ツーリング向けコンパクト寝袋（シュラフ）おすすめ6選｜寒い冬やキャンプにも！

ツーリングに持って行くシュラフはコンパクトで軽量なものだと嬉しいですよね。また冬のツーリングは寒さが厳しいため、防寒できるシュラフ（寝袋）は必須アイテムです。

しかしさまざまなメーカーから種類豊富なシュラフが販売されているため、どれを選べばいいか分からない方も多いと思います。シュラフは素材によっても重量が変わってくるため、しっかり確認して選ぶのが大切です。

この記事では、ツーリング・キャンプ用シュラフの選び方・おすすめのシュラフ・お手入れ方法まで詳しくご紹介します。ぜひ自分に最適なツーリング用シュラフをみつける参考にしてください。

マミー型は体の形に合う形状で、入って寝る姿がミイラに似ているためにこのように呼ばれています。体に密着し保湿性が高く温度が下がりにくいのが特徴です。軽量でコンパクトなのでソロキャンプにもおすすめです。

シュラフを購入する際は、中綿の素材にも注目しましょう。おもな種類は化学繊維とダウンの2つ。それぞれの特徴を紹介していきますので、ぜひチェックして参考にしてください。

ご覧のとおりそれぞれメリット・デメリットがあります。化学繊維は安いですが、ツーリングでは軽くてコンパクトなダウンがよりおすすめです。内容を参考にして適切なシュラフを選んでください。

アウトドアの夜は普段の生活よりも寒く感じます。また標高が100m高くなるごとに、気温は約1℃下がると言われています。そのためシュラフを選ぶときには、商品に記載されている快適温度をしっかりチェックしましょう。

季節ごとの快適温度の目安は以下のとおりです。参考にして適切なシュラフを選んでください。とくに冬キャンプに行かれる方は必ずチェックしましょう。

• 春夏用：快適温度5～10℃
• 冬用：快適温度-5℃以下
• 3シーズン用：快適温度-5～5℃

モンベルは1975年に創業した日本の老舗アウトドアブランドで、アウトドア好きなら誰もが知っていると言える人気ブランドです。日本人に合ったウェアや登山道具が豊富で、初心者から玄人までにおすすめできます。

モンベルのシュラフは伸縮性が高くよく伸びるため、睡眠中に寝返りをうっても窮屈にならず快適に眠ることができます。

ナンガはダウンの質にこだわっている日本のアウトドアメーカーです。滋賀県に拠点を置き、自社工場で職人が丁寧に縫製しています。

ナンガのシュラフは上質なダウンと水鳥の羽毛を使用しているため、保温性が高く暖かく過ごせます。また、永久保証が付いているので、シュラフが破れた場合は無料で修理が可能。安心して長く愛用できるのも魅力です。

コールマンは1900年にオクラホマ州で創業した歴史あるアウトドアメーカーです。コールマンは独自のデザインを発表し、流行を作り続けてきました。シュラフだけではなく幅広くアウトドア商品を販売しています。

コールマンのシュラフは、季節ごとに最適なシュラフを取り揃えています。ポリエステル製のものが多いため、お手入れも簡単。高品質ですが価格が低めのため、手が出しやすいのも嬉しいポイントです。

スナグパックは、世界50か国の軍隊が採用するギアを生み出すイギリスのブランドです。たくさんの製品がありますが特にシュラフには定評があり、過酷な環境下でも使用できる性能の高さが支持を集めています。

寝心地の良さはもちろんインナーポケット・虫よけネット付きなど、細かい工夫が施された製品が多いのも特徴です。

シュラフやキャンプ道具の積み方は5つあります。まずは、基本のシートバッグです。シートバッグを厳選して容量を確保しましょう。次にタンクバッグです。目の前に荷物を置く方法でバイクの重心を崩さない場所のため大容量タイプがおすすめです。

リアボックスはバイクにタンデムシートがある場合に、その後ろにつけられるハードケースのことをさします。防水性にも優れているのが特徴です。サイドバックはデッドスペースに荷物を積めるようになりますが、あまり重いものは積めません。最後にツールバックを使った積み方です。重心が変わらない程度で積むことができます。

シュラフのお手入れの基本はしっかり乾燥させることです。実は洗濯の必要はあまりなく、30～50泊に一度が目安といわれています。洗いすぎはかえって生地を傷める要因になるので注意が必要です。それでも全体的に汚れた場合や匂いが気になる時は洗濯をしましょう。

シュラフの洗濯方法をご紹介します。

1. シュラフのジッパーをしっかり閉める
2. 浴槽にぬるま湯をため、中性洗剤（ダウンの場合は専用洗剤が望ましい）を溶かす
3. シュラフを静かに沈め、やさしく押し洗いをする
4. 洗剤が残らないよう何度か水を変えてすすぎ、上から押して水分を抜く
5. しっかり脱水したら平らなところで乾くまで陰干しする

一般的な洗濯方法をご紹介しましたが、シュラフの洗い方は製品によって異なります。シュラフを洗濯するときは、洗濯表示をしっかり確認することが大切です。最近は洗濯機で丸洗いできるシュラフも多くあります。

冬のツーリングキャンプは、想像以上に冷え込みます。寒さ対策をしっかりして、快適にキャンプを楽しみましょう。寒さ対策に使えるアイテムには次のようなものがあります。

• インナーシュラフ：シュラフの中に入れて使い保温性を高める
• エアマット・コット：シュラフの下に設置して底冷えを防ぐ

氷点下でも使える高性能のシュラフは値段が高く中には数万円するものもあるので、できるだけコストを抑えたい時は、防寒アイテムを上手に組み合わせて対応しましょう。

ツーリング用のシュラフの選び方やおすすめのシュラフをご紹介しました。ツーリングにはコンパクトで持ち運びしやすいシュラフが最適です。寒い時期に快適に寝るためには、保温性の高いシュラフを選びましょう。自分に合ったシュラフをみつけてツーリングを楽しんでください。