【最強】登山用ガスバーナーのおすすめ12選｜軽量で風に強いシングルバーナーも

「山頂で温かいコーヒーやラーメンを楽しみたい！」という方は多いのではないでしょうか。山頂での食事やコーヒーは最高ですよね。そんな時に欠かせないアイテムがバーナーです。バーナーがあれば、その場で調理できるので、温かい料理や飲み物を楽しめます。

しかし、「バーナーは種類が多いので、どれを買ったらいいのか分からない！」という方は多いでしょう。燃料もガスやガソリンなどさまざまなものがあります。種類やデザインのラインナップも豊富にあるので悩んでしまいますよね。

そこで、本記事ではおすすめの最強登山用ガスバーナーを厳選して紹介します。また、登山用ガスバーナーの正しい選び方のポイントについても解説するので、参考にして頂けると幸いです。

シングルバーナーに取り付けられる燃料はCB缶とOD缶の2種類があります。CB缶はご家庭用のガスコンロに使用する一般的なガス缶。OD缶はコンパクトで火力があるアウトドア用に作られたガス缶です。登山用ガスバーナーにはOD缶がおすすめ。下記の表にメリット・デメリットをまとめるのでぜひご参考ください。

「とにかくコンパクトに収納できるバーナーがいい！」という方は多いのではないでしょうか。そんな方はバーナーとガス缶が一体型になっているバーナーがおすすめです。一体型のバーナーは軽量でコンパクトなので登山に最適です。その他に分離型があります。それぞれのメリットとデメリットを下記の表にまとめるのでご参考ください。

また、使用する人数に合わせてガス缶のサイズを選ぶ必要があります。ソロなら小型の110、2〜3人なら中型の250、人数が多い時は大型の500がおすすめです。サイズはシーンに合わせて選びましょう。

バーナーの燃料は、おもにLPガス・ホワイトガソリンの2種類。LPガスは液状化したガスで、着火が簡単で手軽に使えます。

ガソリンを精製したホワイトガソリンは、火力が強くアウトドア向きです。しかしポンピングと呼ばれるタンク内の圧力を高める作業が必要で、少し手間がかかるのが特徴です。下記の表にメリット・デメリットをまとめるのでぜひご参考ください。

イワタニはプロパンガスを日本の家庭に普及させた岩谷産業が立ち上げたコンロメーカーです。1969年にカセットフーシリーズを発売して今に至るまで、日本のカセットコンロのトップシェアを誇る最大手です。

イワタニの「ジュニアコンパクトバーナー」は、軽量でコンパクトな一体型のシングルバーナーです。炎を風からガードするゴトクがあるので風が強い山頂でも安心して使えます。また、ワンプッシュで自動点火できるのも魅力です。

モンベルは、1975年に創業した日本が誇るアウトドア用品メーカーです。キャンプや山登りに行くと必ずモンベルのブランドロゴを見かけるほど人気があります。豊富な商品量とリーズナブルな価格帯が人気を集める理由です。

モンベルのジェットボイルは、たったの100秒で500mlのお湯を沸かせられます。山頂に登ってすぐにお湯を沸かせられるのは嬉しいですよね。保温クッカーとストーブがセットになっているので、荷物を減らしたい人にもおすすめです。

事前にガス缶の残量をチェックしましょう。せっかくバーナーを持って行っても燃料がないことには使えません。ガス缶の場合は、チェッカーを使うのが確実ですが、軽く振ってみても確認ができます。

また、初めて使用する際は使い方を確認しておきましょう。ガス缶をセットすればすぐに使用できるものがほとんどですが、慣れない道具を慣れない場所でいきなり使うのは不安ですよね。特にバーナーは火器ですので危険を伴います。実際に山で使う前に、自宅やキャンプ場などで使用してみるのをおすすめします。

バーナーには点火装置が付いているタイプが多いですが、気温や標高によって火がつかないことがあります。点火装置があってもライターやマッチなどの着火道具は準備しておきましょう。

ガス缶とガスバーナーは同じメーカーを使用しましょう。別のメーカーのもの同士を使用すると万が一事故が起こった時に保証の対象になりません。また、ガスの配合率が違うので本来のポテンシャルを発揮できなかったり、ガスが漏れてしまったりします。

登山する山の気温を調べましょう。CB缶は−5℃以下になると本来の火力が出なかったり、点かなくなったりします。−5℃以下になる可能性がある場所にはOD缶対応のガスバーナーを持っていきましょう。

バーナーは火気を扱う道具です。安全のためにもメンテナンスは定期的に行い、メーカーの保証もしっかりと確認しておきましょう。また、メンテナンスすることでギアに愛着が湧きますます登山が楽しくなりますよ。

ほとんどの山は国立公園もしくは国定公園なので、自然公園法によって、山火事を防ぐために火の使用が禁止されています。しかし、山によってはバーナーエリアがあるので、そこでバーナーを使用できます。

登山する山にバーナーエリアがあるかどうか事前に確認する必要があります。しっかりとルールに従って、バーナーを使用してください。

バーナーを使う際、あれば便利なアイテムを紹介します。

【バーナーシート】

輻射熱を遮るためのアイテムで、バーナーの近くにあるテーブルや芝生が焼けるのを防ぎます。

【ウインドスクリーン（風防）】

別名、風防と言われるもので、風によるバーナーの転倒や火力への影響を守ります。火をつける際にも点火がしやすくなります。

【スタビライザー】

ガス缶を安定させるためのカートリッジホルダーで、調理の時に倒れるのも防いでくれます。

【バーナーパット】

バーナーの上に置く金網で、五徳などのクッカーをのせると火力が分散し、火が均一になります。焦げ付きにくくするメリットもあり、直接食材を置く炙り焼きにも使えます。

山の上で食べる食事は、普段よりも美味しく感じられるもの。ここではガスバーナーを使ったおすすめの山ごはんを紹介します。

• ラーメン：山ごはんの定番メニュー。インスタントならお湯を沸かすだけで簡単に食べられます。
• パスタ：おしゃれな方に人気のパスタ。あらかじめ密封容器にパスタ・塩・水を入れておくのがポイントです。
• 雑炊：ご飯と粉末スープがあれば簡単に作れる雑炊は、体が温まるので冬におすすめです。

登山におすすめのバーナーをご紹介しました。登山向けのバーナーは、軽量なものや火力の強いものなど高スペックなものが数多く登場しています。信頼できるバーナーを手に入れて充実した登山を楽しみましょう。