登山におすすめのケトル10選｜かさばらない・軽い・携帯性抜群！

ケトルの購入を悩んでいる方は多いのではないでしょうか。クッカーでも代用できるけど少し不便、登山でコーヒーを飲んでみたい！などなど。使い方が限られているので、購入に踏み切れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けた内容です。かさばらないケトルの形は？素材ごとにどんな特徴があるのか？サイズはどうやって選べばいいのか？など、ケトルの特徴・購入の際に知っておいていただきたいことをまとめました。

見た目がかっこいいと気持ちも上がりますよね。かっこいいケトル、コンパクトで登山におすすめなケトルも紹介します。後半にはケトルの購入を迷っている方に耳寄りな情報も。ぜひ、最後までご覧ください。

クッカーでも代用できるけどやっぱりケトルが気になる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ケトルがあると便利になるのはどんなことでしょうか。解説していきます。

ただ調理するだけならクッカーでも十分ですが、コーヒーを淹れたりカップラーメンを作る際にはケトルが活躍します。クッカーだとお湯を注ぐ際にこぼれてしまいがちですが、ケトルには注ぎ口があるため安心です。

登山中は必ずしも水場が近くにあるわけではありません。クッカーのみで食事の準備・体を温める飲み物を準備する場合、一度水で洗いたくなりますが、すすぐために限りある飲料水を消費しなければならないのです。もしケトルがあればその必要はありません。

お湯はケトルで、料理はクッカーで、と使い分けができますね。消費する飲料水の量が節約できるので、結果的に荷物の減量に繋がります。

登山では荷物はなるべく軽く、コンパクトにして負担を減らしたいですね。ケトルもかさばらない形が向いています。では実際にどんな種類があるのか解説していきます。

あまり見慣れない形ですが、薄型がおすすめです。平らで重心が低く倒れにくいほか、底面に接する面積が広いので沸くまでの時間が短いです。縦長のケトルはオシャレですが非常にかさばるためおすすめしません。

特におすすめしたいのがキューブタイプのケトルです。丸形と異なりスペースに無駄ができにくいためです。キャンプ用だけでなく、家庭用のケトルとしても販売されているので価格に幅があります。チャレンジしたい方はキャンプメーカーだけでなく家庭用もチェックしてみましょう。

アルミが軽いためおすすめです。熱伝導率が高く、沸かすまでの時間が短いです。強度はチタンに劣りますが、登山での負担軽減が期待できます。また、ステンレスは丈夫で熱が冷めにくい特徴がありますが重たく、沸かすまでの時間が長いです。銅は見た目もオシャレでとにかく早くお湯が沸きますが、錆びやすく、手入れが大変です。

• 軽さならアルミ
• 丈夫さならステンレス
• お湯が沸く早さなら銅

軽量で折り畳みもできるため魅力的ですが注意点があります。シリコン製のケトルは火に対応するため、底面の金属に側面のシリコンで覆うような作りになっています。異なる素材をつなぎ合わせているため、水漏れが発生します。

大手メーカーでも発生する事例で、多く見受けられます。もしシリコン製のケトルを購入した際は、事前に確認してから登山に向かいましょう。

ケトルの用途として、カップ麺のお湯を沸かしたり、スープ・コーヒーを作ることが挙げられます。必要以上に大きいケトルを選ぶと、湯沸かしに時間がかかる上にかさばるため、適切なサイズを選びましょう。

カップ麺では約400ml、スープやコーヒーは約130mlの飲料水を沸かすと想定し、人数・用途に合ったサイズを選ぶことが大切です。購入する際は、適正容量を把握しましょう。適正容量とは、沸騰時に吹きこぼれず安全に湯沸かしできる容量のことです。

• 飲み物だけなら1L未満で大丈夫
• ソロキャンプで料理にも使う場合は500ml～１L
• ファミリーキャンプなら1.5L以上

縦長タイプは、容量が大きいためファミリーキャンプにもピッタリで、かっこいい形状が目を引きます。特にクラシカルなデザインとシルエットが人気です。鏡面仕上げは煤掃除が楽なうえ、キラキラとして映え間違いなしです。

• コールマン
• モンベル
• トランギア
• ユニフレーム

お湯を沸かすためだけに荷物が増えたり、購入することに抵抗を覚えることもありますね。目的はお湯を沸かすことなので、ケトルにこだわる必要はありません。他のもので代用もできますのでご紹介させていただきます。

角を利用して注ぐので、メスティンのクッカーがある方は代用できます。登山中にコーヒーを飲みたい、少しだけお湯が欲しいという方はケトルを購入する前に試してみるのもいいでしょう。

少しの燃料で素早く湯沸かしができ、安全性も高いです。使用後は本体を収納できるのでかさばらず、組み立ても簡単に行うことができます。手持ちのクッカーが使えるモデルもあり、汎用性が高いためおすすめです。

少しでも荷物を軽く、負担を減らすためにもケトルは携帯性で選びましょう。素材や形など細かな違いですが重要視し、ケトルをこだわって選んでくださいね。悩んだ際はこの記事を参考にしてください。