海外テント・輸入テントおすすめ15選｜海外ブランド解説やアメリカメーカーも

「どこのキャンプサイトに行ってもテントがかぶってしまう」なんて経験はありませんか。せっかくキャンプをするなら珍しいデザインのテントで周囲の注目を浴びたいですよね。キャンプに慣れてくるとアイテムに凝りたくなったり、個性を演出したくなったりするのも珍しくありません。

またソロキャンプで他の人とテントが被ってしまうと、少し気まずい雰囲気になってしまいますよね。実は他の人と被らずに個性を出せるテントを手に入れたいなら、輸入テントがおすすめなんです。しかし「海外の輸入テントって怪しくないのかな…」と思っている方も多いですよね。

そこで今回は、海外テント・輸入テントおすすめ15選を紹介します。また、アメリカ・ドイツ・イギリスで人気の、カーカムス・ヒルバーグ・ローベンスなどの海外ブランド・マニアックでおしゃれな輸入テントも解説するので最後までご覧ください。

キャンパーの中で特に人気なのは、日本の気候に合っているテントを発売しているメーカーです。つまり、日本のメーカーや日本と同じような気候の国で作っているメーカーのテントは人気が高い傾向があります。

代表的な日本のメーカーとしては、モンベル(mont-bell)やスノーピーク(snow peak)といったところです。海外のメーカーなら、Coleman（コールマン)が世界的に人気を集めているといっても過言ではありません。

しかし、あまり知られていないだけで根強いファンがいるアウトドアメーカーは世界にたくさんあります。それらのメーカーの輸入テントを使えば、他の人が使っていないようなテントを使用可能です。

あまり知られていないメーカーのテントを使い、個性を出して周りに差をつけるのも大事ですが、どの程度の品質なのかは必ず確認しておきましょう。

人気メーカーが多くのユーザーに愛されているのは、有名だからこその理由だけではなく、しっかりとした品質が保たれているからです。アウトドアはなによりも品質を大事にしたいので、主流のメーカーに落ち着くのも頷けます。

ネットショッピングなどでよく見かける「並行輸入品」とはなにかご存知ですか？他にも、「正規輸入品」があります。正規輸入品は、海外ブランドと契約のある企業や日本法人が、その海外ブランドから購入した商品を販売しているものです。

これに対し並行輸入品は、海外ブランドとは無関係の個人や会社から購入して販売しています。流通のルートが、海外ブランドから直接卸されている会社が販売しているのか、途中にいくつかの個人や会社を経由して販売しているのか、の違いです。

もちろん並行輸入品も違法ではないため、どちらでも購入しても問題ありません。基本的には販売ルートの違いと認識してOKです。

北欧やドイツ、イギリスで人気が高いデンマーク発のキャンプ用品ブランドです。キャンプ初心者や、キャンプ慣れしていない家族や仲間も一緒に楽しめる製品をテーマに提供をしています。

自分で作るグランピングを目指している上級者にも愛用されており、幅広いキャンパー層から人気です。難燃性のフライシートなのにコットンテントと比べても軽いなど、最先端の製品を多数展開しています。ユーザーが望んでいた物を形にしてくれるメーカーです。

登山装備を意味する「expedition equipment」を社名にしているスイス発祥のアウトドアメーカーです。

特にアクティブなアウトドア愛好家の為の商品開発を続けており、カジュアルなハイカーからヒマラヤ登山家まで幅広い層から絶大な人気を得ています。山岳テントならではの軽さに加え高性能であり、スタイリッシュなデザインも特徴です。

アメリカのワシントン州シアトルの登山用品メーカーがMSRです。1969年にクライミング用品の安全性と信頼性の研究のために設立されたメーカーとなっています。

特に1973年に発売されたマウンテンテントは、遠征登山や救助活動に使用されるなど極めて信頼性が高い商品です。厳しい条件の登山にも対応した耐久性は、あらゆるシーンで活躍します。

Marmot（マーモット）は、1974年にアメリカで創立され、キャンプ用品からアパレルグッズまで幅広く取り扱っており、ギアの企画から製造・販売までこなすアウトドアブランドです。創立当初は小規模ながら高品質で個性的なガレージブランドでした。

それから機能性の高さを突き詰めていくうちに、多くの登山家からの高評価を得て人気ブランドまで上り詰めています。Marmot（マーモット）のライムストーン テントは、設営が簡単で、耐水・防水性が高くキャンプやハイキングにもおすすめです。

POLeR（ポーラー）は、2011年にアメリカのポーランドで誕生したアウトドアメーカーです。サーファーやスケーター・スノーボーダーなどの、横乗り系カルチャーからインスパイアされて作られた、ユニークで遊び心があるデザインが特徴といえます。

アパレル・テント・小物などのかっこいいものや、奇抜で一風変わったアイテムから選べるのも魅力です。2 MAN TENT アウトドア キャンプ テントは、デザインだけではなく設営が簡単で軽量・防水性に優れており高通気性なので、キャンプ初心者からベテランキャンパーにもおすすめします。

Kirkham's (カーカムス) は、1960年はじめから家族経営をしているアウトドア専門店です。簡単に設営できる便利で頑丈なテントが欲しいと思っているユーザーの要望に応じた商品開発をしてきました。

ダックキャンバスコットン製のスプリングバーテントの発売から、いまや世界規模のブランドに成長しています。ファミリーキャンプの機会が多い方には、カーカムステントがおすすめです。

イギリスに店舗展開をしているキャンプ用品の専門店がCamping World（キャンピングワールド）です。ファミリーテントを多く扱っており、日本では手に入りにくい物も多く扱っています。

中でも、大型のテントの取り扱いには定評があります。イギリスに行く事があれば、ぜひショップにも立ち寄ってみてください。日本では味わえない規模のテントディスプレイが楽しめますよ。

デカトロンのハイキングとキャンプ用品のブランドメーカーとして1997年にQuechua（ケシュア）は誕生しました。ハイキング用品だけにとどまらず、キャンプ・ビバーク用品やスキー類の商品にも力を入れています。

海外製ブランドの中でも人気が高く、キャンプ場でケシュアのテントを見かける方もいると思います。小型の物は機能重視・大型の物は居住性重視になっており、設営・撤去も簡単なポップアップ仕様が人気です。

雨風に強く快適に過ごせるテントが好評のテントメーカーです。創業から10年で最高級と言われるテントを発売したきっかけで一気に人気になりました。

ロッジ型テントの評価が高く、厳しい環境にも対応してくれる安心感があり、雨風が強くなる夏季にも活躍してくれます。開放感を感じられるテントや機能性が優秀なテントなどさまざまなバリエーションがあるのも魅力です。

アウトドアブランドの代表格とも言えるメーカーがColeman（コールマン）です。1900年頃に創業した当初はガソリン式ランプの販売を行なっており、今でも代表的な商品としてランタンが挙げられるほど根強い人気があります。

テントにはキャンプで使用するのに必要な機能性が一通り備わっており、初心者でも設営方法さえ把握できれば使い勝手は抜群です。コールマンのテントのみならず、使用するときは荷物を置くスペースも考慮して＋1人分大きいサイズのテントを選びましょう。

こちらはアウトドアに興味がなくても知っている人がいるほど、生活に溶け込んでいるアウトドアブランドです。

アウトドア製品だけでなく、ご存知の通り服やバックパックなど幅広く愛用されています。もちろんアウトドアでも活躍する強靭さを持っているので、耐寒性や耐風性に特化しているのも特徴です。おしゃれなデザインも魅力的ですね。

Nordisk（ノルディスク）は、北欧スカンジナビア・デザインの伝統に基づいた美学をベースとして、テント・寝袋・マット・バッグなどシンプルながら最先端機能素材で作られている機能美を有している商品を展開しているブランドです。

コットンタープといえばノルディスクと言われるほど人気が高いタープを展開しており、使用していると上級者の中でも一目置かれる存在になれますよ。

細かいところまで手が届く商品をメインに発売しているのがヒルバーグです。1971年に設立され、創業者の2人が作り上げてきたブランドは世界に認められるアウトドア製品を築き上げました。

歴史あるテントはリーズナブルな値段とは言えないものの、細かい部分まで丁寧に作り込まれておりユーザー満足度が高い商品ばかりです。

ピトンをはじめとした、クライミング用ギアの製作・販売をしているクライマーから絶大な支持を集めているメーカーです。岩に残置ピトンを極力残さないように努めるクリーンクライミングの流れを作ってきたブランドでもあります。

キャンパーよりクライマーからの人気が高いのも大きな特徴です。クライマー御用達のテントなので軽量で丈夫な物が多く、高い性能を誇っています。

ヨーロッパの市場で知名度が高い、世界基準で1流のアウトドアブランドがEureka!（ヨーレイカ！）です。

1895年の創業以降、品質の高いテントを製造してきた事でシェアを広げ、古くから登山家やクライマーだけではなく多くのアウトドアファンに愛されています。老舗ブランドで1流の商品にも関わらずお手頃な値段で買えるのも大きなポイントです。

1973年に設立されたデンマーク発のテントブランドです。設立者のクラウスは若い頃休日のほとんどを、キャンピングやカヤックに費やすほどアウトドアに没頭していました。

その経験を基に商品開発をしているので、ユーザー目線の商品が多いのが特徴です。値段もリーズナブルで、その上ハイクオリティなテントが多く、世界のキャンパーを魅了しています。

テントの形を含めたデザインはもちろん、機能性はもちろん大事にしたいポイントです。どの季節に使いたいかで重要になる性能は変わってきますが、アウトドア最大の敵である直射日光に対しての性能は重要となります。

UVカットはもちろん、雨風に対しての性能にも注目しましょう。冬にも使いたいのであれば外気との遮断性にも気をつける必要があり、スカートが付いていてテント内に更に部屋を作れるような物だと安心です。

どんな環境で使用するのかを念頭に置いてテントを選べば、どんな機能が必要かがわかってきます。デザインと機能性も兼ね備えているか考慮して選びましょう。

海外製のテントは、海外通販サイトや個人輸入で購入できます。個人輸入は日本のお店で購入するより安く手に入れられることもありますが、トラブルが起きてしまったら自身で対応しなければなりません。また届くまでに時間がかかるので、すぐに使いたい場合は、日本で購入するのがおすすめです。

海外製のテントと日本製テントは、環境の違いによる差が大きいと言えます。たとえば、寒い地域で開発された北欧のテントは、厳しい環境に耐えられるように風通しがしにくい造りになっています。アメリカ製であれば逆に風通しのいいメッシュ素材が使われたテントが多いです。

日本製は暑い夏や寒い冬に合わせたテントが作られています。つまり、その国の気候に合わせたテントが主流です。日本製なら夏用テントと冬用テントを使い分けるだけでOKです。

海外製のテントであれば、冬は寒い国のテント、夏は暑い国のテントなどにすれば使い勝手が良くなります。日本製のテントはアフターサービスが受けやすい点がメリットです。

アウトドアが好きになればなるほど、自分の色を出していきたくなりますよね。日本で買えるテントだとどうしても被りやすくなるのに対し、輸入テントなら性能もデザインも一味違うテントを探せます。ぜひ自分だけのテントを見つけて愛用してくださいね。