ピザも焼けるバーベキューコンロおすすめランキング｜ピザ窯の代用【焼き方も紹介】

キャンプ飯といえばバーベキューという方が多いようですが、最近ではアウトドアでのピザづくりが人気です。家族や友人と味わいを楽しむだけでなく、作る作業から一緒にワイワイ盛り上がれるのが魅力です。

バーベキューコンロ・バーベキューグリルといえば鉄板や焼き網を乗せて食材を調理するもので、「従来のバーベキューコンロでピザ窯の代用になるの？」という疑問を持つ方も多いでしょう。実は、ピザを焼く機能付きはもちろんですが、従来のシンプルなタイプでも、美味しいピザを味わえます。

今回は、アウトドアでピザも焼けるBBQコンロのおすすめ商品や選び方をご紹介。また、100均アイテムでピザは焼けるのかや、ピザ生地の簡単な作り方・焼き方などの情報も掲載します。ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。

炭火やガス・電気などの熱源にかかわらず、ピザを焼くなら蓋付きタイプがおすすめです。蓋なしのオープングリルでは下部からの加熱にしか頼れません。しかし蓋付きなら、加熱を止めて蓋を被せれば内部に蓄えた熱が芯までしっかり火を通せます。

加熱を続けずコンロ内の余熱だけで調理できるので、ピザの裏側だけが真っ黒に焦げないのがメリット。さらに、食材からの水分の蒸発も防いで旨みたっぷりに仕上がります。

バーベキューコンロには角形や六角形などさまざまな形状がありますが、ピザを焼くなら丸型がおすすめです。丸型は熱効率がいいのが特徴で、コンロの中心から端までどの部分でもムラなく加熱できます。

角があるタイプは隅の方に火が通りにくい部分ができることも。大勢でピザを切り分けてみて、自分のクラストの裏側が白くて生焼けになっていたらがっかりしてしまいます。その点、丸型ならどこを取ってもすべてが美味しい焼き具合です。

バーベキューコンロの上部が大きなドーム状になっているタイプなら、本格的なピザ窯にも負けない美味しさをを再現できます。上部を覆うことで「かまど」のような空間になり、蓋付きタイプよりもさらに熱効率が高まるのが魅力です。

また、ドーム上部にダッチオーブンを乗せたり、上からも加熱できるタイプもあります。生地はふっくら、チーズやトッピングは熱々、本場の職人が焼いたような抜群の風味を味わいたい方におすすめです。

バーベキューコンロで焼くよりも、ピザ専用のアイテムが欲しい方に人気なのがピザオーブンです。バーベキューコンロの上に乗せて使用するアイテムで、熱源を別に用意する必要がないのがメリット。重量も3kg前後と持ち運びやすいのも魅力です。

バーベキューコンロで肉や魚を焼いて、食べている最中にコンロの上に乗せておくだけと使い方も簡単。ピザ専用オーブンなのでピザストーンや焼き具合が見えるガラス窓付きタイプもあります。

キャプテンスタッグ（CAPTAIN STAG）は、アウトドアギアからアパレルまで幅広い商品を取り扱うメーカーです。バーベキューコンロだけでも現在56種類をラインナップしており、使い捨てのインスタントグリルや七輪タイプ、大型のドラムグリルなどがあります。

ピザを焼くのにぴったりな丸型も商品数も多く、高さやサイズなど使いやすさで選べるのも魅力。蓋付きコンロや、石窯で焼いたようなピザに仕上がるタイプもあります。

▼キャプテンスタッグのバーベキューコンロをもっと知りたい方はこちらの記事もチェック！

ロゴス（LOGOS）はスタイリッシュなアウトドアギアを取り扱うメーカー。ソロキャンパーから家族でキャンプを始める方にも人気です。手のひらサイズのバーベキューコンロや、折りたたんでキャリーケースのように持ち運べる電気タイプもラインナップしています。

さまざまなタイプのバーベキューコンロとともに、使い勝手を自在に変えられるオプションの多さも魅力。ピザや串焼き・煮込みなど、挑戦したいメニューに合わせてカスタマイズできます。

▼ロゴスのバーベキューコンロをもっと知りたい方はこちらの記事もチェック！

アウトドアの本場アメリカでは「バーベキューコンロといえばウェーバー（Weber）」と言われるほど広く愛用されているメーカー。現在21種類のバーベキューコンロがあり、炭火やガス・電気など使用する熱源からも選べます。

すべてのコンロは蓋付きでピザを焼くには最適なアイテムばかり。また、初心者にも簡単でパーフェクトなキャンプ飯がつくれるスマホ連動タイプがあるのも魅力。おいしく焼いて簡単お手入れのコンロをチェックしてみてください。

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もっとも手軽な方法は、アルミホイルでピザを包む焼き方です。ピザ全体を包めるだけのアルミホイルを用意してください。

1. アルミホイルでピザをふんわりと包む
2. 炭から10cm以上離れるように焼き網を設置する
3. 焼き網にピザを乗せ、15分程度ごく弱い火加減で焼く

ふわふわのクラストには向きませんが、クリスピーな生地や冷凍ピザにぴったりな焼き方です。炭の火加減が難しい方は、脚付きの焼き網を重ねるなどすると焦げずに美味しく焼けます。

蓋付きのフライパンやクッカー・スキレットをお持ちの方向けの焼き方で、カセットコンロを使うおうちバーベキューにもぴったりです。

1. フライパンを弱火の遠火になるようにバーベキューコンロに乗せる
2. ピザを乗せて蓋を閉め、10分ほど蒸し焼きにする

手作りクラストなら、フライパンにオイルを敷くとくっつきにくくなります。日常的な調理と変わりない方法で、大きな焼き面のコンロならバーベキューと同時進行で焼くのもおすすめです。

本格派のキャンパーにおすすめなのがダッチオーブンを使う焼き方です。

1. ダッチオーブンの中にピザを直接入れて蓋を閉める
2. ダッチオーブンを炭火やコンロに乗せ、フタの上にも炭を乗せる

炭火の加減がやや難しいかもしれませんが、上からも下からも炭火の熱が届いて焼き上がりの美味しさは絶品。オーブンのように熱が対流するので、クリスピーならよりサクッと、市販の冷凍ピザもふんわり焼き上がります。手作り生地にもおすすめです。

手を汚さず洗い物も最小限でできる簡単ピザレシピをご紹介します。

【材料：Mサイズ2枚分】

• 強力粉100g
• 薄力粉50g
• 砂糖ひとつまみ
• ドライイースト小さじ1
• ぬるま湯100ml
• オリーブオイル大さじ1

【作り方】

1. 粉・砂糖・イーストをジップロックなどのビニール袋に入れて混ぜる
2. ぬるま湯とオイルを加えて袋の上からこねる
3. 10分発酵させたら袋の上から再度こねてまとめる
4. 1時間発酵させたら取り出して2等分する

ピザ生地を強力粉をひいた台やフライパンの上で伸ばし、表面にオリーブオイルを塗ってお好みのトッピングを乗せて焼きましょう。

数あるトッピングの中でも人気のマルゲリータ。トマトとチーズの相性が抜群の、おすすめトッピングです。

【材料：5人分】

• トマトソース　125ｇ
• シュレッドチーズ　125ｇ
• モッツァレラチーズ　180g
• ミニトマト　7～8個
• バジル　10枚
• 黒胡麻　少々

【手順】

1. モッツァレラチーズを一口大・ミニトマトは半分に切る
2. 生地にトマトソースを塗り、シュレッドチーズを広げる
3. モッツァレラチーズ・ミニトマト・バジルを載せ、黒胡麻をかける
4. アルミホイルで包んで焼く

全体に火が通るまで焼いたら出来上がりです。

ここでは100均のアイテムを使ってバーベキューコンロでピザを焼く方法を紹介します。使用する100均のアイテムは、焼き鳥台と網の2つです。キャンプなどのアウトドアシーンでぜひ活用してみてください。

1. 焚き火台に炭を入れる
2. 焚き火台の網を乗せる
3. アルミホイルを敷く
4. 100均の焼き鳥台をセット
5. 100均の網を乗せる
6. 炭を乗せる

ピザ窯にもなるバーベキューコンロをDIYする方も増えています。庭のある1軒屋にはコンクリートやモルタルを使った本格派がおすすめ。思い立った時にいつでも使えるバーベキュースペースを作ることも可能です。

また、レンガを焼き網のサイズに合わせて積むだけのお手軽DIYも人気です。ベランダバーベキューにおすすめの方法で、すぐに設置できて使い終わったら物置に収納できるのがメリット。いずれの場合も耐火レンガを使用し、基礎にも耐火性のあるタイルを敷きましょう。

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ピザづくりにおすすめのバーベキューコンロをご紹介しました。ピザをおいしく焼き上げるポイントは熱効率なので、円形や蓋付きタイプがぴったりです。お手持ちのアイテムも活用しながら、次のキャンプではオリジナルのピザを楽しんでください。