です。板はホームセンターなどで好きなサイズにカットしてもいいですし、あらかじめ同じサイズにカットされたものを4枚使ってもいいでしょう。

F型クランプを脚にした囲炉裏テーブルは、クランプを外せば簡単に分解できるのもメリットです。テーブルを使わない時は、そのまま工具として使えます。

100均の折りたたみ椅子を脚にすれば、天板と組み合わせるだけで簡単に焚き火テーブルが作れます。折りたたみ椅子に、天板をビスで取り付ければ、それだけでテーブルになります。焚き火テーブルを作る場合は、長方形の板4枚・折りたたみ椅子8脚・ビスを用意します。

板1枚に折りたたみ椅子2脚をビスで取り付け、天版の端にストッパーを取り付ければ長テーブルが1つ完成です。椅子をビス止めする際は、両方のイスを開いて、同じ高さになるように確認してから、固定しましょう。

同じ手順で長テーブルを4つ作り、中央にスペースができるように配置すれば、焚き火テーブルになります。折りたたんで、重ねればコンパクトに収納可能です。

囲炉裏テーブルの天板同士を連結したい場合は、蝶番掛け金を板に付けるタイプがおすすめです。自作囲炉裏テーブルは、真ん中にスペースができるように長テーブルを4つ配置しただけのものが多いですが、天板同士を連結できるテーブルも簡単に作れます。

天板となる4枚の板を連結する位置に、蝶番掛け金を取り付け、天板2枚に折りたため脚パーツ4つを釣り付ければ完成です。蝶番掛け金は、蝶番の間にある金属棒で連結するので、棒を抜けば簡単にテーブルを分解できます。

分解した囲炉裏テーブルは、重ねてコンパクトに収納できるので、持ち運びにも便利です。

ニトリのキッチンラックを組み合わせるだけで、囲炉裏テーブルを自作できます。ニトリの折りたたみ式キッチンラックNT積み重ね棚を4つ用意します。ニトリのキッチンラックは1つ500円～700円ほどなので、材料費は3000円以下で自作可能です。

4つのキッチンラックを焚き火台を囲む形に配置するだけで囲炉裏テーブルになります。テーブルの形になるように置くだけでも使用可能ですが、倒れやすいので取り外し可能な結束具で繋げると、安定感が増して安全に使えます。

キッチンラックの位置を動かせば、焚き火台の入るスペースの大きさも調整可能です。耐荷重5.0kgのキッチンラックを一辺に使用しているので、耐荷重は低いですが、重いものを乗せなければ問題なく使用できます。

図面が無料公開されているMisMiテーブルも、自作の囲炉裏テーブルとして人気があります。MisMiテーブルは、六角形の焚き火台とトライポッドを置くのに最適の6人用囲炉裏テーブルです。図面が用意されているので、のこぎり・合板・穴を開ける工具があればDIY初心者でも作れます。

任意のサイズに合わせて自動計算される図面データなので、自分の好きなサイズのテーブルが作れるのも魅力です。「#mismiテーブル」と入れてインスタで検索すれば、実際に制作されたMisMiテーブルの写真が見られます。

バーベキューテーブルは、ゼロから自分好みの自作も可能です。材料は、木材とビスです。図面と木材さえ用意すれば、天板のサイズ・高さ・カラー・細部のデザインまで、自分の好きなバーベキューテーブルを自作できます。

木材を図面通りに切り出したら、脚などをF型クランプで固定し、位置を現物合わせで調整したら穴を開けてビスで止めます。コンロが入る穴を開けて、2本の脚の間を補強用の木材で繋げば完成です。コンロ部分を蓋で塞げるようにすれば、普段は普通のテーブルとして使えます。

コンパクトに収納したい場合は、分解・組み立てできる作りにすると便利です。分解できるように作った場合は、分解してから塗装するとキレイに仕上がります。

ヘキサテーブルは、自作すると2～3万円ほどで作れます。100均の材料を使えば費用を安く抑えられますよ。「100均の材料」、「合板1枚」、「塩ビ管」を使用した具体的な方法を紹介するので、作りやすいものを選んでください。

• 100均の折りたたみ椅子を板で固定し、6つ並べる
• 合板1枚を台形のパーツ6枚にして組み合わせる
• 6枚の板を塩ビ管で固定して組み立てる

詳しい手順は以下の記事で紹介しています。

市販のバーベキューテーブルも、コンロの埋め込みができるもの、折りたたみできるもの、熱に強い素材のものなど便利な商品がたくさんあります。どうしても好みのものがない場合は自作を楽しむのもおすすめですが、やはり自作はハードルが高い、といった方は市販のものもチェックしてみてください。

バーベキューテーブルの自作方法についてご紹介しました。自作のバーベキューテーブルで調理すれば、料理もより美味しく食べられます。自作のバーベキューテーブルで、もっとアウトドアを楽しんでください。