テント補修テープのおすすめ16選｜ダイソーなど100均のシームテープも

テントは自然の中で使うものなので、気をつけていても岩で擦ってしまったり火の粉が飛んでしまったりすることがあります。「お気に入りのテントに穴が空いてしまった！」とショックを受けた経験がある方も多いのではないでしょうか。

テントに穴が空いてしまったときにおすすめなのが補修テープです。コーナン・カインズなどのホームセンターや、ダイソーなどの100均でも購入可能な補修テープは、自分で簡単にテントの穴を防ぐことができる便利なアイテムです。大切なテントを手軽に修理できるのは嬉しいですよね。

こちらの記事ではテントの修復におすすめの補修テープ16選をご紹介します。また、コールマンで販売している補修アイテムについても解説。さらに、テント用補修テープの選び方や補修テープを貼る手順も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

テントに穴が空いてしまった場合は、補修剤で穴を潰すように圧着するか、補修テープやリペアシートで穴を覆う方法で修復するのが一般的です。リペアシートの中にはアイロンを使用するタイプもあります。空いた穴のサイズによって適した補修アイテムは異なるので、以下の表を参考に適したアイテムを見つけてください。

【補修テープのメリット】

• サイズに合わせて切って貼るだけなので、自分で簡単に修理できる
• 直したいと思ったときに直すことができ、修復後すぐにテントを使える
• テープ代だけで済むので、テントの修理が安く済む
• テント以外にもレインウェア・ウインドブレーカーなどにも使える

【補修テープのデメリット】

• 補修材より耐久性が低い
• テントと同色のものを見つけないと修復部分が目立つ
• 貼り方によっては修復部分が目立つ

補修テープは、注意点を守って正しく貼る必要があります。誤った貼り方をしてしまうと貼った部分が目立つだけではなく、穴が防ぎきれずに虫や雨が入る原因になる可能性があるので注意してください。

【補修テープを貼る手順】

1. 補修する付近をきれいに拭き取る
   ホコリ・汚れが残ったままテープを貼ると剥がれやすくなる
2. 補修テープを角がないように丸く切る
   穴より少し大きめのサイズになるように切ると確実に穴を塞げる
3. シワができないように気をつけながら補修テープを貼る
4. 接着後しっかり乾かす
   乾燥させることでより粘着力があがる

【ポイント】

• 両面に貼ると耐久性が高くなるが、両面には貼れないタイプの製品もあるので注意

補修テープを貼る際に注意しなくてはならないのが、テント・補修テープの両方にシワができないようにすることです。シワができてしまうと穴が完全に塞げず、雨が染み出す原因になってしまう可能性があります。特に、シールタイプはシワになりやすいので注意してください。

補修テープを使う前には、お使いのテントに補修テープを使用しても問題ないかを必ず事前に確認してください。補修テープを使用できないテントに使ってしまうと、補修テープが本来の効果を発揮できない場合があります。また、補修テープによりテントを傷めてしまう可能性もありますので、テントの取扱説明書・メーカーのホームページなどを確認してください。

テントに空いた穴が大きすぎる場合・複雑な場所に穴が空いてしまった場合など、自分で修復するのが難しいと感じた場合にはプロに修理を依頼しましょう。メーカーやアウトドア用品のメンテナンス業者などに頼めば、プロの技術でしっかりと修復してくれます。

自分で修理するよりも時間とお金がかかってしまうというデメリットはありますが、プロに修復してもらうことでお気に入りのテントを長く使う事ができます。また、メーカーによってはテント購入時にアフターサポートが用意されていることもあるので確認しましょう。

補修テープはガムテープで代用できます。ただし、ガムテープは補修テープに比べて耐久性が低いため、長期的に穴を塞いでおくには不向きです。キャンプ中にガムテープで穴を塞ぐ、といった応急処置的な使い方には適していますが、本格的な修復は専用のアイテムを使って行いましょう。

補修テープには、シールタイプ・アイロンタイプの2種類の貼り付け方があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、使用シーンや目的に適したタイプを選びましょう。

シールタイプは扱いやすく手軽に貼れるのが特徴です。テープ状になっているものはほとんどがシールタイプです。使用の際ほかに道具が必要ないので、キャンプ場で急に修復が必要になった際にもすぐに使えます。

ただし、シールタイプは耐久性がやや低く、アイロンタイプに比べて剥がれやすいのがデメリットです。本格的な修復というよりは応急処置向けです。

アイロンを使用してくっつけるアイロンタイプは、接着力が高いのが特徴です。補修テープにはアイロンタイプはあまり多くなく、リペアシートでよく見られるタイプです。

接着力が高いため剥がれにくく、頑丈で防水性も高いといったメリットがある一方で、アイロンがないとつけられないのがデメリットです。キャンプ場でさっと使うには不向きで、家で本格的な修復をするのに適しています。

補修テープは製品によって色や質感が異なるため、使っているテントに合ったものを選ぶようにしましょう。色が違ってもテントの穴は塞げますが、修復部分が目立ってしまいます。テントと同じメーカーの補修テープでも色味が若干異なる場合もあるので注意してください。合う色が見つからない場合は、どの色にもなじむ透明のテープがおすすめです。

テントの補修テープは、アウトドアメーカーやホームセンターで販売しています。ここでは、おすすめの補修テープのメーカーをご紹介します。

ゴリラテープは、アメリカNO.1の接着剤メーカー、ゴリラグループが製造する商品です。ゴリラテープの魅力はなんといっても防水性。水の中でも使えるほど、高い防水性を持っているため、どんな天候でも安心して使えます。また、超耐久のテープにも関わらず、手でカットできるところも嬉しいポイント。さまざまな素材に使えるのでひとつ持っておくと重宝します。

言わずと知れたアウトドアの人気ブランド、コールマンもテントの補修テープを販売しています。こちらはアイロンの熱を利用して貼り付けるタイプ。コールマンのロゴやイラストがプリントされているので、いかにも修理をした、という感じが出ません。

補修しながらオリジナリティを出せるおしゃれなアイテムですが、現在では販売しているところが少ないようなので見つけたらぜひ検討してみてください。

ホームセンターコーナンでは、テントの補修にも使えるシート補修パッチが販売されています。高い粘着力で、テントの穴をしっかり密着。心配な方は表と裏どちらにも貼り付ければより強度が増します。時間が経過するほどに粘着力がアップするので、早めに補修してしっかり乾燥させましょう。カラーはグレー・ダークグリーン・シルバー・OD色の4色展開です。

補修テープはダイソー・キャンドゥなどの100均でも売っています。100円で補修テープが手に入るのは魅力的ですが、100均の補修テープはあまり性能が高くありません。テントをきちんと直したいなら、粘着力・耐久性が高い専用の補修テープを購入するのがおすすめです。

実は100均のセリアの商品で、テントポールの修理ができます。使うのは、テントフレーム応急修理パーツです。破損したテントポールにこの商品を通すだけで、簡単にテントが立てられます。あくまでも応急用ですが、もしものときのために購入しておくと安心です。

テント補修の際には、シームテープ（シーリングテープ）が劣化していないかも一緒に確認しましょう。シームテープとはテントの縫い目部分に使われている防水テープのことです。シームテープが劣化していると、テント内に風・雨が入り込む原因になります。

シームテープが劣化している場合は、市販のシームテープを使って補強しましょう。シームテープで縫い目をしっかり補強することで隙間風も気にならなくなり、テント内での時間をより快適に過ごせます。

テントにおすすめの補修テープ16選をご紹介しました。大切なテントに穴が空いてしまった場合でも、補修テープを使用して自分でテントを直せば使い続けることができます。ぜひこちらの記事を参考にして、お気に入りのテントを長く使いましょう。