ワイドコットのおすすめ人気11選！2つ並べてダブルサイズ仕様も

「キャンプでもゆったり広々と眠りたい」と感じていませんか？そんな方にはコットの中でも横幅が広い設計になっているワイドコットがおすすめです。通常コットの横幅が60～65cmほどなのに比べ、ワイドコットは70～75cm以上のサイズがあり、まさにゆったり空間を演出してくれます。

また中には100cm以上のコットもあり、親子で添い寝ができると人気です。「子供と一緒にキャンプに行きたいけど、寝冷えで体調を崩したら・・」と心配な親御さんにもおすすめ。ワイドコットは、そんな小さなお子さん連れのキャンパーのお悩みも改善してくれるんです。

しかしワイドコットと一口に言っても、ロー・ハイ・2wayの3タイプや耐荷重・重さなど、選ぶ基準はさまざまです。そこで今回はワイドコットの選び方についてまとめました。キャンプの夜が快適になるように、自分のキャンプスタイルに合ったワイドコットを見つけましょう。

ワイドコットを利用するメリットは主に下記の4つです。

• 広々としたサイズで寝心地アップ
• ワイドコットを2つ並べてダブルサイズ仕様に使える
• 2人以上座れるベンチになる
• 荷物の置き場所にできる

特に通常サイズで窮屈に感じていた長身の方や大柄な方には最適です。まだ一人寝ができない小さなお子さん連れのキャンパーにもおすすめ。

またデメリットとしては、

• 通常のコットよりも組立てが面倒な場合がある
• サイズが大きいため、重量が重くなりがち

といったことも。メリット・デメリットをふまえて、自分のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。

ここではワイドコットの選び方について、ポイントを5つに絞ってご紹介します。サイズはもちろん耐荷重や生地など、どれも外せないポイントなので、しっかりチェックしてください。

ワイドコットとは70〜75cm以上のコットを指しており、通常のものより10cmほどサイズの幅が広いです。一般的な日本人の肩幅は43cmと言われているため、通常サイズで問題ない方も多いですが、コットの幅を決める際には、最低限肩幅＋10cmを目安にして決めましょう。

100cm以上の幅のものはシングルベッドと同じサイズ感になり、多少きつめなものの大人2人で寝ることも可能でデュオキャンプに使用できます。ファミリーキャンプで親子で寝る場合は90cm程でも問題ありません。

ワイドコットには地面から約20～30cm程度のロースタイル、約35～40cm以上のハイスタイル、両方の機能が使える2wayタイプの3つの種類があります。最近は汎用性のある2wayが人気です。それぞれメリット・デメリットがありますので、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。

コットは生地が強いほど体にフィットします。生地の張りが強いと固めに感じる方もいるため、中には張りが弱いほうが好きな方も。個人で好みが異なるので、一度アウトドアショップで生地の張りの好みを確かめてから購入するのがおすすめです。

他にも、安定感が心配な方はコットの脚が多いものを選びましょう。寝返りを打つ際にギシギシと音が鳴って気になる方は、実際に商品を利用した方のレビューや評価を参考にして選ぶと失敗しにくいです。

ワイドコットは重たいものが多いです。基本的に5kg以上のものがほとんどで、中には10kgを越すものも。そのため、オートキャンプなど車が乗り入れできるキャンプサイトでない場合は持ち運びに苦労します。

自分がよく行くキャンプサイトが車の乗り入れができない場合や、ソロキャンプやツーリングキャンプの場合には軽量なものを選ぶのがおすすめです。その際はローコットなら3kg、ハイコットなら6kgにおさまる程度のものを選びましょう。

ワイドコットは複数人で利用する場合もあるため、基本的に耐荷重は重いものを選ぶのがおすすめです。目安は100kgですが、ベンチ使用を考えるならコットの脚が多く耐荷重は150kgあるものを選びましょう。

耐久性を考えると、アルミ合金やスチール素材のフレームを選ぶと安心です。耐久性や耐荷重を優先すると重量が気になりますが、持ち歩く距離や使用シーンを考えて選んでください。

ここからは、ワイドコットを取り扱うおすすめのメーカーを紹介します。それぞれに特徴や個性があるので、迷う方はブランドから選んでみましょう。

ロゴスのコットは、キャンバス風の生地にお馴染みのメープルリーフのロゴがおしゃれなデザインで人気があります。家庭用のシングルベッドと同じサイズ感を味わえる「グランベーシックベッドスタイルBIGコット」は、別売りのマットを利用すれば、キャンプが自分の部屋に早変わりです。

また「デザインコンフォードベッド」はコットでは珍しい幾何学模様がおしゃれなワイドコット。組み立てに時間をかけたくない方におすすめです。

大阪に本社を置く人気のアウトドアメーカー「DOD」。ユニークなネーミングと機能的なギアの数々でコアなキャンパーに人気があります。77cmのワイドな横幅ながら、軽量で持ち運びに便利なローコット「ワイドキャンピングベッド」は、ソロキャンパーに好評です。

また、まるではんぺんのような柔らかな寝心地を追求した人気のアイテム「ハンペンザスカイ」を、2台横に並べてダブルベッドのように使用する方も多いです。カップルやファミリーキャンプに人気があります。

2020年4月にスタートした、南信州発のアウトドアブランド「フューチャーフォックス」。「世の中にまだない新たなキャンプ用品をつくる」のコンセプト通り、デザイン性、機能性に優れたキャンプギアでじわじわと人気が上がっています。

フューチャーフォックスのワイドコットも注目アイテムのひとつ。ハイ＆ローの2wayタイプで、組み立て式ながら、フレームの先端がレバータイプなので取り付けやすく、片付けにもしやすいです。幅90cmとかなりのワイド幅ながらコンパクト収納、かつ3.8kgと軽量で持ち運びにも適しています。

ワイドコットをさらに快適にするためには、マットを併用するのがおすすめです。マットにはいくつか種類があり、エアマット・ウレタンマット・インフレーターマットなどから選べます。エアマットは空気を注入して使用するタイプで、持ち運びしやすく収納する際は空気を抜けば荷物の負担が少ないです。

ウレタンマットは断熱性に優れ程よいクッション性があります。インフレーターマットは空気とウレタンマットの両方の特徴を兼ね備えたマットで、寝心地が抜群です。マットの種類は季節・寝心地・携帯性・価格などから選んでください。

キャンプで良眠を求めるなら、ゆったり設計のワイドコットがおすすめです。一人で寝るのもよし、親子や複数人で使うにも便利なワイドコットをぜひキャンプのお供にいかがですか。