シーズニング不要なスキレットおすすめ6選｜ニトリ・ダイソーにある？【手入れ不要】

スキレットとは、焼く・煮る・揚げる・蒸す・オーブンするなど汎用性が高く、使いこなせば調理のレパートリーが広がり、料理が豊かになるフライパンです。どうせスキレットを購入するなら、シーズニング不要で、すぐに使えるタイプを選びたいですよね。

シーズニングとは、何度も洗って空炊きして、油を塗って野菜を炒めるなど、約20分かかる作業なので、めんどうに感じる方も多いです。そんな方は、シーズニング済みのスキレットを購入し、めんどうなシーズニングから開放されましょう。

そこで今回は、シーズニング不要・手入れ不要なスキレットのおすすめ6選を紹介します。また、ニトリ・キャプテンスタッグ・ダイソーのスキレットや、シーズニングしないとどうなるのか？なども解説しますので、最後までご覧ください。

一般なフライパンは、高温で加熱した鉄板を叩いて成形する鍛造という製法で作られており、ステンレス製やアルミ製のものも多いです。一方、スキレットとは、加熱して溶かした鉄を型に流し込む鋳鉄という製法で作られ、厚みのあるのが特徴です。

熱伝導や蓄熱性に優れており、食材をゆっくりムラなく加熱できます。肉や魚のうまみや水分を凝縮してくれ、料理がふっくら仕上がります。また、そのままテーブルに並べた方が料理が冷めにくかったり、おしゃれに見えたりする点も人気の理由です。

スキレットは鋳鉄製の素材を使っているため、錆を防ぐために製造過程でワックスや油が塗られています。新品の状態で使ってしまうと、錆やワックス・油の臭いが食べ物に移ってしまい、せっかく作った料理がおいしく食べられません。

手入れはめんどうですが必ずシーズニングをおこないましょう。シーズニングの方法を簡単に紹介しますので、参考にしてください。

1. 食器用洗剤と、たわしを使って全体を2〜3回洗い流す
2. スキレットを火にかけ空炊きして完全に水分を飛ばす
3. キッチペーパーを使い表裏・取っ手に食用油を塗る
4. 空炊き・油を塗るを2〜3回くり返す
5. 臭いの強いニンニク・ショウガ・ネギなどの野菜くずを炒める
6. 3の工程をおこない完了

シーズニング不要とは、スキレットの製造過程でシーズニングが完了しているスキレットをいいます。自分でシーズニングをすると愛着が湧く方もいますが、20分ほどかかる作業なので、めんどうと感じる方は「シーズニング不要」と記載があるスキレットを購入しましょう。

シーズニングの際は食器用洗剤を使用しますが、シーズニングが完了したあとに、洗剤を使って洗うと、コーティングした油が落ちてしまうので極力NGです。また使用後は必ず水分を完全に飛ばして錆を防ぎます。しばらく使わない場合は新聞紙に包んで保管するといいです。

「ニトリ」のスキレットは、ソロキャンプに最適な15インチとファミリーキャンプで楽しめる19インチの2種類あります。シーズニングをする必要がありますが、手頃な価格で購入できるのでおすすめです。（ニトリ公式通販の価格）

「キャプテンスタッグ」のスキレットは、熱々の料理が持ち運びやすい、両面に取っ手があるタイプが人気です。13インチ・16インチ・18インチ・オーバル（楕円形）Sサイズ・オーバルMサイズと、種類が豊富なので選択肢が広がります。

また、シーズニング不要で、食器用洗剤で洗い油を塗って、すぐに使用できるのが魅力です。ガスコンロや・IHコンロ・ハロゲンコンロ・オーブンにも対応していて、料理のレパートリーが増えます。

小さめのスキレットで、おつまみや軽食作りをするなら「ロッジ」がおすすめです。自宅での料理はもちろん、ソロキャンプにも重宝します。厚みが5mmあるので、より熱伝導に優れていて蓄熱性が高く、火が通ったら弱火での調理も十分可能です。

調理後に鍋敷きの上にスキレットを乗せてテーブルに置けば、見た目がおしゃれで熱々の料理が食べられます。シーズニングが不要なので、購入後にすぐ使いたい方におすすめです。

「スキレットの何がいいの？」と疑問をお持ちの方も少なくはありません。スキレットはアウトドアを中心に活躍し、焼く・揚げる・蒸す・煮るなどさまざまな調理法ができますし、食材に均一にゆっくりと熱が入るので、おいしく仕上がります。

汎用性も高く使い勝手のいいスキレットですが、使用の際にはいくつかの注意点があります。まずはテフロンなどの加工がないため調理前に強火で加熱し、油を馴染ませておく必要があります。また、皮膜がはがれてしまうため使用後には洗剤を使わずにお湯とたわしで洗わなければなりません。

シーズニングをしないと、錆が発生しやすくなるとともに、料理をしているときにスキレットに食材が焦げが付きやすく、錆やワックス・油の嫌な臭いが食べ物に移ってします。シーズニングが必要なスキレットを買ったときは、はじめの章でも紹介した作業を必ずおこないましょう。

汚れがひどいときでも洗剤を使わず、一度スキレットを加熱した後に、熱めのお湯で洗うと汚れが落ちやすくなります。熱いスキレットに冷たい水をかけると温度差で割れてしまう可能性があるので気をつけましょう

スキレットは鋳鉄が使われているため、水分がついたまま放置してしまうと、数時間程度で錆びが出てしまいます。万一錆が出てしまった場合は、まずはたわしで落ちるようなら、こすり洗いが有効です。しっかりこすって洗い落としましょう。

それでも落ちないような強固な錆は、コンロでサビた部分をじっくり焼いて、錆の部分が個黒くなるまで十分に炭化させてください。炭化後、粗熱が取れたらぬるま湯をかけてたわしでこすり洗いしてみてください。錆が落ちるまでは、何度か繰り返し炭化・こすり洗いをしてください。

使用するたわしは、金たわし・スポンジやすりなどが効果的なのでおすすめです。錆を発生させないためにも、洗った後はきちんと水分を飛ばすよう習慣づけましょう。

ダイソーのスキレットはSサイズ・Mサイズの2種類あり、超お手頃な価格で購入できます。Sサイズはソロキャンプや一人暮らしに最適なサイズで、Mサイズは1~2用で、深さがあるため鍋などの汁物を食べたい方に向いています。

シーズニングが必要ですが、コスパを考慮しても購入する価値があります。スキレットのスペックを紹介しますので、参考にしてください。

シーズニングを好む方がいる一方で、めんどうに感じる方も多いです。いずれにしても購入後、すぐに使えた方が楽ですよね。シーズニング済みのスキレットを購入して、めんどくさい作業から開放されましょう。