【2023最新】ショアジギングロッドのおすすめ10選！実際の評価は？

陸地からの釣りはショアジギングと呼ばれます。岸からメタルジグを遠投してブリやヒラマサなど青物や、キジハタやアカハタなどの根魚まで狙えるのがショアジギングです。さまざまな種類の魚を陸から狙えるので、お手軽で人気の高い釣り方です。

そんなショアジギングをするためのロッドは長さや重量、硬さなどいろいろな部分が製品ごとに異なります。初心者だと何を選べばいいのか迷いますよね。ショアジギングロッドの選び方を初心者向けに、ポイントを絞って解説します。

加えておすすめのショアジギングロッドについてや誰もが知る大手メーカーのロッドから、知名度は低いけど高品質なロッドを作っているメーカーのロッドもご紹介します。自分好みの最適なショアジギングロッドを選んでください。

ショアジギングとは陸でメタルジグ（鉛やタングステンでできたルアー、以下ジグ）を使って行う釣りのことです。メタルジグは数多くの種類があるなかでも最も遠投できるルアーであり、岸から100ｍ以上沖を狙う事ができます。船からジグを使って行う釣りはオフショアジギングと言います。

一言にショアジギングと言っても、30gまでのジグを多用する「スーパーライトショアジギング」、60gまでのジグを多用する「ライトショアジギング」、それ以上のジグも使う「ショアジギング」に分けられます。

狙える魚は様々で、砂地であればフラットフィッシュと呼ばれるヒラメやマゴチ、岩場であれば根魚やロックフィッシュと総称されるカサゴやハタ、ソイなど、回遊があれば青物と呼ばれるハマチ・カンパチ・カツオなどを狙うことができます。ショアジギングは狙う魚種が限定されない、何がヒットするか分からないのが魅力です。

ショアジギングは手軽に楽しめる釣りですが、どんなロッドでも楽しめるというわけではありません。狙う魚種・使うジグの重さ・使う場所・使う人の体力などによって適したロッドは変わってきます。これから、ショアジギングロッドを選ぶときに見るべきポイントの解説をしますので、ぜひ参考にしてください。

ショアジギングで使われるロッドの長さは8フィート～10フィート6インチの間であることが多いです。短ければ短いほど遠投はできませんが、軽量で操作性が高く高感度です。長ければ長いほど重く、操作性は悪いですが、遠投することができます。

適した長さは、釣り方によって違います。あくまでも目安にはなりますが、スーパーライトショアジギングなら9フィート6インチまで、ライトショアジギングなら9フィート～10フィートまで、ショアジギングなら9フィート6インチ以上が望ましいでしょう。

上記の長さはあくまでも目安です。堤防など足場が良い場所では短くても良いですし、遠投が必要なサーフや足場が悪い磯場などは長いロッドが必要になります。ショアジギングロッドの長さは自分がメインとするフィールドと自分の体力を考えて決めましょう。

ロッドの硬さによって使えるルアーの重さや、得意なアクションが変わってきます。硬さによって表記があるので、ご説明します。

• L（ライト）
• ML（ミディアムライト）
• M（ミディアム）
• MH（ミディアムヘビー）
• H（ヘビー）
• HH・XH（ダブルエイチ・エキストラヘビー）

上から柔らかい順に並べています。この他にもLより柔らかいLL・ULやXHよりも硬いHHHやXXXHのロッドもあります。メーカーによって硬さが違うので、A社のMとB社のMHが同じぐらいの硬さであることも珍しくありません。

ショアジギングロッドを選ぶうえで、使えるルアーの重量は極めて重要です。使用可能なルアーウエイトはロッド本体やパッケージ、メーカーサイトに記載されているので絶対に確認しましょう。「A社のMのロッドが50gのルアーを使えるからB社のMのロッドも50gのルアーを使えるだろう」という考え方は厳禁です。絶対に自分が購入したい製品の表記をチェックしましょう。

ルアーウエイトは、スーパーライトショアジギングなら30gまで、ライトショアジギングなら60gまで、ショアジギングなら100gまでが目安です。ロッドによってはジグとプラグ（プラスチック製や木製のルアー）で上限が違う場合があるので注意しましょう。

ショアジギングロッドに合わせるリールのサイズも重要です。リールのサイズが合っていなければ（タックルバランスが悪ければ）、扱いづらいのはもちろんですが、最悪の場合ロッドの破損に繋がります。合わせるリールのサイズもしっかり考えましょう。

合わせるリールは、スーパーライトショアジギングなら2500～3000、ライトショアジギングなら4000～6000、ショアジギングなら6000以上が目安です。堤防からのブリ狙いであれば8000番で十分ですし、磯からのヒラマサや大型の根魚狙いでは14000番が必要な事もあります。狙う魚や使う場所によって選ぶサイズが変わってくることも覚えておきましょう。

大きいリールはパワーはありますが重いです。自分の体力がついていかなければケガに繋がります。自分の体力とも相談して決めましょう。

おすすめのメーカーをご紹介します。今回は有名メーカー3社をご紹介しますが、有名メーカーのものが高品質で安心、中小メーカーのものが低品質と言うわけではないことは覚えておきましょう。中小メーカーでも大手メーカーを凌駕する高品質なロッドを開発しているところは多数あります。有名メーカーのものは取り扱い店舗が多く、全国どこでも手に入れやすい、店頭で触れる機会が多いというのが大きなメリットです。

高性能なリールで有名なシマノですが、ロッドも高品質です。シマノ独自の技術であるスパイラルXやハイパワーXはもうお馴染み。ネジレやツブレに対する耐久力が非常に高く、高負荷時でもブレないブランクスは非常に頼もしいです。

一部リールシートやガイドも自社開発しているものがあり、振り抜きの良さや感度UPに繋がっています。シマノのロッドは全体的に軽くてシャキッとシャープな印象が強いです。

業界トップレベルの大手企業であり、取り扱っている釣具店も多いので、実際に手に取ってみることができることと、アフターサービスの敷居が低いのも魅力です。

釣りをするなら知らない人はいないでしょう。ダイワのロッドはあまりにも有名です。独自の技術も発展しており、X45やV-ジョイント、高密度HVFカーボンが搭載されたロッドは多くの釣り人から高い評価を得ています。

一部リールシートやガイドも自社開発しているものがあり、振り抜きの良さや感度UPに繋がっています。ショアジギングロッドには搭載されませんが、ダイワが作り出したカーボンフレームガイド「AGS」は時代を変えたと言っても過言ではないでしょう。

業界トップレベルの大手企業であり、取り扱っている釣具店も多いので、実際に手に取ってみることができることと、アフターサービスの敷居が低いのも魅力です。

シマノ・ダイワに比べると歴史が浅く、規模も小さいメーカーですが、今やルアーフィッシングをする人で知らない人はいないレベルの有名メーカーです。メジャークラフトのロッドの魅力は何と言ってもコストパフォーマンスが高いことです。安くて高品質なロッドが多数リリースされています。

1万円以下と超安価なショアジギングロッドを複数シリーズ発売しており、これから釣りを始めたい方やセットものから卒業したい初心者アングラーにはうってつけです。もちろん安いロッドだけではありません。4軸カーボンやナノアロイテクノロジーを搭載した中価格帯のロッドも高品質、中級者でも満足できるロッドもリリースされています。

ショアジギングロッドは、通うフィールドや狙う魚種、使うルアーによって選ぶべきロッドが大きく変わってきます。また、非常にハードな釣りなのでご自身の体力も考慮して選ばなければなりません。しっかり勉強してご自身に最適なショアジギングロッドを見つけてくださいね。