ロングトレイル用のテントおすすめ6選｜軽量テントで持ち運びラクラク

長時間かけて自然の中を歩くロングトレイルは気分転換には持ってこいのレジャーです。登山よりもなだらかなルートを歩くので、途中に小屋のような宿泊施設があったり、日帰りしたりすることも可能です。

しかし、テントがあれば休憩スペースになりますし、自然の中でのテント泊もできます。メジャーなルートであれば途中にテント場があることも多いので、設営場所にも困りません。ロングトレイルでは全ての荷物を背負って移動するので、テントもできるだけ軽い物を選ぶことがおすすめです。

今回はロングトレイルに使えるテントの種類・ロングトレイル用のテントを選ぶポイントを徹底解説します。また、ロングトレイルにおすすめの軽量テント6選についても併せてご紹介します。ぜひテント選びの参考にしてください。

コースによっては長距離を何日間もかけて歩くロングトレイルでは、できるだけ装備を軽くすることが大切です。1人ですべての荷物を背負って歩くので、テントに関しても最大限軽量化したものを使いましょう。他にもロングトレイルでは食料・調理器具・ウェア・シューズなどが必要になりますが、それらもできるだけ軽い物を選ぶとグッと楽になります。

テントにはさまざまな種類がありますが、長距離を歩くロングトレイルの特性に合うテントがあります。ここではロングトレイルに使えるテントの種類をご紹介します。

1本のポールを中心に立て、その上からフライシートをかけたテントです。円錐型のおしゃれな形状で、テント場でも一際目を引きます。

ポールが1本で済む分重量が軽くなるので、ロングトレイルに向いています。テント内部の天井がとても高く、大人が腰を曲げずに出入りできたり、立ったまま着替えをしたりできるところがメリットです。

円形のなだらかな屋根が特徴的で、数あるテントの中でも1番オーソドックスな形のテントです。ポールをインナーシートに差し込み、ドームを持ちあげるだけでできるという手軽さが魅力。ドーム内部には高さがあり広々としているので、家にいるような感覚でリラックスできる居住性の高さもポイントです。

自然の中でテントを張る・何日間も連続でテント泊をするといったロングトレイルの特性に合わせたテントを選ぶ必要があります。ここではロングトレイル用のテントを選ぶポイントをご紹介します。

テントには主にシングルウォールとダブルウォールの2種類の構造があります。シングルウォールはインナーテントだけで、ダブルウォールはインナーテント＋フライシートの2重構造になっています。

ダブルウォールテントは2人用で1.5kgほどの重量になります。シングルウォールは1kgを切るほど軽量で小型収納なものも多く、軽さを重視する場合はシングルウォールのテントがおすすめです。

ロングトレイルで使用するテントは軽さを重視して選ぶことがポイントですが、軽さといってもテント生地だけではなく、設営に使用するポール・ペグの重さも考慮する必要があります。テント生地はシングルウォールで軽くても、ポールを何本も使ったり、ペグを何個も打ち込んだりする必要がある場合は全体的に重量が重くなってしまうので、事前に確認することが大切です。

外でテント泊をする場合、外の天候に左右されずに中では快適に過ごしたいものですよね。耐水性の高いテントであれば、雨が降っても水滴がテント内部に侵入するのを防ぐので安心です。また、耐水性がないテントでもスプレーを使って防水加工できます。

春から秋にかけての暖かい季節は太陽からの紫外線が気になります。テントを張っても太陽の日差しにより内部の気温が上昇してしまうので、UV加工はロングトレイルのテントには欠かせない要素です。

最近ではUPF50+のテントがほとんどなので、暑い日のテント泊でも安心です。ロングトレイルで歩いて疲れた日中などにテントを張れば、ちょっとした日除け場所・休憩所にもなります。

ロングトレイルでは森・林などでテント泊することになりますが、そういった場所は虫の発生が多いです。特に夏になると気になるのが蚊ですが、バグネットがついているテントであればテント内部へ虫が侵入するのを防いでくれるので、夜間も安心して過ごせます。テントの外に張るタープタイプのバグネットなら本格的に虫の侵入を防いでくれますし、テントに備え付けのメッシュ窓でもある程度虫の侵入を防ぐことができます。

長距離を歩くロングトレイルでは、テントがあればテント泊だけでなく途中で休憩することもできます。人がたくさんいる場所でもテントを張ればすぐにプライベート空間へ早変わりします。ぜひこの記事を参考にロングトレイル用のテントを見つけてください。