レディースフリースのおすすめ20選｜人気ブランド・おしゃれなジャケットも

フリース素材は、ポリエチレンテレフタレート(ペットボトルと同じ素材)からできている化学繊維で作られています。繊維を起毛させ、空気を含むフリース素材は保温性が高く、速乾性もありながら軽いのが特徴です。

フリース生地を使った冬用アウターは、ユニクロ・無印・ワークマンといった身近なお店の定番品です。パタゴニア・モンベルといったアウトドアの人気ブランドのレディースフリースも登場しているため、予算・目的に合ったものを選びましょう。

今回はタウンユースに使える暖かいレディースのフリースの選び方と、ジャケット・パーカーなどタイプ別におすすめの人気アイテムを紹介します。購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

1．サイズ感：ユニセックス展開のものもあるので、サイズ選びは重要です。インナー利用もできるぴったりとしたものや中に厚手のセーターも着られるゆったりしたものもあるので、用途によって選んでみましょう。

2．丈の長さ：合わせるボトムスとのバランスで選びましょう。全体のシルエットを想像してみるのがおすすめです。

3．起毛タイプ：ぬいぐるみのようにもこもことした起毛のタイプから、起毛部分が短めのタイプまであります。どちらも暖かさは変わらないので、好みで選ばれるのもおすすめです。

4．価格：アウターの定番であるフリースは今ではアウトドアブランドからだけではなく、ファッションブランドからも多く販売されています。ファッションブランドから展開されているもののほうが、低価格なものもあるので予算に合わせて検討してみましょう。

5．カラー：フリースは黒やベージュなどボトムスを選ばないものから、パッと顔色が明るく見えるようなカラフルなものまで揃っています。また、フリースに柄がプリントしてあるものや、コンビネーションになっているものも。着たいシーンに合わせて選んでみましょう。

毛足が長いボア素材は、まるで子犬かぬいぐるみようなかわいらしい印象の素材です。毛足が長いので、空気を多く含み、保温性が高くなっています。ふんわりとしていますが、軽いので着やすい素材です。

もともと起毛された素材であるフリースですが、最近では、より繊維が細かくなったマイクロフリースが開発されています。毛が細かく配されているので、通常のフリース素材より保温性が高いです。

フリース素材自体は同じですが、フリースとフリースの間に防風素材のフィルムが張られているものがあります。フリースは風を通してしまうので、アウトドアでは寒い場合がありますが、防風素材のものであればその点安心です。

フリースジャケットの中には、リバーシブルデザインになっているものがあります。片面にはフリース、片面にはナイロンになっているものが多いです。肌に触れるほうをフリースにするとより暖かく着用できます。

スポーツをする際に暖かいようにと動きやすさが考慮されたストレッチ性の高いフリースもあります。多くは重ね着しても動きやすいようにぴったりとしたデザインのものが多いです。重ね着を検討している方は、このタイプもおすすめです。

登山やハイキングにぴったりの軽量タイプのフリースもあります。軽いものだと重量は500g以下でコンパクトに畳めるものが多いです。タウンユースにも向いているデザイン性のあるものも多くあ見られます。

アウトドアメーカーから多く展開されているフリースは、キャンプやバーベキューなどで活躍します。アウトドアで利用の場合は、季節にもよりますが、厚手で1枚で大丈夫なものもあります。薄手で重ね着をする場合、保温性を高めるものなどから選ぶのがおすすめです。

スポーツする際は動きやすさが重要です。その場合はストレッチ性の高いものを選ぶようにしましょう。このタイプは薄手のものが多く、ぴったりとしたシルエットになります。コンパクトに畳めるので持ち歩きにも便利です。

普段使いするフリースジャケットは、街に馴染むデザインや好みのデザインで選ぶのがおすすめです。一般的にフリースは保温性が高い素材であるため、防寒は十分にできます。着脱しやすいものだと、暖房の効いたところでさっと脱げるので便利です。

前が全部開放できるので、着脱がしやすいのがジャケットタイプです。ファスナー仕様のものやスナップボタン仕様のものがあり、スナップボタンのほうがよりタウンユースしやすい印象です。

また、少し肌寒く感じるときには肩から羽織れたり、ひざ掛けのように足元にかけられます。アウターで着るフリースとしてはベーシックな形ともいえるので種類も多く出ており、色や丈も好みのものが選びやすいです。

ジャケットタイプにフードがついたものがパーカータイプです。フードがつくスタイルなので少しカジュアルな印象に見えますが、寒いときにはフードをかぶり耳や顔まわりを保温できます。耳当てなどを別に持たなくてもいいので、便利なアウターです。

別のアウターの下に着るのにも、春秋など長袖のアウターを着るのはまだ早い時期に活躍するのが、ベストタイプのフリースです。重ね着をして使うようであればフードのないタイプがおすすめです。

フードの有無の両タイプがありますが、頭からかぶるように着るのがプルオーバータイプです。着脱の際には、少し手間がかかりますが、隙間がないため保温性が高くなります。タウンユースとして利用するだけでなく、アウトドアでの利用も検討している方にもおすすめです。

アウトドアブランドとして有名なパタゴニアは、1985年に初めてフリースジャケットの販売をスタートしたブランドです。アウトドアブランドのメーカーですが、デザインやカラーが豊富で、古着でも高値が付く人気のブランドです。

デザイン性も高く、インスタグラムなどでもおしゃれに着こなす方が多くいます。加えて、老舗アウトドアブランドらしく機能性も抜群なので、寒い日の心強いアウターにもなります。

コロンビアは、アメリカ生まれのアウトドアブランドです。アウトドアに適した機能を持ちながら、ファッション性が高いウェアが揃っています。また金額が他のブランドと比べると安価であるのも人気の理由です。

独自で開発した機能を複数所有しており、いかに快適に過ごせるかを考えられています。フリースジャケットはシンプルなものからカラフルなものまで揃っており、好みのものを選べます。

ノースフェイスはファッション性が高く、セレクトショップとコラボした商品も多いアウトドアブランドです。機能性はもちろん、着用した際のデザインとラインがきれいなため多くの方から支持されています。

レディースはもちろん、キッズやメンズまで幅広く展開しており、小柄な女性であればキッズサイズからも選べます。フリースはカラフルなものもあるので、気分や使い方によって選ぶのが可能です。

モンベルは、日本で誕生したアウトドアブランドです。安い金額で高い性能を誇るアウトドアグッズが揃っているので、多くの方に選ばれています。ウェア・靴・トレッキンググッズなど幅広い取り扱いがあります。

ウェアは少し和をイメージさせるような落ち着いた色合いのものが多く、デザインもシンプルで老若男女を問わず着こなせるのが特徴です。フリースは毛足が短いものが中心で、重ね着をする際などにぴったりです。

チャムスは機能性とファッション性を兼ね備えたアウトドアブランドとして有名です。印象に残るキャラクターのブービーバードはペンギンだと思っている方も多いようですが、かつお鳥がモチーフです。

おしゃれなイメージがあるチャムスは、ウェアだけでなくキャンプ道具やキャンプ小物まで揃っています。キッズもメンズも充実しているので家族でコーディネイトしたい方にもおすすめのブランドです。フリースはもこもこしたものが多く、保温性は抜群です。

1862年創業の老舗アウトドアブランドです。マムートのアイテムは機能性に優れており、プロからも高く支持されています。

フリースなどのウエアも充実しています。シンプルなデザインにかわいいマンモスのロゴがアクセントになっていておしゃれです。サイズ展開はXS～XLと幅広いため、自分に合ったサイズが見つかります。

無印良品のレディースフリースは、ブランドコンセプトのとおりシンプルで幅広いユーザーに適しているのが特徴。クセが少なく使いやすいデザインとカラーリングで、年代を問わず着用できます。

SDGs活動に基づき再生ポリエステルを採用したボアフリースパーカー・ボアフリースコートのほか、シックなニットフリースロングカーディガンも人気です。

作業服を中心に発展したワークマンは、今ではカジュアルウェアの分野にも進出しています。2017年にスタートした「ワークマンプラス」ではレディース向けのアウターも手がけており、フリースのラインナップも豊富です。

とくに、裏地にアルミを採用した「ダイヤフリース」シリーズが大人気。カーディガン・ジャケット・ベストと展開されています。

リーズナブルなものを選びたいならユニクロがおすすめです。ユニクロのフリースは、冬の定番として人気の商品です。他のメーカーと比べて2,000円前後という格安な値段で購入できます。

ストレッチが効いていて機能性が高く、滑らかで肌あたりがよく、心地いいあたたかさで体全体を包んでくれます。

近年、「ワークマン女子」と言葉ができるほど、レディース向けのアウトドアショップとして注目されているワークマン。どうしてもメンズよりになってしまうアウトドアウェアを、シンプルながら女性が着やすい色や形にこだわり作りあげ人気を集めています。

金額もリーズナブルなので、お気に入りを見つけて、一式揃えるのもおすすめです。

お気に入りのフリースジャケットを購入したら、できるだけ長く使っていきたいですよね。そのためには汚れてしまったときや、シーズンの終わりのお手入れが重要です。長持ちさせるためのフリースのお手入れを知っておきましょう。

洗濯タグの確認が必要ですが、多くのフリースは自宅の洗濯機で洗えます。もちろん不安な場合はクリーニング店でも洗ってもらえますが、自宅で洗濯できればクリーニング費用が節約できます。

1. ジャケットのファスナー等が閉じているか確認する
2. 洗濯ネットにたたむように入れ、中世洗剤を使い弱水流で洗う
3. 手洗いの場合は、たらいなどにぬるま湯を入れ、中性製洗剤などで押し洗いをする

洗濯が終わったら、直射日光が当たらない風通しのいい場所で乾燥させましょう。乾燥機がかけられるものもありますが、洗濯タグで確認してからおこなってください。洗濯後毛玉になっている部分があれば、毛玉取り器やハサミなどで生地を傷めないように取り除きましょう。

タウンユースで着こなしたいフリースのアウターには、バッグも軽やかなものを合わせたいですよね。そんなときにぴったりなのが、見た目以上の収納力を誇るサコッシュです。アウトドアブランドからもファッションブランドからもいろいろと展開されています。

フリースは軽くて暖かいので、持っていると便利な冬の強い味方です。今回はレディースのおしゃれなフリースをタイプ別にご紹介しました。タイプごとに使い方も異なってくるので、複数にタイプを持つのもおすすめです。ぜひご自分に合った1着を探してみてください。