歩ける寝袋おすすめ7選｜着る寝袋！ワークマン・モンベルなど人気メーカーも

寝袋にはさまざまなタイプがあるので、どれを買うか悩みますよね。そんな中、システムデザインが販売した寝袋は、服のように着たり、膝下を開けたりして歩けるものであり、着る寝袋・歩ける寝袋・人型寝袋として注目を浴びました。

歩ける寝袋が注目されたのは、斬新なデザインだけではなく、その便利さにもあります。寝袋としての機能はもちろん、防寒着としても機能するので、冬は室内でも屋外でも大活躍します。

そこで今回は、歩ける寝袋の選び方・メリットやデメリット・モンベル・dod・ワークマンなどの人気メーカー・歩ける寝袋のおすすめ7選を紹介します。歩ける寝袋の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

歩ける寝袋は体の形に沿ってデザインされているので、フィット感が抜群です。そのため、快適に眠れます。また、袖や裾の部分はファスナーなどで締められるものが多く、保温性もあります。

これは、歩ける寝袋が防寒着としても利用できることを意味します。冬キャンプは防寒対策で荷物が多くなって大変と思う方も多いですが、そんな方には歩ける寝袋をおすすめします。歩ける寝袋があれば防寒具が不要になり、冬キャンプの荷物が減ります。

キャンプで寝ている時にトイレに行きたくなることはよくありますよね。しかし、毎回寝袋から出てトイレを済ませ、また寝袋に入るのは面倒です。そんな場合にも、歩ける寝袋は実力を発揮します。

歩ける寝袋の中には、着たままトイレに行けるタイプもあります。腰にジッパーがついているタイプのものがあり、ジッパーを開けてトイレを済ませられます。また、トイレだけでなく、着たまま食事やウォーキングも可能です。

歩ける寝袋は、自然災害などで避難所や車内で過ごす際に、防災グッズとしても役立ちます。寒い冬や夜間などを外で過ごす際にも、着る寝袋があれば低体温などを防げるので、一着持っていれば季節問わず使えるのは嬉しいポイントです。

また、普通の寝袋と違い手足の自由度があるため、緊急時にも素早く行動ができて安心です。

歩ける寝袋は、着たままでさまざまな硬度ができるのでメリットが満載ですが、デメリットもあります。以下に主な弱点を挙げてみたので、購入時の参考にしてください。

• 足元が空いているデザインは気温によっては寒い
• ジッパーの着脱がスムーズでない商品がある
• 着たまま動くと中の素材が飛び出る場合がある

歩ける寝袋は、ベンチコートタイプのデザインも販売されているので、季節や気温によっては寒く感じられる場合があります。また、ジッパーが内側についているものが多く、着脱の際に生地が噛まないように押さえる必要があります。動くと中の羽毛や繊維が飛び出る場合もあるので、注意が必要です。

まず、歩ける寝袋を購入するうえで考える必要があるのはサイズです。洋服と同じで、自分にピッタリなサイズにしましょう。各メーカーの歩ける寝袋は、身長に合わせて2・3種類のサイズが用意されていることが多いです。

サイズが小さすぎると歩ける寝袋を着られない可能性があるうえ、サイズが大きすぎると体と寝袋の間に余分なスペースが生まれて、保温性が失われる可能性があります。そのため、購入する際には、サイズをきちんと確認してからにしましょう。

歩ける寝袋は大きく分けて2つのタイプが販売されています。それは、つなぎのように履くタイプと、通常の封筒型寝袋にジッパーがついた膝下が開いているタイプです。それぞれの特徴について解説します。

履くタイプは体の形に沿っているため、フィット感が抜群で歩いている時でも高い保温性があります。それに対して、膝下が開いているタイプは足を自由に動かせるため、歩きやすいです。季節や自分の好みに合わせて選びましょう。

歩ける寝袋は体・袖・裾・腰などさまざまな部分にジッパーがついており、開け閉めするタイミングが多いです。ジッパーの開閉がしにくい歩ける寝袋は、キャンプの快適さは失われてしまいます。

もちろん、メーカーもジッパーの開閉のしやすさには気を付けており、販売サイトの口コミにもその点について指摘はほとんどありません。しかし、歩ける寝袋を購入する際には、ジッパーが開閉しやすいかどうか、口コミで確認するほうがベターです。

現在販売されている歩ける寝袋のデザインは、シンプルなものやキャラクター・生物など幅広く面白いです。もともと歩ける寝袋が注目された理由はそのデザインであり、2チャンネルで考案されたキャラクターに似ているからでした。

歩ける寝袋は機能だけでなく、見た目も重視する方が多いです。より楽しくキャンプするためにも、歩ける寝袋を選ぶ際にはデザインに注目してみてください。

モンベルは1975年に日本で誕生したアウトドアブランドです。創業者はスイスのアイガー北壁を踏破して名を馳せた辰野勇氏で、まずはテント・寝袋・登山靴といった登山用品の製造からスタートしました。

その後、事業の拡大に伴い、ウェアなどのアウターやコット・ローチェアといったキャンプ用品も展開するようになりました。モンベルの製品は高品質でリーズナブルなので、初心者から上級者まで、多くのファンがいます。

うさぎのロゴでおなじみのドッペルギャンガーアウトドアは、創業10周年を迎えた2018年よりブランド名を「dod」に改めています。ユニークで使い勝手のいいキャンプギアが豊富に揃う人気ブランドとしても有名です。

dodのキャンプギアはおしゃれで機能性に優れ、手が届きやすい価格で販売してます。また、dodの商品はメインターゲットをキャンプ初心者にしているため、誰でも簡単に扱えるのが魅力です。

アウトドア向けのアパレルを主にを取り扱うPOLeR（ポーラー）では、さまざまなシーンに活用できる「着られる寝袋」を販売しています。ジッパーを開いてフードや手足を出せるデザインや、おしゃれなカラーが特徴になっています。

また、ヨーロッパ産の品質のいいダウンを使用した、人気アパレルメーカーのナンガとのコラボ商品もラインナップしています。ナンガのフラッグシップ商品である「AURORA LIGHT DOWN」を使用して制作した「NANGA×POLeR NAPSACK」は要チェックアイテムです。

ワークマンは現場作業や工場作業向けの衣服を低価格で販売しています。コロナ禍によってキャンプ人気が上昇したため、最近では衣服のジャンルをレジャーなどにまで拡大させ、高品質・低価格により人気を集めています。

ワークマンが新開発した技術である「エアロストレッチアルティメット」は、高い保温性を持つ防寒着シリーズです。保温性が高く、体に対するフィット感が抜群で、寝袋としても利用する人が多く注目されています。

歩ける寝袋の「モモンガ」は、クラウドファウンディングプロジェクトにより集まった支援金で作られています。動きやすいようにストレッチ素材や、暖かさを追求して軽量保温素材のサーモライトを採用しています。

ジッパーが裾まであるため、着脱がしやすく着たままトイレに行けます。SMLと3サイズ展開しており、洗濯もできて快適に過ごせます。使わないときはたたんでクッションにもなる多機能型の寝袋です。

キャンプの必需品ともいえる寝袋にもさまざまな種類がありますが、今回紹介した歩ける寝袋はデザインが面白く、非常に便利です。歩ける寝袋を着て、キャンプをより楽しく、快適なものにしましょう。