CB缶のバーナーおすすめ5選！SOTOやプリムスなど人気メーカーも

キャンプやアウトドアで、調理や湯沸かしに便利なバーナー。中でもCB缶を使うバーナーは、燃料が手軽でコスパよく手に入ると人気があります。また家庭用のカセットコンロに使用できるので、馴染みがある方も多いのでは。

しかしCB缶を使うバーナーは種類も豊富なため、いざ選ぶ際に悩んでしまいます。そこで今回はCB缶バーナーの選び方について調べました。初心者キャンパーだけではなく、コスパよく機能的なバーナーを購入したいとお考えの方にも参考になりますのでぜひご覧ください。

またOD缶バーナーからの買い替えを検討している方、買い替えせずにCB缶が使えるようになる便利なアイテムもご紹介します。他にもおすすめの人気CB缶バーナーやメーカーの紹介などもしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

CB缶とは、カセットボンベ缶の略称です。ご家庭でカセットコンロにセットして使ったことがある方も多いのではないでしょうか。ホームセンターやコンビニなどでも見かけ、簡単に手に入るありふれたガスボンベの種類です。

よくキャンプで使われるのは丸型のOD缶ですが、CB缶が使えるバーナーも多く、手軽に手に入るので人気があります。OD缶よりサイズが大きいですが、取り扱いが簡単で使い慣れているのでアウトドア初心者にもおすすめです。

ここではCB缶のメリットとデメリットについてご紹介します。CB缶は取り扱いが手軽な反面、本格的なキャンプには不向きな点もありますので、特徴をしっかりと確認し、自分のキャンプスタイルに合うバーナーを見極めましょう。

まずはCB缶のメリットについてご紹介します。CB缶のメリットは手軽に入手できて料理がしやすい点です。それぞれについて詳しくまとめていますのでご覧ください。

キャンプやアウトドアでよく使われるOD缶は、アウトドアやスポーツの専門店でしか購入できないのに対し、CB缶はスーパーやホームセンター、コンビニなどでも取り扱いがあり、身近にあるお店で購入できる手軽さが魅力です。

また値段が低価格なのも嬉しいポイントです。OD缶が1缶400～500円ほどなのに比べて、CB缶は1缶100円のコスパのよさ。使い渋りせず、気楽にキャンプで調理を楽しめます。

CB缶のバーナーは、五徳が大きめのものが多く、クッカーを上に置いても安定して使用でき料理しやすいので、アウトドア調理を楽しみたい方におすすめです。対してOD缶のバーナーはコンパクト収納ができる反面、五徳もさほど大きくないので、大きめのクッカーは置けません。

またCB缶はコスパがいいので長時間煮込む料理や、燻製調理なども楽しめます。中にはツーバーナータイプでCB缶をそれぞれに使用するタイプのものもあり、まるで家にいる時と同じように調理ができるので家族キャンプやグループキャンプにも最適です。

安い価格で手軽に使えると人気のCB缶ですが、デメリットが3つあります。1つ目はCB缶は寒冷地仕様に不向きな点です。CB缶は寒さの中では着火しにくく、上手く着火してもバーナーの火力が落ちてしまいます。これは着火後ガスの気化熱によりCB缶の温度が下がるためです。

2つ目はバーナーではCB缶を最後まで使い切ることができないことです。これは家庭用のコンロなどに付いているCB缶自体を温めるブースターが、CB缶バーナーにはついていないためで、どうしてもガスが残ってしまいます。処分の際はしっかりとガス抜きをしましょう。

3つ目はCB缶の大きさが500mlのペットボトルほどあるため、パッキングする際にかさばる点です。OD缶のようにクッカーの中に入れ込んで収納するなどの応用が効かないので、ツーリングや登山などのキャンプにはおすすめできません。

CB缶のバーナーには一体型と分離型の2つのタイプがあります。一体型バーナーはシンプルな構造かつ軽量。五徳部分がコンパクトにまとまるように工夫がされています。携帯性を重視しており、燃料も少なくて済むよう比較的燃費がいい製品が多いです。

分離型は、燃料とバーナー本体が分かれた構造で、五徳部分を低く大きく設計でき安定感があります。大きめのクッカーも使用可能です。また燃焼部と燃料が離れているので、輻射熱による爆発の心配もありません。ただし重量があること、狭いスペースでの調理には不向きです。

＜一体型バーナー＞

メリット

• シンプルで軽い
• コンパクトに収納できる
• 比較的燃費がいい

デメリット

• 安定感に欠ける
• 鋳鉄の鍋が使えない

＜分離型バーナー＞

メリット

ここではCB缶バーナーを取り扱っているおすすめ人気メーカー3社をご紹介します。どのメーカーも機能性の高いCB缶バーナーを販売しており、初心者キャンパーからベテランにまで人気のあるものばかりです。ぜひチェックしてください。

鹿のロゴマークが目を引くキャプテンスタッグ。新潟県三条市にあるキッチン用品や家庭用品を扱うパール金属株式会社のアウトドア部門として、2012年から株式会社としてスタートし、現在も人気の国内アウトドアメーカーのひとつです。

キャプテンスタッグのバーナーはシングルで手軽に持ち運べるものから、本格的な調理ができる2コンロタイプなどさまざまあります。機能性が高く、コスパのいいアイテムとして、幅広い世代のキャンパーに人気です。

工業用バーナーを取り扱う「新富士バーナー株式会社」のアウトドアブランド「SOTO」。愛知県に本社を置き、製造過程はすべて国内で行われています。不具合や心配な点もすぐにカスタマーセンターに相談できるのでアフターケアも安心です。

「SOTO」のガスバーナーの魅力は、機能性はもちろん、シンプルでおしゃれな外観も人気です。ガスバーナーの燃料はOD缶・CD缶・ホワイトガソリンのすべてに対応する機種が揃っているので、自分にぴったりのバーナーが見つかります。

プリムスはスウェーデンの燃焼器具ブランドで、1985年日本マーケットに進出するため、カセットコンロの国内最大シェアを誇る岩谷産業と合弁会社イワタニ・プリムスを設立。「イワタニプリムス」の名前でバーナーの取り扱いを行っています。

OD缶を使用したガスバーナーが主流で、シングルから2バーナーのものなど、自分のキャンプスタイルに合ったものが選べます。 

以下は上記5商品の比較表です。参考にしてください。

今使っているバーナーがOD缶対応のものの場合、CB缶が使いたい場合は買い替えを検討しなければなりません。しかし、実は買い替えなくてもCB缶を使えるようになる便利なアイテムがあります。それが各ガスストーブに専用品として販売されている「変換アダプター」です。

変換アダプターを使えば、OD缶タイプのバーナーでもCB缶を使用することが可能です。しかし変換アダプターは必ず燃料の前に燃焼器具との接続を先に行うようにしましょう。先に燃料側へ取り付けると常にガスが漏れ出し燃料漏れを起こしてしまうため危険です。

CB缶バーナーのメリットデメリットやおすすめの商品をご紹介しました。コスパのいいお値段で、手軽に購入できるCB缶は取り扱いも簡単です。ぜひ使いこなして手軽に美味しいキャンプ飯を作りましょう。CB缶バーナーで快適なキャンプを楽しんでください。