おすすめ庭テント10選｜庭キャンプに使うテントの選び方から庭キャンプのやり方まで！

キャンプといえば、大自然の中で行うアウトドアというイメージを持っていませんか？実は庭にテントを張るアイデアで、キャンプ場へ足を運ばず手軽に「庭キャンプ」を楽しむ方が増えています。

庭キャンプはキャンプ場と自宅それぞれのメリットをいいとこ取りした、とても実用的な形態です。しかし庭でバーベキューをすることはあっても、テントの設置はした経験がない方も多いのではないですか？

そこで今回は、庭でテントを使いキャンプをすることでどんなメリットがあるのか、また子供と一緒にテントを楽しめるコツなどを詳しくご紹介します。また、気になる疑問として「庭にテント張りっぱなしにするとどうなるか？」の答えも必見です。おすすめテントも紹介していますのでキャンプ経験がない初心者の方もぜひ参考にしてください。

庭キャンプはキャンプ場のような事前予約が不要かつ費用もかからないため、思い立ったときにいつでもできる点が大きな魅力です。またキャンプ場まで移動する必要がなく、車に荷物を積み込むといった手間も省けます。

キャンプ場がある山や川までは、近場でも車で1時間前後はかかることが多いです。そのため、移動分の時間を庭キャンプに費やせます。

キャンプ場へ着いてから、キャンプ用品やバーベキューの食材を忘れてしまったことに気付き、慌ててしまう方も多いのではないでしょうか？しかし庭キャンプであれば、そのような心配は無用です。

忘れ物に気付いても自宅へすぐ取りに行けますし、もし不足している食材があっても、近所のコンビニやスーパーへさっと買い出しに行けます。忘れ物の心配がなければ、安心してキャンプを楽しめます。

庭キャンプではトイレやお風呂などの衛生面を気にすることなく、使いたい時にすぐ使えます。また冷蔵庫やコンセント・Wi-Fiなどが利用できれば、調理が楽になったり、テント内で楽しめることの幅が広がったりします。

さらに、子供が普段遊んでいるおもちゃを取りに行きやすいので、子供がキャンプの途中で飽きた時でもすぐに違う遊びができます。

キャンプ初心者の方は、いきなりキャンプ場でテントを設営できるのか不安な方もいるでしょう。しかし庭キャンプでテントの設営・片付けやキャンプ用品の使い方、さらに火起こしなどを経験すれば、キャンプに慣れることができます。

またキャンプ用品の扱い方だけでなく、テントを広げると時実際どのくらいの広さなのか、テント内の寝心地は悪くないかなどを確かめることもできます。

小さい子供がいると安全を考え、キャンプ場では目を離すことができません。また、急に寒くなったり虫がたくさんいる環境だったりと、不安要素も少なくないです。しかし庭キャンプであれば、そういった事態にも対応しやすいので安心です。

さらに、赤ちゃんがキャンプ場で夜泣きをするかもしれないと、キャンプ場へ行くことを諦める方も多いです。そんな場合でも、すぐ自宅に入れる庭キャンプなら気兼ねなく過ごせます。

暗くなってからはランタンを照明にすることで、庭キャンプの雰囲気が増します。さらにランタンは懐中電灯よりも照らせる範囲が広いため、夜にバーベキューをする時も便利です。

おしゃれなLEDランタンはデザイン性にも優れており、普段はオブジェとして活用することもできます。また灯に温もりが感じられるガスランタンや、コストを抑えつつ雰囲気を楽しめる燃料式ランタンもおすすめです。

もし庭でしかキャンプをしないのであれば、100均のランタンを複数用意するという手もあります。

テントの中にローテーブルがあれば、小物やランタンなどを置くのに便利です。テントのサイズや何人でキャンプをするのかなどに合わせて、適切なサイズのローテーブルを選びましょう。

キャンプを楽しむ上でテーブルの存在感は大きいため、デザインや色にこだわって選べば雰囲気が大きく変わります。大手のアウトドア用品メーカーでは、テーブルと椅子のデザインがマッチしたものなどを販売しています。

コンパクトで軽量なポータブルスピーカーは、庭でキャンプを楽しむのにぴったりです。好きな音楽を流しながら、いつもと違う雰囲気を楽しむ時間は格別です。庭キャンプでは、1回の充電で24時間連続再生できるタイプなどが便利です。

ただし近所迷惑にならないよう、音量には十分注意しましょう。コンパクトでも大音量で音楽を流せるポータブルスピーカーもあるので、盛り上がって音量を上げすぎるとトラブルに発展する可能性があります。

キャンプ場であれば、木工体験ができたりトレッキングなどの散策を楽しんだりできます。さらにアスレチックや滑り台などの遊具が充実したキャンプ場も多く、子供を退屈させない環境が整っています。

しかし、自宅の庭に遊具を置いている家庭は少ないでしょう。そのため庭キャンプでは子供はもちろん、大人も退屈しないような遊び道具を持ち込むのがおすすめです。

カードゲームやシャボン玉などが定番アイテムですが、アウトドアを盛り上げてくれるユニークな遊び道具も次々と登場しています。

テントやテーブルなどを庭に設置するだけでもキャンプの雰囲気を楽しめますが、ガーランドなどの飾り付けをすることでさらにおしゃれな空間を作ることができます。たとえばカラフルなガーランドで華やかに演出すれば、見慣れた自宅の庭でも気分が高まります。

ガーランドには、オーソドックスなものから小さなLED電球が付いたものなど、さまざまな種類があります。また手軽にハンドメイドすることも可能なので、好きな材料を使って理想的なデザインの飾り付けを作るのもいいでしょう。

庭キャンプにおすすめしたいアイテムはバーベキューグリルです。天気のいい日は庭でバーベキューをすると格別です。炭と焼き網を準備してバーベキューはできますが、片付けや煙、料理の仕上がりなどトータルで考えるとグリルを手に入れても損はありません。

さらに、バーべーキューコンロは庭で使用する以外に、コンパクトタイプであれば家の中でも使えます。実際にアウトドアでキャンプに行く時にも、もちろん使えるためひとつあれば便利です。

いつも見慣れている庭がキャンプ場へと変わっていく様子は、子供も期待に胸を膨らませるものです。その準備を一緒に手伝ってもらえば、子供は自分たちが作ったテントということで愛着が湧き、テントで過ごす時間がより価値のあるものになります。

また先ほどご紹介したガーランドなどの飾り付けを、子供に任せるのもいいでしょう。普段あまり行うことのない作業は、子供も考えながら楽しむことができます。その間にお母さんは料理の仕込みをしたりなど、別のことに集中できるというメリットもあります。

テントの中におもちゃをたくさん持ってくれば、子供が大好きな秘密基地を作ることができます。そうすれば子供だけのパーソナルスペースとして集中力や自立心が養われ、さらにままごとや集団遊びをすることで知的教育にもつながります。

また、秘密基地としてさらに最適なキッズテントもあります。中でボール遊びができるものや、音が鳴るチャイムが付いたものなど、子供用ながら豊富な種類のテントが用意されています。

キャンプ場ではなかなかできない「庭シアター」を子供たちと楽しむことで、自宅にいながらも非日常感を出すことができます。

庭シアターを楽しむ方法

1. amazonなどの映画をノートパソコン・タブレット・スマホ等で開く
2. 大きめのディスプレイなどに接続すればさらに見やすい
3. Bluetoothスピーカーなどがあれば接続する

自宅のWi-Fiに繋げることができれば、快適な速度で楽しめ音量もある程度出せます。ただし近所迷惑にならないよう、音量の出しすぎには注意しましょう。

ここでは庭キャンプ用テントの選び方を解説します。自宅の庭はスペースが限られている場合が多いので、適切なサイズを選びましょう。また、通常のテントに比べ設営・撤去が簡単なテントについてもご紹介します。

まず設置する庭の幅・奥行・高さを確認してから、テントを選ぶ必要があります。またテントの利用人数や割合によっても、必要なサイズは変わってきます。特に小さな子供がいる場合は、子供の成長を考え大きめのテントを選ぶのがおすすめです。

テントにはサイズの目安として「何人用」「〇cm×〇cm」といった記載がありますが、もし分かりづらい場合は以下の基準を参考にしてください。

人気があるテントの多くは3～4人用となっており、種類も豊富です。

テントの多くは設営時にペグを使います。しかし自宅の庭にテントを設置するなら、なるべく地面にペグを打ち込みたくないという方も多いのではないでしょうか？そんな時は、ペグを使わず簡単に設営できるワンタッチテントやポップアップテントがおすすめです。

• ワンタッチテント

傘を開くように持ち上げて設営するタイプのテントです。骨組みがしっかりしているため重量感があり、強度や居住性に優れています。

• ポップアップテント

バネのように収納されたタイプのテントで、収納袋を開くだけで自動的に設営が完了します。さらに軽量でコンパクトという特徴があり、女性でも簡単に扱えます。

また持ち運びやすいものであれば、公園などでも活用することができます。

自宅で楽しめる庭キャンプですが、周りに住宅がある中で行うことを考慮しなければなりません。そのためテントやタープが風で飛ばされないよう、しっかりと固定する必要があります。

テントを頑丈に張るには、ペグを正確に打ったり、天候に合わせた設置方向や手順を心掛けたりすることが重要です。初心者の方は難しいと感じるかもしれませんが、コツをつかみ慣れてくればささっと設営できるようになります。また、出しっぱなしは劣化の原因になることもあるので、要注意です。

夏場の庭にテントを出す場合は、虫対策をしっかりと行う必要があります。虫によっては強めに噛まれるとパンパンに腫れてしまい、熱を持ったり痛みを感じたりすることもあります。

そのため虫よけスプレーや蚊取り線香を使ったり、半袖や半ズボンの服装を避けたりといった虫対策が必要です。特に子供は虫に刺されやすいので、万全の対策をしておきましょう。虫が苦手な方は、虫が少ない季節を選んで庭キャンプを楽しむという手もあります。

アパートやマンションの庭は、「特定の居住者が専用で使える専用部分」という位置付けであることが多いです。そのため、専用部分の庭でキャンプをすることを禁止している場合があるので、管理規約違反にならないよう確認しておきましょう。

また規約に問題がなくても、アパートやマンションの専用部分は避難経路を兼ねているケースがあります。その場合はスペースをふさぐことは避け、また騒音にも十分配慮する必要があります。

タープテントは本来アウトドア用ですが、中には夏場に子供用プールを出した時など、日よけとして自宅の庭に設置する方もいます。そして毎回設営して撤去するのが面倒という理由から、タープテントを庭に張りっぱなしにしているケースが多いです。

しかしタープテントを張りっぱなしにすると、日光や雨風にさらされたり汚れが付いたりすることで劣化が生じます。またタープは布1枚が屋根になっている構造なので、風に弱いという特徴を持っています。

さらに設営が簡単なタイプのものであれば、突然の強風壊れてしまう可能性も十分にあります。タープテントを張りっぱなしにすると劣化や破損のリスクが高くなるので、面倒でもその都度設営することをおすすめします。

専用のキャンプスポットに足を運ぶのもいですが、自宅でテントを使い庭キャンプをすれば、遠出することなく本格的なキャンプ気分を味わえます。この機会を利用して、ぜひ子供と一緒に庭キャンプを楽しんでみませんか？